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日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか
著者 金達寿
朝鮮半島からの渡来人を抜きに日本の古代は語れない。全国に分布する彼らの高い文化水準を伝える遺跡に注目した著者は、20年余にわたる踏査の旅へ出発した。次々と掘り起こされる、...
日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか
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日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか (講談社学術文庫)
商品説明
朝鮮半島からの渡来人を抜きに日本の古代は語れない。全国に分布する彼らの高い文化水準を伝える遺跡に注目した著者は、20年余にわたる踏査の旅へ出発した。次々と掘り起こされる、忘れられあるいは隠された真実。そこから考察された両国・両民族の歴史的関係は我々を呪縛する〈帰化人〉史観の訂正を迫る。壮大な紀行の第一歩となった本巻は、関東編を収録する。(講談社学術文庫) ※この電子書籍の底本である、講談社学術文庫の原本は、1983年4月に講談社より講談社文庫として刊行されました。『日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか』は、講談社学術文庫を底本とし電子化した電子書籍のほかに、講談社文庫を底本とし電子化した電子書籍『日本の中の朝鮮文化(1)』も配信中です。内容は同一のものとなります。あらかじめご了承ください。
目次
- まえがき
- 相模国の遺跡
- 武蔵野の年輪
- 北多摩の古墳
- 甲州街道から浅草へ
- 武蔵を後に下野へ
- 足利・秩父の渡来人
- 房総・常陸をたずねて
- 上野に残された痕跡
- あとがき
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紙の本
地道な研究成果
2023/08/02 10:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
彼らは弥生時代に稲作とともにやってきたのか、古墳時代に大挙して渡来した権力のある豪族なのか、日本に敗れ連れてこられた「帰化人」なのか、地道な調査によって、その疑問が明らかにされていく
紙の本
2001/11/18朝刊
2001/11/26 22:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の朝鮮遺跡を探ってきた著者が、山城、摂津、和泉、河内の各地を訪ねた記録だ。山城の大田神社の老みこは朝鮮のムダン(みこ)にそっくり。祇園祭も高麗氏族の祖先の祭りを起源としていた。摂津の伊居太神社では宝物の朝鮮兜(かぶと)を拝観している。関東よりも関西は古代の朝鮮文化が濃密、濃厚に残っていると実感させられる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001