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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2016/06/24
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-790609-2
一般書

電子書籍

金色機械

著者 恒川光太郎

著者の新境地・ネオ江戸ファンタジー小説 謎の存在「金色様」を巡って起こる不思議な禍事の連鎖。人間の善悪を問うネオ江戸ファンタジー。第67回日本推理作家協会賞受賞作。

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金色機械

税込 968 8pt

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金色機械 (文春文庫)

税込 1,012 9pt

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みんなのレビュー40件

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評価内訳

紙の本

神仙妖と対をなす金色様

2019/11/30 10:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

柴本厳信は縄の名手、神業とも称される捕縛術の使い手である。
両差(りゃんこ)から怪力の大男、島田髷の花魁まで、縄一本でたちどころに縛り上げるその妙技は、舞柳遊郭の老若男女をたちまち虜にし、好事家の間で大いに語り継がれるのだが、この下ネタは完全にウソの物語である。


神話からファンタジーあるいはホラー作に至るまで、神仙に属する人物(もちろん人ではないのだが)や眷属には寿命という概念がない。
さて金色様は、現代の我々にも再現がおぼつかないほど高度に発展した科学技術の産物だ。
自己修復ができ、半永久的なエネルギー供給も可能、それら行き過ぎた技術ゆえに天人は滅びたのかも知れない。
天の船が爆発した時、船の構造は天人にも理解が及ばないものに進化していたのだろう。
天人が自身に仕掛けた呪詛のようにも思えてしまう。

とにかく時代劇に燦然と現れた存在、文字通り金ぴかで目くらましもさることながら、恐ろしい程に不均衡でもある。
実は本当に恐ろしいのは遥香の左手なのだが…。
大物の鹿も安寧のうちに死に追いやり、抱いていた猫もいつのまにか殺してしまう。
終盤では怒りにかられた遥香が鬼御殿の面子を即死させている。
金色様が大馬力で虐殺を働くので相対的に薄められ、一読しただけでは分かりにくい。

金色様の本質は、神仙妖そのものでもあり眷属やウィザードの類とも変わらない、あるいは両者を兼ね備えた存在でもある。
神仏に呼びかけるには祝詞や経、あるいは祭文や加持文が用いられるが、それがマシン語やアセンブラの命令文、文法違いの別言語に変わったようなものである。
言語インターフェイスはあるから会話は成立するし、神仙妖よりも人の理に近く聞き分けも良い。使い魔や式よりも忠実かつ馬鹿力で長持ちと様々な利点を持つ。
ゆえに金色様は死を望み、しかしそれは叶わず長い時をさまよう。
遥香という存在に出会えたことで物理的に機能停止し、金色様は永遠の眠りにつく。

機械仕掛けながら自我を持ったばかりに生に飽く金色様、有機無機を問わずその営みを止めてしまう遥香の左手の恐ろしさ。
この対比を思い付き、物語に仕立てた作者の技量は見事としか書けない。

人智を超越した存在を人は敬い畏れる。
神様は人の手で産み出されたのか、それとも見出されたのか。

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紙の本

惜しい。。。

2016/06/09 21:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハズレのない恒川作品。トンデモ設定をリアルに且つ丹念に描くことにより、その世界観に浸れる稀有な作品だが、一点引っかかったのが金色様が『ムーン』と月を英語でよんでしまうところ。いちおう「?」がついていたのでセーフとはしたいが、月世界人が月を英語で語るだろうか?もともとムーンと呼ばれていて、それが英語になっていったと好意的に解釈することにした。

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2016/09/01 17:16

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2020/10/09 21:59

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2023/09/04 08:16

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2016/12/04 19:59

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2016/06/12 01:51

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2016/06/15 14:31

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2016/06/04 23:46

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2016/06/05 16:37

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2019/03/04 22:54

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2017/05/24 21:57

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2021/09/18 13:34

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2020/05/04 13:23

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2017/01/16 21:32

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