電子書籍
スピード解説 民法〈債権法〉改正がわかる本
著者 浜辺陽一郎
企業法務で定評のある著者が、平成27年通常国会で成立が見込まれている、制定以来120年ぶりの民法改正、とりわけビジネス現場に影響の大きい「債権」関連項目を中心に解説。金融...
スピード解説 民法〈債権法〉改正がわかる本
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
スピード解説民法〈債権法〉改正がわかる本
商品説明
企業法務で定評のある著者が、平成27年通常国会で成立が見込まれている、制定以来120年ぶりの民法改正、とりわけビジネス現場に影響の大きい「債権」関連項目を中心に解説。
金融・不動産業界などのビジネスパーソン、営業、法務・総務担当者等、なるべく早く情報を仕入れておこうという方向けに、法律案ベースで民法改正の重要ポイントを網羅。
●消滅時効→原則5年、短期消滅時効は廃止へ
●保証制度→個人の保証人保護へ
●民事5%・商事6%の利率→法定3%&変動制へ
●「定型約款」の新設→約款の運用に影響
●債権者代位権・詐害行為取消権の改正→債権回収部門に影響 など
目次
- 序 章 なぜ民法を改正するのか
- 第1章 意思表示の基礎理論――通説・判例法理を明文化してマイナーチェンジ
- 第2章 消滅時効の現代化――分かりやすく整理した原則と、その例外の細かな定め
- 第3章 債権の内容に対する規律――その強制力の在り方を整理
- 第4章 責任財産の保全――債権者代位権と詐害行為取消権
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
改正案アウトラインの把握のために
2015/10/20 18:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kikuzu - この投稿者のレビュー一覧を見る
先の通常国会で債権法改正案が成立することを見越して出版されたものでしょう。
結局,債権法改正は先送りにされてしまいましたが,「スピード解説」すなわち速報という意味では十分価値がある本です。
改正の趣旨についても,要綱や議事録を引用するのではなく,著者の理解が端的に書かれているので,読み進むのがあまり苦ではありません。
図については,「とりあえず図にしてみました」というスタンスで書かれたものもあるようで,やや的外れで,本文を理解する助けにはならないようなものが散見されました。
また,それほど重要でない点について同じ内容の注が繰り返し出てくるのも気になりました。
その辺は将来的な改善点としていただくとして,通読して債権法改正の全体像を大づかみに理解するのに適していると思います。