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最後の手紙
著者 矢口敦子
中学一年の史子は、生まれる前の記憶があると語る不思議な女の子シーちゃんと友達になる。彼女に恋をしたが、何も言えないまま転校。遠く離れたふたりが、十数年後、再び巡り会った時...
最後の手紙
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最後の手紙 (集英社文庫)
商品説明
中学一年の史子は、生まれる前の記憶があると語る不思議な女の子シーちゃんと友達になる。彼女に恋をしたが、何も言えないまま転校。遠く離れたふたりが、十数年後、再び巡り会った時、史子は思いもよらぬ行動にでる……。昭和から平成を生きた女性を通して、同性、夫婦、親子の様々な愛を問う。愛のために全てを捨てた女が最後に選んだ道は、私憤か反権力か! 驚愕の復讐劇。長編ミステリー。
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紙の本
最後の手紙?
2021/06/07 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
文子が中学生のときに同性のシーちゃんに恋をしてしまう。しかし、ある日シーちゃんが男性と仲良くしているのを見て文子は嫉妬し、シーちゃんと距離をとる。結婚した文子はシーちゃんと仲良くしていた男性をテレビで見掛け、シーちゃんを探し始める。文子は家庭を放り出して記憶をなくしたシーちゃんと同棲を始める。しかし、シーちゃんが事故で亡くなってしまう。そして文子は復讐を誓う・・・。
手紙を何枚か書いていましたが、誰に宛てた手紙かは最後までわからなかった。ただ原発に反対していることは強く理解できた。人を殺す行為が美化されていたように感じる。
紙の本
身勝手な女性の半生
2020/09/06 15:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
身勝手な女性の半生。
愛する人のために夫と幼い娘を捨て、その人と暮らしたいがために、都合の良い嘘を重ねる。その後、家庭に戻りたいと夫に言える、無神経さ。事故にあって夢破れた過去も、原発の話も、全て霞んでしまった。全く共感できなかった。