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電子書籍
鎌倉おやつ処の死に神 2
著者 著者:谷崎 泉 , イラスト:宝井 理人
鎌倉の片隅に佇む「おやつ処みなと」の正月。売れない小説家の柚琉はアイス作りの達人・犀川さんや妹、幼馴染みとともにカルタに興じていた。だが、そんな平穏な日々に16年前に失踪...
鎌倉おやつ処の死に神 2
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鎌倉おやつ処の死に神 2 (富士見L文庫)
商品説明
鎌倉の片隅に佇む「おやつ処みなと」の正月。売れない小説家の柚琉はアイス作りの達人・犀川さんや妹、幼馴染みとともにカルタに興じていた。だが、そんな平穏な日々に16年前に失踪した父の影がちらつきはじめ――
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紙の本
きょん
2017/03/16 22:02
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投稿者:きょん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作に続いてゆっくりした日常が流れつつも主人公の特別な力を頼った依頼がくる。私自身、病気であるので長くは生きられないけれど、誰かの命を貰ってまで生きたいとは思わない。依頼主は自分の大切な人の命の延ばして貰おうとする。そこには自分自身の思いしかないけのだけれど…私の命を延ばしてほしいなんて思う人はいるだろつか?なんてふと、思ったりした。命の長さを短いと感じるかも、もっと生きたいと思うかは誰にもわからないと思う。でも、末期癌を宣告された父は3ヶ月で逝ってしまったが、あと3年生きたいと言っていた。私の寿命があと3年あるかはわからないが、もし可能なら私の寿命を3年、父へあげたかったと思う。それでも父の最期の顔はとても安らかで微笑んでいるようだったので、命の終わりってわからない。この物語はそんなに重く深刻なものではないので読みやすいが、ふと自分の現実を考えずにはいられない。