商品説明
ゴールデンウィーク明けのある朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。発生時刻はすべて同じ日の午後十一時だった。関連性を疑う第五係は、田端捜査一課長の特命を受けて捜査を開始する。その後、さらに同日同時刻に都内で盗撮・強姦未遂等あわせて3件の事件が起こっていたことが判明。一見関連性がないように見える各事件は、実は意外な共通点で繋がっていた――。
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紙の本
異才
2015/10/11 20:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
同時に起きた事件に、実は関連性があって、その謎を解いていく警察小説。最近、氏が盛んに手掛けている作品である。似たモチーフで、よくこれだけ話が作れると感心せざるを得ない。異才の持ち主なのだろう。
紙の本
純粋な警察小説とは言いがたい。
2015/08/17 21:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事の捜査に心理調査官が加わって、マインドコントロールの関係する事件を解決する話。
碓氷ら刑事たちが捜査する部分はおもしろいが、藤森心理調査官が出てくる場面はうさんくさくていただけない。以前にこの心理調査官が出てきた時も思ったことだが、当たり前のことをもったいつけて言っているだけ、というシーンがいくつもある。そして、それなのに碓氷はなぜか感心する。そのパターンがしらける。マインドコントロールの取り扱い方も、現実味が乏しい。やはり、今野さんの警察小説は刑事の捜査を現実的に描いたもののほうがおもしろい。