電子書籍
樹液少女
著者 彩藤アザミ
失踪した妹を捜す男が迷い込んだのは、磁器人形(ビスクドール)作家の奇妙な王国。雪に閉ざされた山荘に招かれた4人のコレクターの前で、無残な遺体が発見された。誰が何のために?...
商品説明
失踪した妹を捜す男が迷い込んだのは、磁器人形(ビスクドール)作家の奇妙な王国。雪に閉ざされた山荘に招かれた4人のコレクターの前で、無残な遺体が発見された。誰が何のために? 次の標的は? 鍵を握るトランプコードの秘密を知ってしまった者の運命は……。平成生まれの新鋭による新潮ミステリー大賞受賞後第一作。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
古典的な設定をうまく料理している感じ。
2016/03/26 17:32
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
閉ざされた山荘、謎めいた人形、人形作家が殺人され、次にまた一人殺され…と古典的な設定のミステリ。でもだからといってつまらないわけではなく、その設定を生かしてハラハラする展開になっている。浮世離れした少女のあやしげな言動もあいまって、ムードが出ている。
ただ、最後はちょっとバタバタな感じ。主人公の、妹へのこだわり利用する流れはうまいし、犯人も意外性があったが、謎解きのしかたがおもしろくなかった。