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【期間限定価格】新幹線電車の技術の真髄
著者 望月旭
昭和39年10月に開業した東海道新幹線は、それまでせいぜい時速100キロだった日本の鉄道を、一気に2倍以上の高速運転にするものだった。それから半世紀の歳月を経て、「踏切の...
【期間限定価格】新幹線電車の技術の真髄
新幹線電車の技術の真髄
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新幹線電車の技術の真髄 「より速く」を追い求めた半世紀のあゆみ (交通新聞社新書)
商品説明
昭和39年10月に開業した東海道新幹線は、それまでせいぜい時速100キロだった日本の鉄道を、一気に2倍以上の高速運転にするものだった。それから半世紀の歳月を経て、「踏切のない標準軌の線路を走る交流電化による電車列車」という基本こそ変わらないものの、ついに最高時速300キロを超える高速運転が実現した。それは単に従来からの新幹線の延長線上にあるものではなく、諸問題を克服するために開発された新技術を導入し続けたことで、初期の量産車である0系からは大きな変貌を遂げた新車両が次々と生まれたからだった。新幹線電車を知り尽くした著者が、その技術の真髄を克明に解き明かす。
望月 旭(もちづきあさひ)
1936年12月横浜生まれ。1960年慶應義塾大学電気工学科卒、同年国鉄入社。車両保守で大井工場、浜松工場、郡山工場、本社修車課、後藤工場に勤務し、その間に車両設計で電車・電気機関車に約8年間、新幹線電車に約6年間携わる。主となった車両は201系電車と100系新幹線電車。JRになってからは鉄道総合技術研究所の速度向上研究室に3年間勤務。1990年退職。その後、2006年まで東芝の鉄道部門に勤務した。この間に工学院大学で電気鉄道の兼務講師を14年間、技術士の試験委員を3年間続ける。また、1990年から1997年までは、海外鉄道技術協力協会(JARTS)メンバーとして台湾高速鉄道に携わる。2001年から2013年までは日本鉄道車両機械技術協会の技術顧問。
目次
- 第1章 走行抵抗の減少―速度が向上しても走行抵抗が減少する不思議
- 第2章 車体の軽量化と気密―軽くて丈夫な新型材と溶接法
- 第3章 空調と換気―分散から集中へ、屋上から床下へ
- 第4章 高速集電システム―高速で走行しながら電力を得る新幹線ならではの悩み
- 第5章 主電動機の変遷―小型軽量化と高効率を究めた心臓部
- 第6章 電力変換装置と回生ブレーキ―時速300キロ実現の立役者
- 第7章 蛇行動防止性能―時速300キロと曲線通過性能の両立
- 第8章 粘着性能とブレーキ距離―速度が向上してもブレーキ距離が延びない不思議
- 第9章 輪軸セットの安全性―「折れない」車軸のための技術の進化
- 第10章 ばね下質量の削減―革新的な車両の軽量化で誕生した300系
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