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家なき娘(上)
著者 作:エクトール・マロ , 訳:二宮フサ
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家なき娘(上)
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家なき娘 上 (偕成社文庫)
商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
インドからパリまでの長い旅の途中で、父も母も失ったペリーヌは、フランス北部にある祖父の工場まで一人たどり着く。祖父は、ペリーヌの父を勘当していた。インドで生まれた孫のペリーヌを受け入れるわけがないと思ったペリーヌは、身分を隠し工員として働きはじめる。近くの無人の小屋を手に入れ、たった一人で住み始めるが、一人暮らしは、ペリーヌにとって思わぬ喜びの連続であった。アニメ「ペリーヌ物語」の原作。「家なき子」とともに19世紀フランス児童文学の傑作の完訳。
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紙の本
あのペリーヌ物語です!
2002/04/01 15:21
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Pasta - この投稿者のレビュー一覧を見る
今更かもしれませんが、非常に面白い。
ペリーヌは親戚の家に向かう旅の途中で父親を亡くし、病んだ母親を気丈に庇いながら旅をしています。しかも、この親子には、何か隠された事情があって、親戚に歓迎されないかもしれないのです。そして母親は力つき、ペリーヌは一人旅となります。もう小銭しか残っておらず、その小銭もわずかなパンと引き替えに消えてゆく。道ばたで子供が倒れていても、見向きもされない過酷な当時のフランス。
希望と挫折が繰り返し襲ってくる中、たった一人で必死に考えて乗り切ってゆくペリーヌに、引き込まれてゆきます。
そして、やっと親戚の家のある街に着いたペリーヌですが、なぜかすぐに家を訪ねようとはしないのでした。