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電子書籍
添乗員奮戦記
著者 著者:岡崎 大五 , イラスト:グレゴリ 青山
海外旅行専門の添乗員・岡崎大五は、きょうもきょうとてツアー客を引き連れて、世界中を東奔西走。お客さまのためなら、たとえ火のなか、水のなか、世界中どこまでもお供します。盗難...
添乗員奮戦記
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添乗員奮戦記 (角川文庫)
商品説明
海外旅行専門の添乗員・岡崎大五は、きょうもきょうとてツアー客を引き連れて、世界中を東奔西走。お客さまのためなら、たとえ火のなか、水のなか、世界中どこまでもお供します。盗難、迷子、詐欺に奇病、あげくはハリケーンとさまざまなトラブルにへこたれず、旅行を楽しむお客さまのご要望(ワガママ)に応えるため、悪戦苦闘!イタリア、タイ、カリブ、カナダ、インドにサハラ砂漠。世界各地で日本人観光客が巻き起こすハチャメチャ・トラベル・コメディ第2弾!
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紙の本
高齢者相手のツアーコンダクター
2009/10/25 09:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
添乗員奮戦記 岡崎大五 角川文庫
99年1月に発行した本を文庫化してありますので、かれこれ10年前の本になります。守秘義務があるのでしょうが、旅行添乗員さんの体験談ということで、興味をもって本を購入しました。
「マリ編」西アフリカの国ですが、いきなりの出だしで、どこにある国なのかわかりませんでした。
「タイ編」日本人は愚か者だと感じました。
「カリブ編」添乗員とは、気が変になる職種と把握しました。
「カナダ編」夫婦は物悲しい。
「インド編」海外ツアーは、旅程のうち移動時間がもっとも長い。
「イタリア編」278ページ部分は、いい話でした。
ツアーのお客さんは60歳以上の女性が多い。みなさんお金持ちです。奥さんの立場でありながら、本人は仕事をしていないのに、どうして多額の自由になるお金を保有されているのかが不思議でした。
みなさん、表向きは、ただ単純に旅行を楽しみたいから旅に来たという様子ですが、真実はそうではなく人それぞれの思いがあって、旅に出ていることがわかります。残された寿命のなかで、やり残しの無いようにとの気持ちが伝わってきます。
モンスターと呼ばれるようなクレーム好きの人たちがたくさん登場します。添乗員は旅行好きであると同時に人間好きでないと気が狂います。作者は、相手方と適度な距離を保っていきます。他者のトラブルに必要以上の介入をしない姿勢が、自分の身を守ってくれます。
海外旅行は移動時間が長くて疲れそうです。わたしは、滞在型がいい。知らないもの同士のツアーを選択するのは、料金とか、自分ひとりでは企画・実行ができないという弱みがあるからでしょう。
読んでいて、旅行に行きたくないという人を無理やり旅行に誘うことはよくないと考えた記事もありました。それから、美しい風景は短時間で飽きます。また、知らない世界を知るという冒険心を満たしてくれる充足感がほしい。最後に、高齢者の方々のぶつかりあいは、かなり激しくて、感心する部分もありましたが、読んでいて疲れました。
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笑える添乗員のお話
2017/04/30 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maiale - この投稿者のレビュー一覧を見る
初版はだいぶん前で、表紙もこんなにカラフルではありませんでした。
年数は20年近く経過してると思いますが、面白いです。
添乗員の失敗談や添乗したお客様の失敗まで…「あるある」な話から、同僚のいたずらまで…
今でも旅行の参考になるはなしが書かれてあるので、楽しんで読めます。