紙の本
読むたびに深まる理解
2002/06/07 22:18
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKANCAT - この投稿者のレビュー一覧を見る
子安みち子さんの「モモを読む」にこの本がたくさん引用されていました。それで興味を持って初めて読んだのはもう何年も前。前半は「フンフンなるほど」と読めるのですが、読み進むうちに人智学の用語が出てきてなんだかわけが分からなくて薄気味悪くなって途中で読むのをやめてしまいました。でもその1年後、2年後...ふと読み返すたびに前回とは違う部分に光があたって自分の中に入ってきます。いつの間にか人智学の用語にも抵抗がなくなりました。シュタイナーに興味のある人は避けては通れない本です。松浦賢さんの訳も出ていますが、わたしは高橋さんの訳のほうが好きです。
電子書籍
条件が大事なところ
2020/12/04 21:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wyatt - この投稿者のレビュー一覧を見る
「神智学」と、併せて読む本。この本から読んでも、最初の条件のところから、先には進めない。
章にある内的平静、畏敬の念、条件は、大切なところである。
神智学の最後の、章の「認識の小道」を、拡大解説した本という捉え方もできる。
凄い本です。繰り返し繰り返し読んで、自分の振り返り、気づきになると良いでしょう。
霊学の書物そのものを、繰り返し読むワークが、真剣であればあるほど、気づきはあると思います。
紙の本
超感覚的な認識を獲得する方法を教えてくれる一冊です。
2020/04/11 13:33
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、霊学が人生の高次の謎の本質に深く関わろうとする学問領域であり、霊学を吟味しようとする人物にとっては、自力で超感覚的な認識を獲得する道が必要であるという基本的な考えの下で、そのための道を解説した一冊です。同書の内容構成は、「条件」、「内的平静」、「霊界参入の三段階」、「実践的観点」、「神秘修行の諸条件」、「霊界参入が与える諸影響」、「神秘修行者の夢に現れる変化」、「意識の持続性の獲得」、「神秘修行における人格の分裂」、「境域の守護霊」、「生と死―境域の大守護霊」と少し難解ではあるのですが、読み応え十分です。ぜひ、一度、超漢学的な認識というものがどいうものか、同書を読んで知ってみる機会を得ては如何でしょうか。
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それから本のレビューのページ
http://www.bekkoame.ne.jp/~topos/steiner/ikacho/ikacho.html
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他の本を読むと、比較的簡単に超感覚にたどり着けるような錯覚を覚えるが、この本で現実に引き戻される。下心を持って、その感覚は身につけられないし、まさに修行のような生活を送らなければならない。
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ルドルフ・シュタイナー。
13才〜14才にかけて、世界が分からず、人生が分からず、人間が分からず、
何が真理か分からず、自分自身さえも分からず、身動きが出来なくなった事がある。
ルールが分からないままゲームを続ける事はしんどい。
でも私が探し求める‘ルール’に対する答えは、学校からも家庭からも宗教からも
得られなかった。
死ぬしかないかと苦悶した真っ暗闇の中で一筋の光となったのが、この書物だ。
宗教書でも啓蒙書でもない。シュタイナーは一学者である。
が、ここに書かれている内容は何か真理を会得する一つの大きなきっかけを秘めて
いるように思う。
あくまできっかけだ。
彼のアプローチは非常にフェアで、理知的かつ明瞭だ。
これが答えではないが、一片の道筋を切実に希求する徒には勧めたい書である。
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ニューエイジとかヒトラーとかシュタイナーとか
クリシュナムルティとか幽体離脱とか
瞑想とかタルパとか断食とか。
そういうのにはまっていた、大学1年〜2年の時期に読んだもの。
もっと…もうちょっと、フツーなやりかたで
しあわせを追求することはできんかったのかと今はちょっと思う。
みようみまねで本の中身を実践してみた(つもりだ)けど、
「超感覚的世界」はみることができなかった。
意志がたりなかったのか、時間がたりなかったのか、
素質がなかったのか、
それとももしかしたら彼はあっちの世界の住人だったのか、
あるいは指導のしかたをまちがえたのか。
どれがただしいんでしょうね。
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四大主著。実践本、修行の書。
永遠に読んでそう・・・
書いていることはいたって『まとも』
自分の成長段階で読めるところまでしか読めない不思議な本。
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不思議な力を得るためでなく、
人生をより豊かに幸せに感じるために。
神智学徒はいかなるときもひっそり自己沈静する時間を
生活のなかに確保するべき。
物事を比較・批判・二者択一によって観察することを
世の中の人は当たり前にしていますね。
ちょっと人よりえらくなったような。
それについて人柄(畏敬の気分)と
自己に向き合うことが重要だと示しています。
学習についても、引用文に登録しましたが、
これが始まりですね。
その知識を世の中にいかに伝えられるだろうかと。
本当の学問になるよう。
シュタイナーの世界観は初心者の方には難しいですが、
何度も読み直し実行することで、
その本質がゆっくりと、魂の深みからあふれてきます。
そして、実際の修行方法をすすめていくことで、
世界が開示されてきます。
本当にすばらしい本です。
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全てこの本を理解するにはまだ自分自身が人間できていないことが改めて分かる。
精進すること、よりよい人間になるための心構えがためになる。
瞑想が大切であること。
都会生活者は大自然の平和な安らぎや優しさに身をおくことが大切である点は心から共感。
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翻訳した文章の硬さもあるが、
今の自分には内容が濃すぎて読むのに苦労した。
内容を半分も理解する事ができなかったので、
また数年後に読んでみたいと思う。
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人生をより豊かに幸せに感じるヒントを求めて読みました。
幸せになりたい人はいかなるときもひっそり自己沈静する時間を生活のなかに確保するべきだ。
半分も理解していないと思う。また数年後に読み返したいと思った。
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概念は共感するがその会得の道が作者の個人的な経験を他者に押し付ける内容なのが気になる。
もっとたくさんの人の経験に基づくべきだと感じた。
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途中まで読んで、自分はこれを実践できる気はあんまりしないからとりあえず図書館に返却した。
準備段階として、すべての事象に根付いている大いなるものへの畏敬・感謝の気持ちを高める事、様々な物質に潜むエネルギーを感じることなどがあげられる。(たとえば石からは青、動物からは黄や赤のエネルギーが見えるらしい) 機械の立てる音には感情はないが、動物の声はたとえ同じ高さだとしても喜怒哀楽がうかがえる、足音だけでどの人のものでどのような精神状態かわかるようになる、などなど。
エドガーケイシーの「神の探求」に代表される思想は、「人々との協力・奉仕や愛の感覚を深めていくことで、結果的に霊能力が開化する」「霊能力そのものの開発を目的にすべきではない」というものだが、この本は様々な「修行」を通して「超感覚世界の認識能力」を獲得することを目的にしている。ただ、その感覚を得るためには、「畏敬・感謝」をはじめとする愛の感覚やそれに基づく行いが必要とされるという点では、両者一致しているのかなと思った。
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アヤシイ題名ですが、内容は現実社会で実践できる具体的な取り組みを紹介しています。
むかしの秘技参入は導師に見守られながら臨死体験せねばなりませんでした。現代は、思考によって一人で理性的に試みることができます。