電子書籍
切れ味はいまいちだが
2020/06/18 12:18
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名のとおり食べ物をテーマにしたショートショート集。
一般的な見方として、ショートショートの味わい 値打ちは 最終行一行で決まる。となっている。
その点ではこの本に収録された各篇の最終行の切れ味はいまいちのものが多い。
しかし、優しい 楽しい 雰囲気の作品が多く、そちらの方で楽しめる。
紙の本
気分転換に最適
2015/09/29 20:57
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投稿者:ちえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
”ショート・ショート・マルシェ”のタイトルどおり、食べ物にちなんだお話18編収録。
題材は食べ物だけど、お話のテイストはホノボノからゾクッとまで色々。
どれもサゲが効いてます。
電子書籍
オチがー。
2024/01/27 17:00
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投稿者:ヤエチン25 - この投稿者のレビュー一覧を見る
各々の話は発想が面白いけど、オチが今ひとつ、オーってならない感じでした。今回は食べ物にちなんだショート・ショートでしたが、他のショートも読んでみたいと思います。
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食にまつわる18編の短編集。
くすっと笑えたり、ほんわかしたり、ゾクッとしたり、バラエティーに富んだ短編集でした。どれも発想が面白かった。
お気に入りは「カフェの素」「捜索料理」「差し歯」。差し歯、自分なら普通のものでお願いしたい。。
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デビュー作品集「夢巻」に続いて、田丸さんの本を読むのは2冊目。今回も素晴らしいクオリティーでした。
本書はまさに「マルシェ」(市場)のような作品集。市場が様々な商品を扱っているように、クスッと笑えたり、ちょっと怖かったり、様々なショートショート作品が詰まっています。
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気になっていた作家さん、初文庫化ありがとう!面白かったー。いろんな食べ物を、「そっち?!」という方向に持っていって料理してみせてくれる。
解説で、ショートショートの創作方法について簡単に触れていて、それを知るとこの本のうち何編かは「ナルホドなー」と発想の源が垣間見える気がする。
印象に残ったのは、「カフェの素」のカフェの空気についての考察、「お腹のビール」のオチ、「日の出」の景色。
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久しぶりのショートショート、読んでみてなかなかのものだと思っています。
星新一さんの孫弟子…そういうくくりなのかなぁ??とも思いますが星さんを思い起こさせてくれます(と思って調べてみたら星新一さん唯一のお弟子さんの弟子さんなのだそう)。
読んでいくにつれてちょっとぞくっとしたのですが、読後は
本当にマルシェ(市場)に行ったようなきぶんになれました。また読みます。
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【収録作品】ネコの芽/キープ/カフェの素/踊茸(オドリタケ)/羊涎琥(ヨウゼンコ)/差し歯/捜索料理/男をつかむ/キャベツ/鯛の鯛/皮使い/MEN/お腹のビール/ケイ紀/二枚目の/チョコレート・レイディ/信号木/日の出
核となるワンアイディアをうまくまとめていて、印象深い。
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ショートショートというと星新一が思い浮かぶ。ただ星さんは結構オチに毒の効いた物語が多いのに対し、この人のこの作品群はどちらかというと、ほっこりしたやわらかい物語が多い印象。(そのため、ショートショートのオチにそういう「鋭さ」を想像している人だと少し物足りなさを感じるかも。私はそれは気にならず楽しめた)
著者は星新一の孫弟子にあたると解説で書いてある。ただ、作風や描写の仕方は似ているようでかなり違う。従来の王道を行きながらも著者独自のカラーの強く出た作品になっている。不思議でシュールで、時々の不気味感もスパイスになり楽しく読める作品。
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発想が面白い、と最初の方な思っていた。
けれど、徐々にマンネリ化してしまった。
というのも、ネタバレになるけれど、多くのお話が「○○が生まれる/作られるところは、実は従来のあそこではなくて、☆☆だった!」という展開に収束していったから。
解説の方は絶賛だったけれど、ぼくはマンネリに耐えられず、途中で投げ出してしまった。
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チョコになった女、ネコになる山菜など『食』にまつわるちょっとおかしな短編
この短編のテーマのほとんどがダジャレみたいな言葉遊びです(たとえば、トウモロコシならぬ、トウモロコ歯。とか、創作料理ならぬ、捜索料理、とか。トウモロコ歯は"ポップコーン''にならなければ欲しいかなぁ(^_^;))
思いつきそうだけどなかなか意外性のある発想が、数ページで纏められているのでサクサク読めます。
切り取る世界は長編と違ってほんの一瞬。しかも、常識から『ちょっと離れた』面白い世界。常識から離れている分、『作者は一体何を書いてんねん』となりそうなものを、ちゃんと読んでいる"私たちの世界"から離れることなく、短く、緻密に、軽快に書いてくれています。(起承転結でいうところの"転"が薄く、ドラマティックな類のものではないところは不満に感じる人も多いかもしれないです。)
スパッとオチをつけて終わっているのは良い。読後にどんよりしたくない方、安心してお読みください。短編にそんな恐れを抱く人はそんなにいないのかもしれませんが^^;
ちょっとネタバレになるけど、何となく好きなオチを書きます。気になったら読んでみては?
『ネコが浸かる水槽の中に重曹をたっぷり入れるようにしてみるんだ。ゼンマイみたいにアク抜きできやしないだろうかって。』
『いっそこのまま、きみでフォンデュになるのも悪くはないさ』
キャベツサイボーグ、おそるべし(?)
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軽ーく、不思議な世界に足を踏み入れさせてくれるショートショート。Eテレあたりで、5分アニメ的に動画にしてくれないかなあ、な感覚。
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故星新一氏の正当な孫弟子、といううたい文句だったのでかなり期待して読んだ。
期待が大きすぎたのだろうか、あまり面白くなかった。
ヘタクソな駄洒落ネタが多くて「あれ、ショート・ショートってこんなのだったっけ?」と首を傾げてしまった。
又吉直樹氏が絶賛しているけれど、氏は果して本当に面白いと思ったのだろうか。
中には「おお、これは」というのも数編あったのだけれど……。
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手軽に楽しめて良い感じ♪
結構ダジャレが多かったように思いますが「なるほどね~」と思わせるオチもあって、クスッとしたりほっこりしたり面白かったです。
私は好みでした。
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ダジャレが多いです。
社会風刺とかではなく、ユーモア重視の話です。こんなアイテムあったら面白いね。という空想が多いです。
文章は読みやすいので、息抜きに一話、と読むにはちょうど良いです。お気に入りの作品を探すのも良いかもしれません。私のお気に入りは踊茸。
あと何個かカニバリズム的表現があります。