商品説明
オーバー・チューリング・クリーチャー(OTC)が現実宇宙の解像度を上げ始め、人類がこちら側へと退転してからしばらく――。特化採掘大隊の朝戸連と相棒の支援ロボット・アラクネは、OTCの構成物質(スマート・マテリアル)を入手すべく、現実宇宙へ向かう。いっぽう、ふたつの宇宙で起こった一見関連性のない連続殺人事件の謎に直面した刑事クラビトは、その背景に実存そのものを商品とする多宇宙間企業イグジステンス社の影を見る……。宇宙と物語に、いったい何が起こっているのか?
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紙の本
読み易い円城塔
2015/10/29 11:56
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投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやー、短編集は挫折したけどこれはわかりやすくて面白かった。とはいえじゃあどんな内容だったかって尋ねられても説明できる様なものじゃなくて、牧野修と野崎まどと西尾維新あたりを混ぜ合わせて、夏休みに理数系の勉強を一日15時間ずつくらい叩き込んだらこんな感じになりそうだよなぁっていう、理屈理論の綱渡りみたいな小説で、主な筋としては超知性との戦争ってことになるんだろうか。わからん。しかしモアレだとか偽色だとか、なんでそんな専門用語まで知ってるんだろう、この人。