サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 13件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2016/06/24
  • 出版社: 小学館
  • ISBN:978-4-09-406302-8

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

一般書

電子書籍

船に乗れ! III 合奏協奏曲

著者 藤谷治

著者青春の苦悩をリアルに描いた大作、完結。 高校三年に進学し、同級生たちが進路に悩むなか、津島サトルは音楽家としての自分の才能に見切りをつけようとしていた。その頃、南枝里...

もっと見る

船に乗れ! III 合奏協奏曲

税込 660 6pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

このシリーズの最新巻を自動購入できます

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 3.9MB
Android EPUB 3.9MB
Win EPUB 3.9MB
Mac EPUB 3.9MB

船に乗れ! 3 合奏協奏曲 (小学館文庫)

税込 660 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

著者青春の苦悩をリアルに描いた大作、完結。

高校三年に進学し、同級生たちが進路に悩むなか、津島サトルは音楽家としての自分の才能に見切りをつけようとしていた。その頃、南枝里子は人生をかけた決断を下す。
青春のすべてをかけてきた恋人と音楽とを失い、自暴自棄になったサトルは、思いもしない言葉で大切な人を傷つけてしまう。サトルは、人間の力ではどうにもならないことに向かって泣いた。
自らの人生を背負い、それぞれの想いを楽器に込めて演奏する合奏協奏曲。これが最後の演奏となってしまうのか? そしてそこへ現れたのは――!?
サトルの船は、青春を彩るニーチェの言葉とともに、大海へと漕ぎ出る。
すべてを飲み込み、切なく美しく響く青春音楽小説三部作、最終章。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー13件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

まるで1つの協奏曲のような本

2018/12/29 22:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tacque - この投稿者のレビュー一覧を見る

全3冊を読み終えて感じたことは、1冊1冊が1つの協奏曲の楽章になっているということだった。
1冊目は、オケ曲の第1楽章に良く見られるモデラートから始まり徐々にアレグロへ変わって力強さを感じさせつつ、その中の個々がそれぞれの役割を見せ、最後の方では2冊目の期待感をちらつかせてfin.する。
2冊目は、adagioのような愛らしい感じで始まるにもかかわらず、最後は読んでいる者の気持ちもつかんで離さない苛立ちと悲しみというベールに包みこんで、ザワザワした形で終了。
このままではこちらの気持ちが収まらないという読者の気持ちをもてあそぶように3冊目へ読み進めることとなる。
すると、何もかもを達観したような気持になっている主人公と出会うことになるのだが、やはり最終楽章である3冊目は、最終部へ話が進むと新たな主題と1冊目で出ていたテーマがここにきて再現され、そして静かにFin.を迎える。

このよう、3冊を一気読みして初めて全体を理解し、そして感動できる本は本当になかった。
『船に乗れ!』

改めて、本屋大賞に選ばれるように願う作品だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

何度か読み返してみました

2018/06/11 16:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ささっと三冊続けて読んで、出て来る音楽を聴く聴きながらもう一度。また読み返して。ハフナーとか、良いです。伊藤君が演奏したシランクス、初めて聴きました。で、また読み返し。オーケストラって凄いっていう事に改めて気づきました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

青春

2016/08/12 23:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る

青春とは必ずしも輝きに満ちているわけではない。悲しみや後悔を生み、生涯それが消えないこともある。この作品はその事実を容赦無く突きつけてくる。
.
初め、彼らには未来しかなかった。
サトルは芸術と哲学を振りかざす生意気な子どもだったが、年相応の可愛げもあったと思う。音楽を語る様子は生き生きとしていたし、ともに素晴らしい演奏をする仲間とも出会えた。彼らはいわゆる「青春」の熱情の中で、キラキラと輝いているようだった。
だから、彼らの心が傷ついていく様はとても痛々しかった。
.
傷つかずに大人になった人なんていない。それでも残酷だと感じてしまうのは、読み手の心の底を突つくようなリアリティがあるからだ。挫折や自信の喪失、自己嫌悪は誰しもが経験したことではないだろうか。サトルもそんな苦悩の中で、ある決断を下すことになる。当たり前のことだが、誰もが思うような未来を描けるわけではない。それはもちろん、サトル以外の生徒たちにも言えることだった。
.
.
人生には、人間の力ではどうにもならないものがある。人はそれにゆさぶられ、打ちのめされ、迷い、戸惑う。恥もかくし、後悔だって重ねてしまう。
.
これが人生。
そう思ってもまだ先がある。
.
全く甘くない。それこそ途方にくれてしまう。でも誰もがそうやって生きていく。
どうにもならないものに翻弄されながら、自分の船を漕いでいる。
.
私の船はどうだろう。
いつ漕ぎ出したのかもわからない、行きつくのかもわからない。船は揺れている。もう間も無く大きな波がやってくるだろう。それでもやっぱり、降りるわけにはいかない。
.
.
苦悩に満ちた彼らの日々だが、しかしそこには確かに美しい音楽があった。心震える瞬間があった。文化祭のシーンからはもう、読みながら涙を止めることができなかった。まるで実際に音楽が聴こえ、夢中で演奏する彼等の姿が見えるようだった。
.
読んでいて苦しくなる瞬間もあったが、それ以上に前に進もうとする力を感じた作品だった。
今まさに「青春」の只中にいる人たちに勧めたい。でも、響くのはきっと、かつてこどもだった大人たちだ。
ぜひたくさんの人に読んでもらいたい、力強く素晴らしい作品だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

最終楽章の余韻が

2019/09/22 02:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『蜜蜂と遠雷』の流れで、音楽小説を。
これも何年も積みっぱなしにしていたような気が・・・でも奥付を見たら3年ほどだったので逆に驚く。とはいえこれは再文庫化されたもので、最初に本が出たのは2009年、本屋大賞ノミネートは2010年である。約十年、と言われればそんな感じもするし、「えっ、そんなに前なの?」という気もするし。 あぁ、時の流れって。

“僕”、津島サトルはチェロ専攻で芸術大学付属高校を受験するも、あえなく失敗し、祖父が創始者である新生音楽大学の付属高校に入学する。受験の失敗は筆記試験のせいで、チェロ奏者としては才能ある、自分は特別な存在だと考えている“僕”にとって三流の音楽高校に進むことは屈辱だったが、そこで様々な人と出会い・・・という話。

ピアノではなく、こっちは弦楽器とオーケストラの話。
しかも天才ばかり出て来た『蜜蜂と遠雷』と違って、まず楽譜通りに演奏することもできない人たちが大半。それ故に音楽と格闘し、じたばたする様が素人の読者にわかりやすく共感しやすい部分多し。「音楽を文章で表現する」難しさはあれど、日常生活の描写が多いのでむしお音楽が少ないぐらいじゃない?、と感じてしまう。
というか、これは音楽小説なのだろうかとすら思う。勿論、彼らの生活において音楽は重要で大半を占めてはいるが・・・あくまで音楽は素材にすぎず、本質はビターな青春小説で。

何故か、あたしはずっと村上春樹の『ノルウェイの森』を連想・・・いい年になってから若きを回想する、という形式だからかしら。語り手である“僕”がほんとにダメなやつだからかしら(また自分はちっともダメだとは思っていないところも)。
サトルくん、自分は精神的に“高貴な存在”で、芸術を愛し哲学を理解し、まわりの他の人とは全然違うと思っているのは自意識過剰系の男子としてよくあるパターンだが、同級生のヴァイオリンを弾く女子に「美人だから」という理由で一目惚れしてしまうこともまた男子としてよくあるパターンだと自覚できないのがダメなんだよ・・・そのくせ南さん(恋に落ちた相手)がコバルト文庫とか読むみたいだとがっかりしたりして・・・コバルト読む女子だってシェイクスピアも読めばコクトーも読んだりするんですよ! 自分だってニーチェが好きとか言いながら隠れてエロ本見てるじゃないの!、とガンガンつっこみながら読んでしまいました。
時代設定的にサトルくんはあたしよりも10歳ぐらい上かな、と感じたせいもあり(主人公の名字が津島なのはあまりにもベタではずかしい!)。カタカナ表記が違うのがあるのは、あの時代はそう言っていたのだろうか?、それとも校正のチェックミス?、それともサトルくんがそう誤解していた?(自分はすごいとうぬぼれているが、実は知識も大したことなかったことのあらわれ?)、どれですか! 気になる!

そんな“僕”の苦い成長となった三年間だけど、終わりはいささか駆け足だったかな。
数十年後のサトルくんの今は多く語られてはいないけど・・・彼はあまり幸福ではないみたいだ。幸福ではないと思い込んでいるのかもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。