電子書籍
ひらめき教室
2016/06/12 15:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kiyo - この投稿者のレビュー一覧を見る
松井優征、佐藤オオキ両氏ともに日本のトップクリエイターだ。
なのに案外自分で創りたいものはなく、
それはお客様の求めるモノだなどと言う。
「ウソだろー」って思ってたけど
ラスト辺りまで読めば、それが本当だとわかる。
優れたクリエイターって
創りたいモノを常に考えてるエネルギッシュな人々と思ってたけど
案外そーでもないんですね。
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投稿者:まきの - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んで、両者の仕事に対する考え方を知るだけでもとてもためになると思う。
天才たちの根性論がもてはやされる世の中で、自分の実力を見極めて、自分の才能や実力に見合った戦略を練る松井先生の仕事論は現実的。
(それで成功するのだから、それもまた天才なんだろうけれど)
夢を追う子どもたちには、世に溢れる天才型成功者の本ではなく、
こういう計算型成功者の本を読み、参考にしてほしい。
紙の本
暗殺教室
2019/02/20 08:05
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗殺教室の作者の話が聞きたくて読みました。暗殺教室自体が最初は落ちこぼれの集団だったというのが、わかる。
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NHKのSWITCHの対談がとてもよかったので本書も購入した。視聴者も見ているだけで、佐藤さんと松井さんがすごく対談を楽しんでいる様子がうかがえたけど、あの時の出会いがお互いによい影響を与えあっているのがさらに分かる内容だった。
ただ、読んでいてp128、129に突如写真があらわれるのはちょっと違和感があった。
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人気マンガ「暗殺教室」の著者と、世界的デザイナーの対談本。どこか似通っている二人の、どこかネクラで受け身、でも変に前向きな姿勢に勇気づけられる。
随所に、「暗殺教室」誕生秘話、舞台裏の発想術が描かれていて、ファンにとっては驚きも多いのでは。
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「目の前のことに全力で取り組んで、何となくいい方向に向かっていればいいんじゃないか、という方向づけだけを気にしてます。」
暗殺教室の著者と、デザイナー佐藤さんの対談集。二人とも似たような考えだ。その中でも、佐藤さんがデザイン事務所を立ち上げるまでの流れはすごい。彼の行ってきた仕事よりも、それを任される事実には驚きだ。
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『暗殺教室』『魔人探偵脳噛ネウロ』の漫画家と年に400ものプロジェクトを抱える世界的なデザイナー。ともに’70年代後半の生まれで同年代の二人のクリエイターがTV番組の対談をきっかけに意気投合し、互いの仕事現場を訪れるなど、仕事談議が盛り上がる。
やりたいことをやっちゃえという強者に対して、やりたくないことでもやる楽しみを見つける弱者。強権的なリーダーシップではなく、ゆるく自然体な中で、頑張らないけれども全力で没頭する仕事ぶり。無を前向きにとらえ、オンとオフを意識的かつ自分らしく生きること。
そんなあり方にもOKが出せる余裕をもらえた。
16-70
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デザイナーとか漫画家って自分がやりたいことをやってるイメージだったけど、この2人は常に受け身。どうして私にはやりたいことが見つからないんだろうと日々不満を感じてたけど、やりたいことがないことを生かすこともできるのだ。自分がコンプレックスに感じてたことって、考え方次第で自分の強みにできるかもしれないと思うと希望がわいてきた。
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タイトルは安直な感じですが、タイトルとは裏腹にこの対談本(対談という形式をとっています)、かなり面白いです。 ネウロ、暗殺教室が面白い、もしくはnendoの作品に興味を持った、感心したなどそういった方がいればぜひ一読をお薦めします。素晴らしい作品を世に打ち出す方々がどのように考えているのか。珍しいのが、理想や根性論を言葉を盾に綺麗にまとめたよくある本ではなく、ロジカルに2人とも物事を考えているところ。対談になると、2人の相性によっては足を引っ張ることもあるのにこの2人の場合は、お互いがお互いの可能性をよりよく広げていて、相性ばっちりです。この2人は、才能があるから、自分とは違うと思って距離を置いてしまうクリエイティブ業界の方も読んでほしいなと思います。果たして当の本人がどのように思っているのか。経歴、どれだけ努力したかを聞かされてもウンザリしてしまいますが、この本は違います。戦略。弱いものがどのように力をつけて発揮するか。とりあえず読んでみてください。
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デザイナーの佐藤オオキさんと、漫画家の松井優征さんの対談。
クリエイターというくくりには入るものの、それぞれ分野が異なっている二人ですが、性格も、仕事への向きあい方も似ていました。
クリエイターというと、自己主張がしっかりしていて、やりたいことがはっきりしているイメージでしたが、このお二人はとても受け身。
「やりたいことがない」と言い切ってしまうところが新鮮。特に佐藤さんがnendoを立ち上げるまでの経緯は興味深いです。
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2016/08/26
移動中
対談からの派生。違う分野に同じようなベクトルの人がいる。それは非常に稀有な出会いなんだと思う。良い感じの距離感に見え、憧れる。
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私の好きなお二方の対談とのことで、喜んで読んだ。今まで別々に好きだったんだけど、これからはニコイチで活躍を期待しております。
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http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0827-n/ ,
http://www.nendo.jp/
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暗殺教室作者の松井優征とnendoの佐藤ナオキの対談。ネガティブ思考の使い方、みたいなところを考えさせる視点が興味深い。
1.人は基本的に無関心。所詮自己満足じゃないかと思えるかどうかはクリエイターとして大事。
2.魅力的なデザインはどこか欠点がある。キャラクターが持つ特性は非常に近い。
3.先人が素晴らしいものを作っていたんだから使わせて頂く。そうやって時間と費用を浮かしながら自分にしかない表現に注力する。
4.物事にバイアスをかけず、へーそうなんだと常に真っ白な状態で受け止めることが出来るという意味の素直さが仕事を楽しむ第一歩。
5.結局漫画家の立てるステージの数も人々のお財布の中に入ってるお金の量もだいたい決まっている。
6.繋がりが一番大事な中で自分と似た考えを持った人との出会いってやっぱり嬉しい瞬間。
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デザイナー、佐藤ナオキと漫画家、松井優征の対談内容をまとめた一冊。元々はNHKの対談を某動画サイトで見たことがきっかけで購入。二人の飾らない考え方に共感。そして、ものづくりとは何なのか?何か形にして生きていくことを生業にするなら読む価値ありだと感じさせられ、さらには彼らの対談姿が目に浮かぶ興味深い内容だった。