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一般書

電子書籍

冒険者たち

著者 斎藤惇夫作 , 薮内正幸画

イタチと戦う島ネズミを助けに,ガンバと15ひきの仲間は,船で夢見が島に向いました.しかし,白毛のノロイがひきいる,どうもうなイタチの群れに追いつめられ,海岸の岩山で最後の...

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冒険者たち

税込 836 7pt

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冒険者たち ガンバと15ひきの仲間 新版 (岩波少年文庫)

税込 924 8pt

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商品説明

イタチと戦う島ネズミを助けに,ガンバと15ひきの仲間は,船で夢見が島に向いました.しかし,白毛のノロイがひきいる,どうもうなイタチの群れに追いつめられ,海岸の岩山で最後の決戦の時をむかえます.

目次

  • 目  次
  •    第 1 部
  •  1 海 へ
  •  2 船乗りネズミたち
  •  3 助けを求めにきたもの
  •  4 船 の 中

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みんなのレビュー76件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

ネズミに惚れた。

2002/11/01 22:00

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鉄コン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どうしてもっと早く、多感だった子供の頃に読まなかったのかと後悔させられた一冊です。
 小さなネズミたちが戦いを挑む相手は、白く美しいノロイ率いるイタチ集団。某有名アニメの原作にあたる本なのですが、とにかくすごい。
 戦うということ、誰かを守るということ、意思を貫き通すこと、全てが困難で後ろを向いて逃げ出したくなるけれど、彼等は弱さを見せない。笑っていられる、歌っていられる……まさに冒険者の鑑!!
 男前な児童文学です。

 

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紙の本

動物が主人公の冒険小説の傑作

2002/02/24 02:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 動物が主人公の冒険小説の傑作。読んでいてふとトールキンの「ホビットの冒険」を思い出した。居心地の良い住処でのんびりしていると不意に来客が。主人公はその住処が気に入っていたので冒険などする気はさらさらなかったが、何となく誘われるまま出かけ、なりゆきでそのまま冒険へとかりたてられる。

 古い作品だが、それを感じさせないほどの面白さ。主人公のネズミのガンバをはじめてとして、ガクシャ、マンプク、イカサマ、シジン、ヨイショ、イダテン、アナホリ、オイボレなど脇役も個性豊かな面々が勢揃い。圧巻なのが終盤のイタチのノロイ達との戦い。単なるチャンバラものに終始せず、スリリングなかけひきが物語を盛り上げている。単純に読んで楽しい娯楽冒険小説。良い作品は時を越えて読んでも面白い、の見本のような物語だ。

 ちなみに好きな台詞。「これが海の空気というもんさ。この空気を一度味わったら、陸の空気なんて水割りのウイスキーみてえなもんだぜ」ヨイショ談。

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紙の本

アニメ映画化されたことで有名な「ガンバと仲間たち」の原作本です。

2020/05/01 11:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、アニメ映画化されたことでお馴染みの「ガンバと仲間たち」の原作にあたる斎藤惇夫氏による『冒険者』です。内容は、ドブネズミのガンバとその仲間たちが、島ネズミを助けるためにイタチとために戦いに夢見が島へ渡ります。そこで、獰猛なイタチの強大な攻撃を受けますが、ガンバたちは知恵と力を尽くして立ち向かいます。一体、結末はどうなるのでしょうか?ハラハラドキドキの展開です。

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紙の本

少年漫画のドキドキワクワクが好きな人、必読。児童書と侮るなかれ。

2017/05/27 10:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:フジ山フジコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒険、勇気、友情、愛、生と死。

いろいろなドキドキがギュッと詰まった、子どもだけでなく大人も楽しめる一冊です。
そんじょそこらの少年漫画より、よっぽどドラマチックで胸が熱くなる物語なのではないかと。

主人公はネズミですけどね。
敵もイタチですけどね。

言わば“今時の若者”なガンバが、冒険を通して大きく成長していく物語なんです。
もちろん仲間たちも、ともに成長していきます。
その仲間たちがまた個性的で魅力があるんですよ~。
マンプク、イカサマ、オイボレ、・・・名前だけで想像が膨らみますね(笑)。

また、島で出会った女の子(メスネズミ)・潮路との恋の行方も気になるところ。

後半に描かれるイタチの頭領・ノロイとの最終決戦は、手に汗握る展開あり、涙が止まらない展開あり・・・。
盛り上がった気持ちが途切れるのがもったいなくて、休憩を挟まず一気に最後まで読んでしまうと思います。

子どもには、ぜひ読んでみてもらいたいな。

特に“漫画は好きだけど本はちょっとな~”みたいなチビッ子に言いたい!!
某海賊漫画や某忍者漫画くらい、すっごくドキドキワクワクするよ!!

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紙の本

この作品だけでは、、、

2005/05/06 21:11

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

NTV系で放映されたアニメ「ガンバの冒険」(1975)の原作です。
放映後に図書館で読んで購入したかったのですが絶版で入手できず
講談社から文庫になった時(1978)に購入しました。

町ネズミのガンバは友人のマンプクに誘われて住み心地の良い住処を後に港へ行く。
そこでは数千匹のネズミの宴会の最中、飲んでいる物、相撲を取っている者、、、、
そこに傷だらけで助けを求めにきた島ネズミの忠太の話を聞きイタチと戦うために
出発するガンバと15匹の仲間たち。
勇んで夢見が島へ渡るんですが待っていたのは狡猾で残虐な白イタチのノロイが
率いるイタチの大軍でした。
生き残った島ネズミたちを率いてガンバたちは、どう戦っていくのでしょうか?
島ネズミたちに伝わる祭歌に隠された秘密で劣勢を逆転できるのか?

わくわくする戦いと広い世界への憧れ、他者を守るために一歩も引かない強い意思。
大人と言われる年になって、この作品を読み返すと違う一面が見えてきます。
「これは、ハードボイルドだ、、、」
北方謙三やハメット、チャンドラーに匹敵する作品だったのです。
軟弱で面倒なことはしたくなかった町ネズミのガンバが困難に笑って立ち向かう
大人に(ドブネズミですが)なっていく物語なんです。
シチュエーションやプロットは「指輪物語」や「スターウォーズ」に似ていますが、
そんなことは脇に置いておいて心から楽しめる作品です。

アニメはネズミたちの数が減って7匹になっています。
やはり15匹では多すぎたのでしょうか?
アニメでも原作でもイカサマが気に入ってます。
冗談を言いながらでも決める所は決める。
マンガ「コブラ」や「ルパン三世」のようでもあります。

長年、編集者として活躍していた斉藤氏も現在は専業作家です。
昔と違い定年後でもバリバリ新作を書いてほしいのですが、、、。
この作品が面白かったなら「グリックの冒険」と
「ガンバとカワウソの冒険」は必読です。

現在は岩波書店から文庫と新書で再版されています。
できれば発表順に「グリック〜」「冒険者たち」「ガンバとカワウソ〜」と
読んでほしいんですが、順不同でも面白い作品です。
本当は星五つにしたいんですが、三部作を読んで
ガンバたちの成長を読み取って作品は完結すると思うので星四つ(笑

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電子書籍

子供向けだが

2023/07/24 19:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

大人も読んで欲しい本です。というのは、数年前、小6とその三十代の親が、感動したそうで、自分もすすめられ、読みましたがマル、でした。主人公のガンバは、町に住むドブネズミ。イタチとの戦い、頼もしい助っ人などなど。

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紙の本

ガンバと15ひきの仲間

2017/04/25 18:14

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメで有名な「ガンバの冒険」の原作です。
アニメは見たことがないけれど、いい本です。
読んでよかったです。

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