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B+ LABEL 壬生狼伝2
著者 秋月こお(著) , ほたか乱(イラスト)
かの池田屋事件当日。見習い隊士の朔次郎は、身体を重ねたばかりの沖田総司が修羅場へ向かうことを心配するが…。幕府方武闘集団・新撰組は、京に多数の尊壤討幕派浪士が潜入している...
B+ LABEL 壬生狼伝2
パレット文庫 壬生狼伝2
壬生狼伝 2 池田屋騒動 (パレット文庫)
商品説明
かの池田屋事件当日。見習い隊士の朔次郎は、身体を重ねたばかりの沖田総司が修羅場へ向かうことを心配するが…。
幕府方武闘集団・新撰組は、京に多数の尊壤討幕派浪士が潜入しているという情報を掴み、捕縛した大物・古高俊太郎の隠れ家にあった書状から、親幕派の朝彦親王邸焼き討ち計画を知る。 一刻の猶予もなかった。監察方を走らせた結果、敵方の集結場所は四国屋と池田屋らしい。隊は二手に分かれ、沖田総司は近藤勇局長らとともに池田屋に突っ込み、血煙しぶく修羅場に? 屯所で留守番の隊士見習い・帯刀朔次郎は、出動の直前に想いを確かめ合った沖田の身を案じ共に闘えぬことを悔しがるが…その後目にした現実は…。 大好評『壬生狼伝』の強力第二弾
※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。
サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。
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紙の本
朔次の気持ちは恋!?
2002/06/30 22:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語は『壬生狼(ろ)伝』の終わりからの続きです。ただ、本文の前に、親切な「前巻のあらすじ」が付いているので、この巻から読むことも可能になっています。思いっきり要約したあらすじですが、わかりやすいので、前巻を読んでいても、このあらすじを読むとすんなり話に入っていけて良いです☆
話の中心は、物語のタイトルにもなってる池田屋騒動でのこと。池田屋に斬り込みに行った先で、なんと沖田が倒れてしまって…。話は、主人公である朔次郎というキャラクターをのぞいては、かなり史実に沿った内容になっているそうで、歴史好きにはたまらないかもしれません。おまけに、この本独自の設定で、沖田と主人公の朔次郎がいい関係なので、そこらへんはボーイズ・ラブ好きにはツボかも(笑)。前巻では、結構沖田と朔次の恋が書かれていたのですが、今回はそれがちょっと少なくて、わたし的には残念でした☆ 沖田が、朔次郎の自分への気持ちは恋ではないのかも…と思うとこらへんは、切なくなって良かったですが。そこらへんをもっと掘り下げて欲しかったかな…。やはり、歴史ものなので、その枠に良くも悪くもとらわれてしまってる気がしました。今回のひそかな見所は、馬越が武田助勤に襲われそうになってる現場に、朔次郎が踏み込んでいくところではないでしょうか!? 一体どうなるんだと、この展開にはドキドキ・ハラハラしちゃいました☆