紙の本
今でもそのまま通用するテーマ
2024/02/25 10:07
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
15年ぐらい前に書かれた小説のようですが、今でもそのまま通用するテーマで、現在もエイジハラスメントがちっとも無くなっていないことに呆れます。34歳にもなって若さにしかこだわることがない能天気な主人公もどうかと思いますが、若いだけでちやほやする男性、若さだけで勝ち誇る若い女性も愚かだと思います。自分に自信を持てるだけの能力を身に着けることは大事だなぁと思いました。
紙の本
女だからこそ自立できる何かを
2021/10/07 14:03
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人は誰しも年を取っていくものなのに、なぜか女には歳を重ねる度に価値が下がった見方がつきまとう。
女こそ自立できる好きなことを持ち、男にへつらわずに女も男を捨てられる位の力を持っておくべきだと教えられた。
ドラマ化されたとのことは知らなかったので、それなりに面白く読み終えた。
紙の本
ドラマとは異なるキャスティング
2015/08/23 08:14
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投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
武井咲主演のドラマを毎週楽しみにみています。原作がどのような描き方をしているか気になって原作を手に取りました。もともと内館さんの本はドロドロしている話が多く(『昔の男』『週末婚』『思い出にかわるまで』『クリスマスイブ』など)、読んでいて面白いです。
登場人物が原作とドラマとでは異なっていて、ドラマにある帝都物産は原作の中では存在していません。若くてきれいな武井咲をあえて主演にすることにより、視聴率を狙ったのかな~?と思います。原作の主人公大沢蜜(34歳)だと一般的には若くないし、視聴率は狙えないから大幅にキャスティングを変えたのかなと思いました。また、毎回のドラマでは武井恵美が啖呵切ったり、はっきりとした物言いで爽快感があり、原作よりも面白いと思いました。
ドラマの脚本も内館さんが関わっていて、内館作品がドラマと原作で二通り楽しめます。
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ドラマやるんだな~と思ったら無意識にレジに持って行ってしまった。
どうも、ドラマは原作とは少し変わった感じになりそうですね。
たしかに、職場の男の人たちは若い女の子にはちやほやするけれど、エイジハラスメントは、日本人としてはもう当たり前すぎて諦めの境地…
この本の登場人物は、物語とはいえこだわり過ぎな気がします。
みんなイタイ。
特に英美里。
いくら美人でも若くてもこんな性格の女は嫌だ。
日本人は、世界的に見たら、むしろ若作りなんじゃないだろうか?
トシをとっても、中身が大人になりきれない方がむしろ深刻な問題だ。
この本のダンナとか。
中二病過ぎ。
この歳で自分の娘ほどの年齢の女性に手を出し、生き方にあっけなく影響され、ふわふわと舞い上がる。
自分の価値観がはっきり見つけられていない証拠だ。
それでも面白く読めました。
玲子が一番いいかな、このまままっすぐ年齢を重ねて欲しいです。
幸子さんもいい。
昔は『不惑』なんて言葉もあったけど、今では還暦でやっと大人なんだろうか…
むしろ本題とは違うところで考えさせられた。
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ふ〜ん・・・という読後感。
確かに若さはいい、だけどそれは一時。振り返った時充実した中身がある様に、と言うのが結論なのだろう。
男の身勝手さに振り回され、それを吹っ切る迄のじくじくたる思いが、私はなんか哀しい。
でもそんな紆余曲折が人生なのだろう。
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面白かったー!
加齢に対してかなり執拗に厳しく描かれている。
蜜がしっかり自分の年齢、自分の人生に向き合い。答えを出したところにすごく共感した。
年をとることは当たり前。
頭ではわかっているのに。。
若い時とのギャップに苦しむ。
若さへの執着…
蜜の年齢に近いので
共感できる部分も多かった。
ただ、直哉みたいな夫はいやだなー。
子育てしてる妻に対して外に目を向けてほしかったって。子育てしてたら時間ないし、、、妹と同じ年齢の女性と不倫って。
玲子の生き方はすごいなっと思いました。
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テンポよくすぐ読めます。女性の年齢ってここまで気になるものなのかなーと思いましたが…気にする人もいるかもしれないので気をつけようと思いました。ドラマとは全然内容は異なりましたが
おもしろかったです。
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わたしは、主人公よりも9歳年上なのだが、今の自分の生き方もイタイだろうかと思うところがあった。
自分のことを言われてる気がして、途中なかなか読み進められないときがあった。
読んだあとも、見た目年齢を気にしてる自分は顕在だし、同年代と思われる人たちを見て安心してる自分がいる。
わたしこそ、若くもないのに少しでも若く見られようとしてるのではないか?
年相応に上手に歳を重ねていくには、どうしたらいいのか?
物語の主人公は答えを見つけたけど、わたしは見つかるのだろうか?
とりあえず、今を大切に生きてく。
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何に固執するのもその人の自由だけど、人からどう見られるかに固執しても良いことはほとんどないなぁと思った。
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20代後半の今、年齢を気にする年になってきた。
けどこれって日本社会だけなのか?
だとしたら、日本に住む女性は気にしすぎか?もったいないなーと思いつつ、年齢を気にすることは常に今の生き方を見直すきっかけになっているのも確かで。
「本当にこれでいいのわたし」って問いかけるタイミングが女性にはある証拠。
常に誰かに何かを与えられるのを待っている自分。
若さを失った自分に何が残るのか。
イイ女でいられるのか、考えさせられる。
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三十四歳の蜜がパート先や好戦的な夫の妹の年齢関係の言動に怒り、夫には若い玲子と浮気をされる。オバチャン扱いに憤る蜜の仕事の辞め方や最終的な自分の為の母親への借金等に幼さや甘さを感じ、期間限定と割り切った玲子には馬の獣医としてひたむきで凛とした芯の通った魅力を感じてしまった。結果オーライさが爽やか。
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内館牧子さんの「終わった人」「すぐ死ぬんだから」を友達から借りて読みました。
内館さんの作品を読んだことがなかったのですが、面白かったので作品を検索。
「エイジハラスメント」面白そうと思い読みました。
うなずけること多々ありでした。
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34歳になり、そろそろ「おばさん」と言われる年齢となった主人公の密。日本では女性はきれいな方が上、若い方が上、という考え方がはびこっているという指摘はまさしく「その通り」!!
若い時は美人に生まれなかった自分を呪い、歳をとると若い人をうらやみ、歳をとることを怖がる。
私の友人でとても美人な友達が何人かいるのだが、美人であればあるほど歳をとるのが恐怖だったようだ。
世の中の風潮がどうであれ、自分が納得できるような人生を歩むべきだと再認識できた本。
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2021年19冊目。
ここ最近、お牧さんのエッセイを読んでは痛快な気持ちになっていた。が、すっかり忘れていたよ。今まで見てきたお牧さんのドラマを…この嫌な感情を!!!年齢と見た目にかなり執着を持っている主人公。義理の妹の底意地の悪さ!!!エッセイと違いモヤモヤする。本当に想像力の欠如か争いを起こす。
密の母の「いざと言う時に、男を叩き出せる女になんな」は激しく同意。自分に娘がいたらしっかりと伝えたい言葉だ。
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会社の同僚に借りて読みました。
ザ・内館作品という感じがして、面白いです。
男性こそ読んだ方が良いかなと思いました。