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親毒 なぜこんなに生きづらいのか
著者 kokko
自分が何者かわからない、恋愛や結婚、人間関係がうまくいかないと悩む……この生きづらさの本当の原因は親の毒に気づかないからかも! 「この子のために」と愛情という名で子どもを...
親毒 なぜこんなに生きづらいのか
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親毒なぜこんなに生きづらいのか 自分が何者かわからない!
商品説明
自分が何者かわからない、恋愛や結婚、人間関係がうまくいかないと悩む……この生きづらさの本当の原因は親の毒に気づかないからかも! 「この子のために」と愛情という名で子どもを支配しようとするとする親。親から植え付けられたこの「毒」によって、親から認められていない自分はダメという罪悪感にさいなまれる子。「毒」の連鎖を断ち切り、自分も子どもものびのびと自分らしくいきられるようにするためには……。
目次
- プロローグ 生きづらさの本当の原因 1章 知らぬまに子どもの人生に植え付けられる親の毒 2章 いまでも「認められたい」自分がいますか? 3章 「親は親、子どもは子ども」という生き方 4章 親になったら「楽しい子育て」がいい! 5章 もっと子どものことをおもしろがろう! 6章 自分で自分を愛することから…… エピローグ 幸せへの近道
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紙の本
表紙のデザインは怖いですが、そんな怖い本ではありません。
2016/01/28 22:19
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:照月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毒々しいタイトルなので、著者と親御さんのドロドロした確執のストーリー、と思われるかも知れません。
実際読んでみると、親御さんとの確執よりは、子育てへのアドバイス、また人はどう生きるべきかという内容に展開していきます。
確かに著者は母親と確執がありました。著者は小学生の時転校しましたが、そこでなじめず暗い顔をしていたところ、母親から「この子は死んだ魚のような目をして気持ち悪い」と言われたそうです。当時ショックだったとありますが、それは当然でしょう。
大人になってから、生きづらさの原因を突き詰めていくとそこに親との関係があった、と。著者だけでなく他の人も、生きづらさの原因が親との関係に原因があるケースが多いそうです。現役のカウンセラーならではの考察です。
「子どもは親の所有物ではなく、神様からの預かりもの」とあります。
しかし、子どもは自分の物だと思っている親がいかに多いことか。子どもの足を引っ張ることしか
しない親いますからね。
ただ、だからと言って
親に対する怒りを握りしめていると「親の道」を歩んでいることになる、とも指摘しています。
良い親もいますし、 悪い親もいます。
「親は親、子どもは子ども、という線引きが大切」
その通りですね。
親との関係に悩む人も、また悩んでいない人にもいいと思います。なぜなら、自分は親との関係に悩んでないから大丈夫、と思っている人も、逆に子どもに対して、不適切な態度で接していることもあるからです。
子育てしていない人にも、いいと思います。例えば、婚活がうまくいかない、友達が欲しいのに友達ができない、といった悩みがある場合、大抵その人の性格に何かあることが多いのですが、「何かある」原因は、親だったりします。
自分の人生でうまくいっていないところがあると思ったら、親との関係を見直してもいいかも知れません。