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ミレニアム4 上
著者 ダヴィド・ラーゲルクランツ , ヘレンハルメ 美穂 , 羽根 由
雑誌『ミレニアム』を発行するミカエルたちの会社は経営危機に陥り、株式の30パーセントを大手メディア企業のセルネル社に売り渡していた。ミカエルにも優れた記事がなく、時代遅れ...
ミレニアム4 上
ミレニアム 4上 蜘蛛の巣を払う女
商品説明
雑誌『ミレニアム』を発行するミカエルたちの会社は経営危機に陥り、株式の30パーセントを大手メディア企業のセルネル社に売り渡していた。ミカエルにも優れた記事がなく、時代遅れの記者との非難にさらされていた。そんな彼のもとに、ある男から大スクープになるという情報が持ち込まれる。人工知能研究の世界的権威であるバルデル教授が何か大きな問題を抱えているようなので、会ってほしいというのだ。男の話からリスベットが関係していると確信したミカエルは、彼女に連絡を取ろうと試みる。一方、アメリカのNSA(国家安全保障局)は、産業スパイ活動を行なう犯罪組織の関連会社からバルデルが革命的な研究成果を持ち出したため、彼の身に危険が迫っているとの情報を得る。折しも、鉄壁の防御を誇るNSAのネットワークに何者かが侵入した!
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紙の本
作者は変わっても面白い
2018/05/19 22:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
スティーグ・ラーソンの考えていた4作目が読みたいんだよね…という気持ちもあったけれど、やっぱり気になって読んでみたら面白い。またミカエルとリスベットの物語が読めてよかったな、嬉しいなという気持ちになれました。新しい作者の人、書いてくれてありがとう。次回作も読んでみます。
紙の本
ついに手を出してしまいました・・・
2017/05/07 07:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだかんだいろいろと思ってましたが、結局読んでしまいましたよ、『ミレニアム』の新作というやつを。
最初、4作目が出るという告知を見たときは、「えっ、泥沼裁判にカタがついて、未完成原稿をもとにつくれたの?!」と思ったのですが・・・遺族と出版社側の依頼で書きあげられたもの、ということ・・・。 あぁ、ラーソンのパートナーの方、むくわれないまま?
えーと、現存する<『ミレニアム』三部作>の作者はスティーグ・ラーソンなのですが、彼は本の出版前に50歳で突然の逝去。 その後、世界的な大ヒットになり、多額の印税が入ったわけですが、ラーソンはパートナーである女性と結婚していなかったし、遺言書も残していなかった。 『ミレニアム』シリーズは彼女とアイディアを交換しながら書き上げたとも言われているのに、彼女には一銭(スウェーデンだからクローネか)も入らず、出版社と遺族(ラーソンの親兄弟)にお金が全部行くことに。 そこでこじれちゃったんですよね。 第4作目の未完成原稿は彼女の手元にあるが動かせず、多分和解もできてないんじゃないか。 で、親兄弟の方も遺産があまりに莫大な額のため(そして世界中から注目を集めてしまったため)、手をつけることができず、結局暴力に苦しむ人々のための基金を設立したんじゃなかったっけ。
もともと、『ミレニアム』は全10部構想といわれていた。 やっぱり遺族側がお金がほしくなったのか、出版社が儲けたかったのかはわかりませんが、「続きを読みたい」という読者の期待にこたえる形で、ラーソンの遺稿に関係なくまったく新しくスタートを切ったのが、この4作目だということで。 作者のダヴィド・ラーゲルクランツはジャーナリスト出身で、ルポルタージュなどを書いていた人だとのこと。 『ミレニアム』三部作を研究しまくり、この作品を完成させたらしい。
とはいえ、違う作者。 進んで読む気にはなれなくて・・・で、評価も賛否両論だし(まぁそれは当たり前だと思うけど)。
グイン・サーガの新しい続きを今も読めない私なのに。 でも、『ミレニアム』は3作だけだし、映画もあったけど一年ぐらいでががっと読んだし、グインほどの思い入れはないから大丈夫なんじゃないだろうか・・・と思って、今回手に取ってみた次第<続きは下巻のレビューに記載>。
紙の本
あの傑作の続編とな
2016/07/14 22:47
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
残念ながら作者が亡くなってしまったあの傑作の続編。
最初は背景説明がまわりくどく思えたが段々と引きづり込まれていく。
続編といっても1ではなく3の続編。