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なぜぼくが新国立競技場をつくるのか
著者 隈 研吾
たとえ批判されても、これからの時代のために、建築をつくる。新国立競技場を設計する建築家・隈研吾が、決意を語る。建設予算の高騰、"景観破壊"批判などにより、ザハ・ハディド案...
なぜぼくが新国立競技場をつくるのか
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なぜぼくが新国立競技場をつくるのか 建築家・隈研吾の覚悟
商品説明
たとえ批判されても、これからの時代のために、建築をつくる。
新国立競技場を設計する建築家・隈研吾が、決意を語る。
建設予算の高騰、"景観破壊"批判などにより、ザハ・ハディド案が白紙撤回となり、
再コンペの結果、隈研吾が参加するプランが選ばれた。
"火中の栗"を拾った隈研吾のもとには、新プランへの様々な意見が寄せられている。
中には、日本の建築界を引っ張ってきた先輩建築家からの、思いもよらない批判もある。
だが、それでも、図面を引く。批判を受け止め、先に進むために。
コンクリートで作られた、スター建築家による“アート作品"ではなく、
人々が集い、愛される、「木のスタジアム」を作るために。
日本を襲った震災、そして、社会のギスギスした空気。「建築」そのものに対する強い風当たり。
あらゆるものを引き受ける意思はどこから来たのか。
なぜ今、「木の建築」なのか。余すことなく語る。
目次
- 第1章 逆風のなか、新国立競技場をつくる
- 第2章 木の建築だからできる"偉大なる平凡"
- 第3章 都市のさまざまな矛盾を引き受ける
- 第4章 "辺境"の日本から理屈を超えた建築を
- 第5章 先輩の仕事を引き継ぐ――大成建設 山内隆司会長
- 第6章 黒子として支える――梓設計 杉谷文彦社長
- 第7章 都市の祝祭性と建築――対談・茂木健一郎
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