- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2015/06/20
- 出版社: 新書館
- レーベル: モノクローム・ロマンス文庫
- ISBN:978-4-403-56017-0
電子書籍
狼の遠き目覚め
人狼の私立探偵・ジェイクの伴侶<メイト>・レミは、父親・ダークの暴力に支配されていた。 普段は鼻っ柱の強いレミが、父親の前では萎縮して何も言えなくなってしまう。 メイトの...
狼の遠き目覚め
狼の遠き目覚め (モノクローム・ロマンス文庫)
商品説明
人狼の私立探偵・ジェイクの伴侶<メイト>・レミは、父親・ダークの暴力に支配されていた。 普段は鼻っ柱の強いレミが、父親の前では萎縮して何も言えなくなってしまう。 メイトのそんな姿に、ジェイクの胸は締め付けられる。レミの心を自由に解き放ちたい。 その一方でジェイクはレミの存在に狂おしいほどの支配欲をかき立てられていた。 そんなジェイクの思いに包まれたレミは、勇気を出して封印していた記憶と向き合う。 それは目を背けたくなるような悪夢のような記憶だった――。
訳者冬斗氏による、人狼世界のヒエラルキーの解説は必見。 アルファ、ベータ、オメガの関係が丁寧に説明されます。
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紙の本
人狼になったレミとメイトのジェイクの話
2021/04/16 06:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
前作で人狼になったレミとメイトのジェイクの話
前作は全編発情期みたいな話でしたけど
今作はもっとスリリングで根深い話で読み応えがありました。
(発情はしてましたけど)
レミは前作で思っていたよりも奥が深く暗い過去を持ってました。
チェイに対する態度から、
多少ホモフォビア入っているのかと思っていましたが違いました。
父に虐待されているのはわかっていたのですが
それが・・・酷すぎる。
思っていたよりも残酷で暴力的な真実。
だからこその特殊能力持ちになったのかな????
(いや、血筋???)
ジェイクはメイトに対するレミの気持ちがあふれていましたね。
ただし、SM趣味は必要だったか????っていうのはあるのですが
支配・従属関係を説明するには良かったのかしら。
とはいえ、「仔狼(パップ)」って呼び方・・・ちょっと好きでした。
愛情があふれている。
しかもレミが前作では思いも寄らなかったほど
男前だけど、寄り添いタイプだった。
前作で描かれていなかった人狼の群れについて
描かれていた点でも秀逸
群れの分割とか、
群れの絆とか
レミの件と絡んでしっかり描かれていたのが良かったです。
余談ですが、前作でちょっと疑問に思っていた
「人も人狼のメイトであるのか」
もそうなんだっていうのが、別方向からわかってすとんと落ちました。
解説に人狼のヒエラルキーの説明があるのですが
できれば前作に欲しかったわー(笑)
これお約束事項みたいなので、私が知らなかっただけですけど。
今作がレミのことだと知らなかったら
きっと読まなかったかもですが、
この作品読んで次作も読もうとなりました。
電子書籍
愛あるSM
2020/11/07 22:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作で人狼になってしまったレミとキートンのボディガードをしていたジェイクのお話です。
レミのギャップがたまらなく好きになりました。
前作で強気な面が強かったりなかなか素直にならない感じのレミが「イエス、サー」と言って従うのがツボです。
たびたび出てきたレミの夢に深い意味があったのには驚きでした…!
虐待や殺人など重たい雰囲気もあり、最後まで簡単に幸せにはなれないところで、レミのやりきれない気持ちが伝わってきました。
さすがモノクロームロマンスだと思います。
今作にはリバはありませんが、乳首クリップに拘束、人前プレイと愛あるSMが盛り沢山でした。
ジェイクは男前ですし、レミの弟のスターリングは健気でかわいい。
リースとスターリングのお話も読みたいです。
電子書籍
ハードボイルド
2020/09/07 07:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄梅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「シリーズでは一番深みがある」とのレビューにひかれたのと、何より次作の「狼の見る夢は」での主人公、奇抜な色の服を着ているマットが気に入ったので、背景を見てみたいなと。次作はジョージア州アトランタが舞台でまだ想像がついたんですが、ニューメキシコって位置しか思い浮かばず。wikiで州の歴史や文化を見てしまいました。シリーズで読むのはこれが二作目ですが、「夢は」での毒親を上回るもはや犯罪もののくそオヤジの虐待が出てきてびびりました。怖かった。そして赤いジョックストラップをジーンズの下にはく…アメリカンな感じ。日本ではあまり聞かないし。人狼ものは存在を知りつつ最近始めて読んだので、中身もそうですが人狼あるある設定に毎回新鮮な驚きを感じてます。にしても男臭かった!SMシーンは許容内でそんなには激しくないと思うけど、どうなんでしょう。まさか14歳のスターリンクまで!とそこが一番驚きました。
電子書籍
シリーズの中では一番深みあるストーリー
2015/09/30 22:57
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モウ子。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーとしてはこのシリーズのなかでは一番深みがあった気がする。だが、それでも何かと物足りない。トラウマの根元となる部分をもう少しふくらまして欲しかったし、おいおいって突っ込み入れたくなる部分もちらほら。それでも変わらずエロシーンは豊富だ...。
電子書籍
翻訳BL
2018/05/07 17:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「人狼」「メイト」が受け入れられれば、前作未読でも読めると思います。
非常に重い家族の秘密を抱えているがゆえに、人に対してツンツンしている受けが、攻めに対して甘えを出す様子がかわいい!
攻めは情熱的でありながら包容力もあっていい男、いやいい人狼でした。
新しい群れを作るストーリーにもなっていたので、この続きはどうなるのか非常に気になりました。