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私がいないクリスマス
著者 加藤元
家族だから、嘘をつく。突如として宣告された進行癌。三十歳で独身、中島育子はクリスマス・イヴに手術室にいた。終始ツキのなかったこれまでの人生。朦朧とした意識の中、毎年クリス...
私がいないクリスマス
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私がいないクリスマス (講談社文庫)
商品説明
家族だから、嘘をつく。突如として宣告された進行癌。三十歳で独身、中島育子はクリスマス・イヴに手術室にいた。終始ツキのなかったこれまでの人生。朦朧とした意識の中、毎年クリスマスには家を空けていた父親のことを思い出す。嘘ばかりついていた父はあのとき何をしていたのだろう。現代版「クリスマス・キャロル」がここに。泣ける、笑える、面白い!すべてを堪能できる作家、それが加藤元。
目次
- 序 章
- 第一章 十二月二十三日
- 第二章 十二月二十四日
- 第三章 十二月二十五日
- 第四章 十二月二十六日
- 第五章 十二月二十七日
- 第六章 十二月二十八日
- 第七章 十二月二十九日
- 終 章 十二月三十一日
- あとがき──病床でみる夢──
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とにかく読み進め
2016/02/25 22:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめは、何だか病人の愚痴が続く感じですが、とにかく読み進みましょう。最後にホッとします。
ウジウジ考え込みがちの育子さん。入院して手術する羽目になってしまうのですが、その日々がファンタジックなんですね。
白猫さんの可愛いナイト振りもナカナカ良いですね。油の乗ったマグロを食べてしまうあたりはご愛嬌。
読後感は、可愛いファンタジーを読んだなあーって感じでした。