紙の本
かんなちゃんと鈴花ちゃんが、しっかり喋るようになり、しかも幼稚園に
2023/04/30 15:09
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学三年生の、一途な恋心とそれに応ずる男気。ケンとメリーの愛の世界ですね。私はとても好きな展開ですね。
紙の本
オール・ニード・イズ・ラブ
2016/06/27 19:40
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投稿者:ジャッカル - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待を裏切らず、一気に読んでしまった。小路さんのアイデアは尽きないんだなと感心してしまう。次回作がとても楽しみだ!
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9作目ぐらいになると、いつものあの人がちゃんといて安心する読後感。
2020/11/17 13:50
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
読めば、いつもと同じひとがちゃんといて、同じようにあったかなお節介で物語が構成される。こうゆう繰り返しが好きだなぁ思う。
物語は、9作目になっても、数年前にこの世を去った堀田家のおばあちゃんサチさんの語りで始まるのも一緒だし、下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」に、なぜだかちょっとだけ不思議な謎が舞い込んで、堀田家の面々が解き明かすというプチ・ミステリィ仕立ての展開も同じ。
ただし、登場人物たちは、少しずつ成長し、シリーズ1では、小学生だったか花陽は高校生、研人は、もう中学3年生。つい最近生まれたばかりと思った、鈴花&かんなちゃんたちは、幼稚園へと。長寿シリーズにありがちな、登場人物たちの成長が遅い(止まる)というコトもなくて、作品が生み出されてからの長さに併せて、みんな成長してゆくのも、「東京バンドワゴン」シリーズの特長。
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「東京バンドワゴン」シリーズの第9作。GW、新幹線の中ではあまり興が乗らなかったのだけど、どんたくのパレードも中止になるメイストームの日に読み進む。
話の度に登場人物が増えていき、それがまた思わぬところで繋がっていたりで、それを捌く作者の腕は良しとするも、面倒臭さに輪が掛かる。
毎度お馴染みのシチュエーションだが、研人や花陽も成長してきて、親子の繋がりとか自分が思うように生きることなどに話が及んできて、その辺りはまずまず良かった。
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http://takotakora.at.webry.info/201605/article_1.html
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あいかわらず人が繋がりすぎ!でも案外、周りの人と話をしてみれば、そういうもんなのかもしれない。誰かの友達が誰かの兄弟で、誰かの子供が誰かの同級生だったり。世間は狭いけど広がりは無限。
藤島さんの父親が高名な書家で初登場。勘一とのやりとりが良かった。古いものについて・・・。
匂いが残らないからデータにはしたくない。いや、時代が変われば人の感性も変わる、デジタルなものから匂いのようなものを感じる今の子供たち。だから古き良きものとして残す価値がある。
どちらも正しい、生き方の、考え方の違い。藤島さんと父親の関係性もうまい表現。説明するほど本質から遠ざかる、言葉を尽くすほど遠ざかる。言ってしまえば簡単、言葉にすると陳腐。その奥深さをしみじみと感じた。
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毎年楽しみにしているシリーズ。
小さかった花陽と研人が進路を考える年に。
もう親戚みたいな感覚。
世代もバラバラ、大人数でも
こんな出来た人たちなら、同居も苦じゃないだろうな。
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古書店を営む家族の話。9作目。
おチビちゃんたちよりも花陽ちゃんと研人くんの大人ぶりに驚く。
もはや親戚のおばちゃんな感覚。
小路さんの本はいつでも温かくさせてくれる。
しあわせな家族はいいな。
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201605/変わらない部分と変化していく部分と。都合良かったり出来すぎのリンクがあったりするけど、そんなことは気にならないそれ以上の良さが詰まってる。いつまでもこの世界にふれていたいな。
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東京バンドワゴンも九作目ですか。
どうも登場人物が増えすぎて混乱するのは困りものですが、相変わらずの見事なホームドラマです。
サチさんの語りが良い雰囲気を演出してくれます。
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お馴染み堀田家の暮らしぶりを見つめ続けて早十年。
文庫化では九作目にあたる本作では、個人的には夏のエピソードでタイトルチューン(!?)の「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」に出てくる紺と研人の会話が印象的でした。
中学三年生の夏休みという大事な時期に、自分の中で膨れ上がる思いから、ある一大決心を家族に表明する研人。そしてそれを聞いた時の父親・紺が息子に返した言葉。
研人よりは歳が上ですが、うちの長男も高校を卒業してとある専門学校に入学したばかりで、つい一年ほど前に交わしたわが家での会話をなんとなく思い出していました。
紺は言います。
「そもそも、お前の将来はお前が決めることだ。」
語弊があるかも知れないけど、ここまでなら誰でも言えます。でもそこは「東京バンドワゴン」、今や十三人の大家族の一員である紺はこれだけでは済ませません。きっちりと研人にある条件を突きつけます。
それを研人がどう受け止め、どういう結論を出すのか…
LOVEだねぇ、男だねぇ、青春だねぇ。
このエピソードだけでも読む価値はありです。
もちろん大きくなってるのは研人だけではありません。
花陽もすっかり大人びてきたし、かんなちゃんも鈴花ちゃんもすくすくと育っています。
ご近所さんとして、これからもこの家族をずっと見ていきたいです。
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東京バンドワゴンシリーズ第9弾。またまた登場人物が増えるのですが、ひとりひとりそれぞれの個性が立っているで、大人数が一度にわいわいと出てきてもややこしくならないのはさすがです。しかしさすがにひとりひとりのエピソードの分量は減ってしまうので、エピソード自体の盛り上がりは小さいです。小さい波が連続して起こる感じでしょうか。一冊に渡る大きな謎や問題があればまた変わるのでしょうか、今回は小エピソードの連続に思えました。
その中でも研人のエピソードが印象強いです。将来に対する想いと決意。それに対する父・紺の言葉。自分の好きなようにやればいい、でも皆の話をちゃんと聞いてくれ。面倒臭がらず聞いて、ちゃんと考えるんだ。自分で決めて自分で行動するということは他の人の話を聞かないことではないということ。他の人の想いを受け取り自分で考えること。その言葉が響きます。
東京バンドシリーズは実に心地好い世界です。読んでいてずっとその世界に居たくなります。そんな幸福感を今回も味わいました。
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第9巻もこれまでの登場人物が再登場し、
新しい登場人物も入り乱れて相変わらずにぎやか。
(そろそろ一から読み返さないと
曖昧になってきた部分あり…。)
食卓の風景はかんなと鈴花の自我も芽生えて
雰囲気がマイナーチェンジ。
かんなと鈴花の遊び相手が登場、
木島さんも腰を落ち着けられそうで
文化文明に直接かかわらない諸問題も含めて
滞りなく解決していく。
一見、予定調和で都合よさげに書かれてはいるけど、
大家族であるからこそ色んな世代の問題の
受け入れ体制を作られるんだよってことを
具体例交えて上手く書かれている。
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今回も、安心感のある展開というか流れというかに身を任せ、一気に読みました。
ご都合主義な感じはやはりありますが、もうこの家族を見守っていくと思えば細部は気になりません。笑
また来春も楽しみにしています。
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相変わらず、東京バンドワゴン(古本屋)を経営する堀田家の面々の日々の物語。登場人物が多くなりすぎて、えーっと誰が誰だっけ?と思うけれど、冒頭にリストがあるし、ストーリーの中で絶妙に説明が入るので、違和感なく入っていける。それにしても、今回またしてもメンバー増えたよ(^^;
1冊目で小学生だった研人くんの成長ぶりと今後が楽しみな今回の展開。