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アムリタ (上)
著者 吉本ばなな
甘い笑顔を持つ美しい妹が心を病み、死んだ。姉の私は頭を打ち28年間の記憶を失ってしまう。さらに弟が未来の一部を予知できるようになって……。“半分死んだ”ようになった私と“...
アムリタ (上)
商品説明
甘い笑顔を持つ美しい妹が心を病み、死んだ。姉の私は頭を打ち28年間の記憶を失ってしまう。さらに弟が未来の一部を予知できるようになって……。“半分死んだ”ようになった私と“チャネリング小僧”になった弟は、高知やサイパンへの旅の中で、生命の輝きを取り戻していく。無力感にとらわれ、心が闇に近づく時、支えてくれる日常の確かな手触りと輝きを描ききった。人類を救う永遠の傑作。
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漂う感じ、でも命を感じる
2017/03/31 22:35
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投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ああ、表現ってこういうことなのか、と思った。たとえば、普段、私が綺麗なXXだな、と思ったりするようなことが、思いがけない言葉で、でも、それがきっちり言い表されている。そういう表現もよかったし、喪失感、生命感がほわほわと漂う感じも良かった。またキッチンが読みたくなった。