- 販売開始日: 2015/07/10
- 出版社: eBookJapan Plus
電子書籍
ボクの手塚治虫
著者 矢口高雄
平成元年2月9日。手塚治虫先生の訃報にふれ、衝撃を受ける矢口高雄。矢口にとって手塚マンガは特別なもので、田河水泡、阪本牙城、島田啓三など、多くのマンガに夢中になった少年時...
ボクの手塚治虫
商品説明
平成元年2月9日。手塚治虫先生の訃報にふれ、衝撃を受ける矢口高雄。矢口にとって手塚マンガは特別なもので、田河水泡、阪本牙城、島田啓三など、多くのマンガに夢中になった少年時代だったが、その躍動感と描写力に衝撃を受け、その後の人生に大きな影響を与えたと言っても過言ではないのが手塚マンガだった…!!『釣りキチ三平』などで知られる矢口高雄が、いかにしてマンガの魅力に取り憑かれていったのか…そして、そんな少年時代を軸に手塚マンガの素晴らしさを描いた、自伝的エッセイマンガ!!
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マンガ青年の、手塚先生へのレクイエム
2016/02/23 17:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まきまき - この投稿者のレビュー一覧を見る
『釣りキチ三平』で知られる矢口高雄が、巨匠手塚治虫の訃報に接して、彼自身のマンガとの出会いを通して手塚作品への愛を綴ったコミックエッセイ。
戦後、雪深い秋田に育った矢口少年が接することのできるマンガは数少なかった。その限られた環境の中で、少年はある日、斬新で科学的、スマートで上品な作品に出会う。青天の霹靂とも呼ぶべき出会い。そのマンガの作者・手塚治虫に夢中になった少年は、やがて自らもマンガ家への道を踏み出す・・・
日本の戦後の復興期であり、マンガの黎明期に少年時代を過ごした筆者のエピソードは、実に興味深く読み応えがある。筆者の作品にも多く描かれる、自然豊かな農村の生活風景もみずみずしい。
何より、手塚作品への敬愛が横溢していて、微笑ましく共感できる。
手塚作品、矢口作品、そしてマンガを愛する人に読んで欲しい、愛に満ちた自伝エッセイ。
電子書籍
最高の手塚治虫マンガ
2023/05/24 04:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読んだ矢口先生の本でした。失礼ながら釣りキチの作家さんとしか存じ上げなくて、手塚治虫目当てに読み始めたのですがあまりの素晴らしさに脱帽です。
手塚治虫が出始めた頃の世情、田舎の貧しさや暮らしぶり、マンガが与えた希望、そんな空気感が詰まっていました。
手塚治虫に関するマンガといえば、手塚先生がいかに超人的にマンガを描いていたのかなんてエピソードが多いように思います。読者だった少年が大人になり、マンガ家になり、手塚治虫に対面した時の感動が手に取るようで感情移入してしまいます。矢口先生も手塚先生も自然への愛情が上品な作風に繋がっているのでしょう。