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死んでいない者(文春e-book)

一般書

死んでいない者

滝口悠生

電子書籍

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紙書籍

1,404(13pt) 死んでいない者

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商品説明

第154回芥川賞受賞作!秋のある日、大往生を遂げた男の通夜に親類たちが集った。子ども、孫、ひ孫まで。一人ひとりが死に思いをめぐらせ、あるいは不在の人を思い、ゆるやかに互い...続きを読む

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商品説明

第154回芥川賞受賞作!
秋のある日、大往生を遂げた男の通夜に親類たちが集った。
子ども、孫、ひ孫まで。
一人ひとりが死に思いをめぐらせ、あるいは不在の人を思い、
ゆるやかに互いを思う連帯の中で、それぞれの記憶と時間が広がってゆく。
20人あまりの生の断片から永遠の時間が立ち上がる一晩の記録。

ユーザーレビュー

全体の評価 3.7
3.7
評価内訳 全て(59件)
★★★★★(10件)
★★★★☆(22件)
★★★☆☆(14件)
★★☆☆☆(4件)
★☆☆☆☆(2件)

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記憶

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2016/02/13 13:57

評価5 投稿者:うえちゃこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「死んでいるはずの者」には5人の子どもと10人の孫がいるので、家系図を書きながら読んだ。
現代社会を映すある一族、一人一人の様々な記憶が蘇り、そして消えて行く。
不思議なお寺の鐘は、一体誰がならしたのだろうか、「死んだ者」が誰であったとしてもおかしくないように、鐘を鳴らしたのも誰でもいいのかもしれない。

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「親戚付き合いあるある」としても楽しめる一作。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2016/05/26 14:54

評価4 投稿者:コイケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

葬式の場に集まった親戚の面々の感情の流れを、
語り手を次々に変えながら綴った作品。
それぞれの人柄や個性に馴染めないままに話が進むので
少々読みづらいですが、葬儀の場などで親戚に囲まれた時に感じる
居心地の悪さや帰属意識に伴う安心感みたいなものは、よく伝わってきました。

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死んでいない者

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2016/02/20 10:01

評価4 投稿者:楽天 - この投稿者のレビュー一覧を見る

短い時間で出場者が多数あり、その味付けが面白い

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電子書籍 それぞれの立場

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2016/02/20 01:57

評価4 投稿者:プリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

人の気持ちの描写がとても上手く、おもしろいと思いました。決して派手なストーリー展開があるわけではないのですが、それぞれの立場から見た祖父(父、友人)の死や家族関係の微妙な描写になにか親近感を覚えました。まだ話が続くと思って読んでいたら最後のページだったのでちょっとびっくりしました。

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ギャップ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2016/02/05 07:05

評価4 投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

祖父さんが亡くなった。親戚が集まっての通夜振る舞い。子、孫、ひ孫。こうした関係が希薄になっている現代。世代の違いも。様々なギャップが、それぞれの視点で語られ、浮かび上がる。冒頭のテンポある文体、落語を思わせる会話。最近の芥川賞作品では、上の部。

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う~ん 乗り切れない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2016/02/14 16:25

評価3 投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

評価がけっこう高い本ですが、読み始めた時から、読み終わるときまで、その世界に入っていけませんでした。芥川賞ってこれくらいなのかな?と思ってしまいました。

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電子書籍 なんでこれが芥川賞受賞作なのかさっぱり分からない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2016/03/12 06:31

評価2 投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初の読後感は「なんじゃこりゃ?」。
通夜に集まった子供、孫、ひ孫たちの生い立ちや思い出などを交えながら、通夜の日の彼らの行動が淡泊に描写されているだけ。登場人物が多く、家系図でも作成しないと誰がどの世代なのか分からなくなってますが、それはきっと現実の親戚でも同じこと。冠婚葬祭以外の付き合いがない親戚など、誰が誰だか分からないもの。そして大抵は覚えようともしない。なぜなら関心がないから。それと似たような感覚をこの作品にも感じます。登場人物が覚えられなくてもなんかどうでもいい感じ。
最後のお寺の鐘は誰が鳴らしたのか。それもまた余韻を残すようでいて、実は全然大した問題じゃなくて、「誰だったんだろーねー?」「ねー。分かんないよねー。」というやりとりだけで終わってしまう程度のこと。
この作品の評価される部分が私にはさっぱり分かりませんでした。

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評価3 投稿元:ブクログ

2016/03/04 23:32

死んで、いないのか、死んでいないのか、って思ってたけど、読んだら両方だった。読みにくいわけじゃないけど、登場人物が多くてあくび。

評価0 投稿元:ブクログ

2016/03/14 13:05

+++
秋のある日、大往生を遂げた男の通夜に親類たちが集った。子ども、孫、ひ孫たち30人あまり。一人ひとりが死に思いをはせ、互いを思い、家族の記憶が広がっていく。生の断片が重なり合って永遠の時間が立ち上がる奇跡の一夜。第154回芥川賞受賞。
+++

通夜に集まった家族や親せきの言動や胸の裡を描きながら、在りし日の個人像を浮かび上がらせていく物語かと思って読んだのだが、初めの内こそ、それらしい印象もあったが、次第に、どれが誰の子か孫かも判らなくうなりそうな、未成年の者たちの飲酒風景が多く描かれ、気分が悪くなった。興味深い題材だったので、もっと深く各自の心情を掘り下げて見せてくれたら、とても面白いものになったのではないかと、残念な思いではある。個人的には、いささか期待外れの一冊だった。

評価4 投稿元:ブクログ

2016/05/01 18:26

不思議な読後感。どことなく不穏だけど、とても好きな感じだった。終盤のほう、登場人物たちが物語の終わりへ向かって収斂していく様が異様にくっきりしていて、いままで読んだ小説の中でなかなかないような、わざとらしさのない終わり方で、その一見自然に終わるのが逆に不気味さを感じさせた。

評価3 投稿元:ブクログ

2016/03/25 18:24

普段集まることのない親戚が、誰かが亡くなった時に顔を合わせ一人の死に思いを馳せる。
酒とともに料理を摘みながら語り、子ども達同士も次第に打ち解けてそれなりの時間を過ごす。
でも、今は少子化や晩婚化の影響で、たくさんの親戚が集まるというのも珍しいのではないかな。
どこにでもありそうな場面でありながらも、どの家庭にもそれぞれ事情や苦労があることをわかちあい、また一夜が皆の記憶の欠片になってゆくのだろう。

評価0 投稿元:ブクログ

2016/03/25 15:03

死んで、いない者の通夜に集う子・孫・ひ孫たち親戚一同のあれやこれや。
誰が誰の子で誰と誰が兄弟やらいとこやらわからなくなる。読み始めた段階では、家系図を書きながら読もうかと思ったが、もう少し読み進めるとああそんなことは必要のない小説なのだなということがわかってきた。
死んでいない者の総体の一部として、そこそこの個性があればなんかそれでいいんだなと思わされた。

お葬式って、ハレかケかでいうと実はハレなんだよなぁ。

評価5 投稿元:ブクログ

2016/03/13 13:22

一見、家族とは?流れ続いている血とは?というテーマを持ち出したくなるけれどそれだけに収まらない人間の個々の持つ面白さに改めて着目できた。
視点はころころ変わるけれどこれは作者の企みでこちら側も存分に振り回されるけれどそれもまた愉快。不謹慎だけど。
どの人間も大なり小なり感情移入できて読み進めるのが楽しかった。

評価1 投稿元:ブクログ

2016/02/11 19:56

読むのに苦労。意味が分からず置いてけぼり。
ただ、「義理を感じる」は感覚的にわかる。
死んで居ないと死んではいないをかけてるのかな?

評価4 投稿元:ブクログ

2016/05/05 18:37

 あるお通夜の一夜の出来事。
 故人の子も孫も多く、誰もが誰の子だと把握できないような、ふわふわとした親戚や故人の友人たちの集うその場。

 地の文の語り手が誰なのかは明らかにされず、その視点のあやふや感、ぼんやりした感が、ひどく夢心地である。しかし、一寸先は闇という剣呑さもあって面白い。
 語りに耳を傾け、その一夜に寄り添うことができるのは幸せな一冊。

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