紙の本
アフリカの民が友人になれば
2010/01/31 18:44
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アフリカについて語るときに、この国の民が語れること、その枠が
狭いんではないか。どこの国もそれなりにかなり悲惨であり、そこそこの
幸福があるはずなのに、とかくアフリカに関しては、外部のものが語ると
十把一絡げで悲惨比率が高すぎる。そんなときには、マーケティング的に
内部外部のポジティブ面とネガティブ面を整理整頓し、アフリカに吹く
追い風を見極めてみると、けっこう悲惨になってきたこの国の人々を
逆照射できるんではないか、その格好の書が本書だ。
マーケティングコンサルタントの著者が語る「アフリカ市場」はひたすら
楽観的だ。9億人の消費者は中国やインドとも引けを取らず、ビジネス
意欲も旺盛で起業家も続々生まれている。人々の有形無形の思いを
組織化し、格差を飛び越えるためのインフラ整備が進めば、アフリカの
将来は確かに右肩上がりのバラ色に見える。
著者がアフリカの市場を捕らえる際に最も重視するセグメントは、
地域でも性別でも人種でも民族でもなく、所得層だ。なかでもこれから
勃興するのは「アフリカ2」だという。先進国並みの消費/生活をする
「アフリカ1」は9億人のうち多くてせいぜい1億、これに対して向上心
旺盛な中流層「アフリカ2」は5億人ほどにのぼり、年収は50万円に
満たないレベルではあるものの、子どもに教育を受けさせることに
熱心で、携帯電話を持っていて、余暇もあり、そして若い。
中流を想定する健康的なマーケが今のアフリカに求められていて、
教育や医療やコミュニケーションをめぐる経済活動の中から、
今アフリカが抱える諸問題を、中間的な普通の人々が自然な起業
意欲で解決していく様子が本書には溢れていて爽快だ。
この健全な躍動感はもう南にしかないのかもしれない。
施しより貿易、チャリティーよりセルフブランディングの方法。
日本からアフリカを思うことは、世界の各地で今も普通に暮らす
「ワールド2」な人々と、水平な視線で交流する方法を問うことでもある。
勢いで勢いに乗る集団に対して、我らは根気よく健全な商売を営み、
足るを知り、意思を持ってテンション高く腰低く対応すれば、
お互いの暗い過去のない両地域は、とても楽しい友人になれるはずだ。
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著者は、ヴィジャイ氏である。氏はテキサス大学経営大学院教授であり、多数の書籍を
執筆していると同時に複数の賞を受賞をしている。
つまり、なかなか信頼が置けそうな人物であるって事。
内容は、「アフリカ市場の将来価値は高い」この一点に尽きる。
そして、それを支える氏の理由は以下の3つと言えるだろう。
1.アフリカは9億人の市場かつ、ブラック・ダイヤモンドと呼ばれる
中間所得層が伸びてきている。
2.言語や宗教が似ている国が多いため、一つ一つの国は小さくても
マージして視る事が可能と考える。
3.優秀な人材・多くの企業が注目をし、参入をしてきている。
ビジネスは基本的に「マクロで勝つ」のが最も簡単である。
よって、氏の主張は全てとは言わないが、正しい部分が多いと個人的には思う。
これからは、アフリカ・・・アフリカ全体を視ていくと楽しいだろう。
しかし本書、結構詳しくアフリカ消費者の実態を詳しく記載してあるので、
なかなかおもしろく読み進める事が出来た。
そして、本書の内容全てがファクトだとしたら近いうちに一度行ってみたいと思った。
市場機会は腐るほどあるのだろうし、なにしろ自らの知識と違ったアフリカを
体験したい。友人が旅をしていたので、案内でもしてもらおうかな。。。
まぁ、こういった知識と実態が異なるのは、メディアがアフリカの”負”の部分だけを
フューチャーする傾向が強いからだろうな。やめてくれないかなー(笑)
以上
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インド人経営学者による著作。貧困と格差、紛争、HIVなどの問題が山積しているアフリカの状況にこそ、ビジネスチャンスを見出せると説く。ビジネスの視点からみたアフリカが新鮮。
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9億人が生きるアフリカ大陸53ヵ国のうち、2006年の国民総所得の一人あたり平均で12ヵ国は中国より高く、20ヵ国がインドを上回っている。大陸全体の平均ではインドのそれを上回っている。アフリカは意外に豊かな市場なのだ。
むろん、世界の最貧国もアフリカには存在し、問題が山積していることも事実だ。だが多くの課題や欠如があるということは、それだけのビジネスチャンスが開かれているということでもある。
犯罪があろうと政治腐敗があろうと9億の人々が日々のパンを必要とし、インフラが未整備だからこそ携帯電話を求め、貧しいからこそ子供へのよりよい教育を望んでいる。チーター世代と呼ばれる若者層は、民主主義を求めるのみならず世界の流行にも敏感だ。
既に欧米の著名企業もアフリカを重要な市場として動き始め、中国やインドは積極的な投資を開始している。在外アフリカ人からの資金や頭脳の流入も加速している。優れた統治を行った政治家に引退後の賞金と年金を贈ることで、ガバナンスの質的向上を図る基金も創設された。
なによりアフリカの明日を確かなものにしているのは、アフリカの若者たちの楽観主義だと著者は語る。ビジネス書というよりも、新しい世界観に眼を開かされる一書である。
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ゼミ選考課題の所感文のために読んだ本
以下その時に書いた所感文
本書では序文で、貧困、紛争、政治腐敗などの悪いニュースに表象される「施しの対象」という世界中の多くの人々がアフリカに対して持っているイメージがアフリカの成長を阻害している最大の原因であるとして大きく否定し、大陸全体で9億人という人口に基づく巨大消費者市場の大きさ、優秀な起業家やビジネスリーダーをアフリカの真の富であると強調している。インド出身でマーケティングのコンサルタントを務めている著者が、自国の現在の経済成長とアフリカの近い未来のそれを重ねつつ、アフリカ経済の勃興を期待している。そのことを大前提とし、第一部ではアフリカ大陸の市場における可能性や携帯電話や金融の急速な発達を含む現況、アフリカの市場を担うとされるセグメントなどを具体的に統計などの値を用いて説明している。第二部では第一部で挙げた現況、課題などを踏まえた上で、その要因となっているものは何か、更なる成長には何が必要か、ということを各アクターや業種、要因ごとに細かく分類して解説している。それらをヒントとして位置づけ、読者にアフリカにおいてどのようなビジネスチャンスが考えられるかということ主体的に考えることを促すような構成となっている。
本書の素晴らしい点は、貧困やインフラの脆弱性といったアフリカに内在する深刻な課題に対するアプローチ法である。単にそれらの原因や解決法を述べたり、市場における影響は小さいということを強調したりするのではなく、その課題によって生まれる新たなニーズを起業家にとってのビジネスチャンスである点に焦点をあて、実際に実例も示していることである。例えば、停電が頻繁に起こる地域では家庭で食事を調理することが困難であり、外食産業の需要増が起きていることを示している。もちろんソーラー発電、風力発電などの需要の急増は言うまでもない。これらは本書に示されている実例の一例に過ぎない。本来ならば“害”である部分を起業家やビジネスリーダーがイニシアティブを取り、利益をあげることのできる機会であるということを証明している。また、上で述べた通りアフリカの更なる成長には何が必要か、可能性はどこに存在しているのかということを市場はもちろん教育、在外アフリカ人の存在などあらゆる側面から説明している。一つ一つの側面からの視点の深みを多少は犠牲にしつつも、アフリカ大陸の可能性の全体像を多面的に捉えることを可能にしている。アフリカ市場に関してあまり詳しくなく、アフリカに対して負のイメージを持つ者にとっては、アフリカ市場に関して広く浅く学ぶ入門書としても新しい真実を知るという意味にしても、読むに非常にふさわしい本であるといえる。
しかしその一方で、アフリカの消費者市場、経済の発展を考える上で無視できない事柄に対していくつか不十分な点があると感じた。確かにアフリカ大陸がもつ深刻な課題を、利益を上げることのできるチャンスであることを示している点は素晴らしいが、その課題によって引き起こされる負の部分があまりにも軽視されている。例えば、内戦、紛争によって引き起こされるビジネス上の損失に関する���述などは皆無であった。全ての課題において、あくまでも一部の起業家にとってのチャンスであるということが強調されているような印象を受けた。インドの経済成長とアフリカのそれと重ね合わせている以上、インドに少なからず内在する深刻な課題とも重ね合わせてもいいのではないかと思う。良くも悪くもアフリカの光の部分のみに焦点を当てているのだ。またアフリカの消費者市場の可能性が本書のメインテーマとなっているが、すべての消費者層に注目して話を進めてはいない。アフリカ大陸の上中流階級の直下の層を急成長している消費者層(アフリカ2)として、そのアフリカ2の消費傾向などを重点的に述べ、企業はその消費者層に対してどのようなアプローチを取るべきかが詳細に書かれている。しかし、私はアフリカや開発問題を語る上では最下層(アフリカ3)の消費者層にも焦点を当てるべきであると感じた。その消費者層に企業が進出できる可能性を述べ、いかにして官民協働で最貧困層にアプローチをするのか、できるのかという開発的な内容も入れ込むべきであった。さらに、アフリカ大陸と他地域、他国の関係に関する説明はほとんどなされていない。アフリカの消費者市場、つまり内需の大きさを説明することが本書のテーマとなっている上では仕方のないことではあるが、今日の「フラット化している世界」において内需の大きさのみを述べて、今後急成長するであろうと結論づけることは可能であるのかという点は非常に疑問である。中国やインドにおける経済の急成長は当然大きな人口を背景にした内需の大きさに依るところも大きいが、それ以上に他国への輸出志向型産業の成長がうまくなされたことに依るところが大きいのではないのであろうか。メインテーマからそれてしまうが、消費者市場の可能性を語った上でさらに、アフリカ企業がいかにして旧宗主国などに進出できるのかということも述べるべきである。
上で挙げた通り、いくつか疑問に思う点があったことも事実であるが、私は本書に対しては肯定的な立場を取っている。筆者が本書を書いた最大の目的は、読者に欧米のメディアが作りだしている「施しの対象である」といったアフリカに対する負のイメージを打破し、援助よりも投資が必要であるということを訴えることである。それに関しては私を含めた多くの読者には強くなされていると思われるからだ。本の上から飛び出し、実際にアフリカを訪れて現状を自分の目で確かめることが必要であると強く感じた。
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知っていることと、知らないこと。
知っていると思っていても、実は知らないこと。
正しいこと、正しくないこと。ルールがあるもの、ないもの。
結局は、自分を信じるしかないけど、知らないことがあることも知ろう。
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★可能性を示す具体例が豊富★インド人の在米マーケティング学者によるアフリカの市場分析。アフリカにいち早く進出したのにはインド人が多いのは、発展の経緯を身をもって知っているからという趣旨は説得力がある。とにかくアフリカでのビジネスの具体例にあふれているのがすばらしい。販売網を整備することで市場を「組織化」する、有線をすっ飛ばし携帯電話がテレビや決済まで手掛ける(いつも不思議なのだがこうした新興国では料金をどうやって払っているのだろう)、ノリウッド(ナイジェリア)の隆盛(といっても映画館ではなく、レストランのテレビで流れる映画を作る)。さらに気になるのが、在外アフリカ人からの送金。ウェスタンユニオンはマックやスタバやウォルマートの全店舗の合計よりも多いという。送金を含めた経済力という視点は日本では思いつかない。「あなたがあるから私がある」を意味する「ウブントゥ」もキーワードになるのだろう。
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アフリカ大陸を一つの市場とし、そこに居る9億人全てを潜在顧客と捉える。アフリカで成功した企業の成功譚や、その切り口について述べられている。日々に必要なモノから、通信、映画、またビジネスを通じた貧困を減らす事を求めているものまで多岐にわたる。そこに人が居る限り、市場となりうるという事を非常に分かりやすく書いた本だと思う。所々印象に残ったので引用しまくってしまいました。時々読み返すと、新たな発見がありそう。
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アフリカ市場がどのような市場であるか、様々な起業家・経営者の話を書き綴っている本です。
☆5にしたのは自分がアフリカ経済について余り知らなかった為、私にとっては非常に有用だったからです。内容自体に関しては、知っている人からすれば大したことはないのかも知れません。実際は☆4.5程度の評価だったと思います。何度も読み返すものでもないですが、知識として確実に仕入れておく必要がある内容でしょう。
簡潔に纏めると。
アフリカ市場は世界10位の規模を持つ経済圏であり、現在急成長中、中国やインドの企業、欧米の企業も続々と参戦している。海外からの投資も順調に増え続け、人々の富は確実に増えている。電話線が普及していない為、携帯電話の普及率が高く、貸し出しも含めれば人口の多数が使用している他、テレビやラジオも普及している。
アフリカ1,2,3の階層から構成され、以前は富裕層であったアフリカ1を対象としたビジネスが殆どだったが、アフリカ2の拡大と資産の増加と共に、この下位層を狙うビジネスが増えている。彼らはブランドに強い憧れを持ち、ブランディング化が重要となっている他、生活レベルの向上と共により良い生活に魅力を感じている。
アフリカ大陸は物流と行った観点からも進出しにくい市場だが、非公式市場の利用や在来小売の組織化によってシェアの拡大に成功しているケースが多い。
商品市場の他にも電気、水、衛生、空気、航空、インターネットなどのインフラ系などにも多大なビジネスチャンスが潜んでいる場合によっては政府と共同でのビジネスも実施できる。
また、若い世代が多く、既存概念に縛られない世代が多い。親は子の教育には非常に力を入れるため、教育における機会も存在する。
アフリカは国内市場だけでなく、莫大な規模の在外アフリカ人からの送金による市場が成り立っている。在外アフリカ人は着実に増え続け、また教育されたアフリカ人の帰国などによっても成長が促されている。
アフリカ市場は乗り越えるべき課題、ハードルも高いが、非常に魅力的な市場として成長している。
と言う感じの話だったかな。まぁ細かい話は色々載ってます。
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アフリカにおける安定的な電力供給の欠如から、発電機や太陽電池n市場が生まれた。不安定な金融システムは携帯電話の通話時間を交換するシステムやマイクロファイナンス、携帯電話による銀行システムなどを生み出した。
アフリカの一人当たりの総所得で見れば、インドよりも裕福である。実際、アフロ化の10以上の国家が中国よりも豊かである。
携帯電話を所有している人は1億3000万人を超えている。世界で最も成長の早い携帯電話市場。
GSMAによると、2005年にはサハラ以南の人口の60%以上が携帯電話の通信圏内に入っており、この数字は2010年までには85%までに増える見込み。
携帯電話は経済全体の促進剤。ほかの事業は携帯電話によるコミュニケーションンの上に成立している。
アフリカなど多くの発展途上国地域では、携帯電話こそが初めて手に入れる通信インフラであり。零細企業に事業基盤を与え、地方と世界をつなぎ、知識を広める道具となる。一言でいえば、携帯電話は経済発展の根幹なのだ。
携帯電話の普及により。世界最先端の通信技術が最も未発達な村にまで届けられるようになった。金融業はどこまでも行く。成長は速く、収入は上がっている。アフリカは途方もない可能性を秘めた大陸だ。
あらゆる人が携帯電話を持つことで地位や富を誇示したいと思う願望こそ、アフリカの多くの国で消費者需要を喚起する要素になる。
携帯電話の技術の普及は、ときに電力不足対策に役立つこともある。ナイジェリアで電話ネットワークを維持するために、携帯電話会社マルチリンクスはほぼすべての基地局に発電機をつなげなければなかった。
携帯電話のコンテンツも発展している。衛星テレビサービスを基盤として、南アフリカのワールドカップが携帯電話に配信されるテストも行っている。
Mテックコミュニケーションズ(MTNらの共同出資会社)はコンテンツ配信をしている。SMSサービスなどを実施している。
ルワンダでは携帯電話は医療に活用されている。アメリカの企業ボクシーバが構築したシステムを使い、僻村の医療従事者は現場から携帯電話を使って診断書を直接送信できる。このシステムによりエイズ患者の経過観察を行い。国内340か所の診療所のうち75%をつないで合計32,000人の患者を診ることが可能になっている。診療所はシステム経由で県sな結果や薬品のリコール警告などを受信することも可能だ。
欧州では在外アフリカ人が多く、スペインのVodafoneでは国内に住む移民向けに自国にかける電話を安くするサービスを始めた。
2007年2月には、GSMAがマスターカードと共同で、外国えの出稼ぎ労働者が携帯電話ネットワークを利用して故郷へ送金できるようにするパイロットプロジェクトを開始した。出稼ぎ者が携帯電話を使って現地の銀行での振り替えを指示し、故郷の家族の携帯電話に送金通知が送られるという仕組み。
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いつも接しないアフリカに対する考え方が深くなる良い本。 アフリカの中流階級、9億人と見なすと規模がある、EU/中国との関係、などしれば知るほど面白い。
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私のブログ記事へ
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2462816
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仕事の関係でざっと読破。よんだBOP/アフリカに関する資料てきな書籍の中では、一番興味をそそられる内容だった。援助の罪悪、各国の事情に合わせて、何よりも商魂たくましいお国柄が印象的だった。
ビジネスにおいてのポジションと、起業マインドを併せ持つ国民性は、今後すごいパワーを秘めているんだろう…と素直に感じさせられた。かつての日本もそんな感じだったのかな?
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キーワード
楽観主義/組織化/起業家精神/在外アフリカ人/
ウブントゥ
オープンソースがやはり気になる
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●内容
・「アフリカ」を俯瞰した感じのマーケ本。「中流」層に向かいつつある「アフリカ2」のセグメントに注目。
・インド出身の経営学者による「アフリカ」マーケットの分析
・インド市場や中国市場とアフリカ市場の成長プロセスが似ていることに注目し、成長分野を語る。
●感想
・「アフリカン・ドリーム」への言及が素敵。その根源は起業家精神だという。
“起業家精神は、アフリカで健在なのだ。起業家は問題を解決する。電力がなくなれば発電機を売る。
金融システムが不安定になれば、為替で稼ぐ。雇用がなくなれば、道端に雑貨店を開く”
・セールスの視点にも通じるのだが、「何もない」状態を「大きな商機」と捉える見方もこのマインド。
自分が靴のセールスマンだったとして「誰も靴を履かない村」に行ったとき、絶望するかそこに商機を見るか、という違い。