紙の本
軽い講座録として
2021/12/28 01:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名(のもの)希望 - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上さんの書籍は学校の授業からさらにわかりやすくした内容を記録したものが多いです。文系ばかりに偏りがちですが、理系としては数少ないある意味で貴重なものであると言えるでしょう。
理系科目を避けて卒業したけど何となく興味はあるという人におススメです。
紙の本
文系人間でも理解できる。
2017/01/01 18:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
わかりやすいニュース解説。わかしやすい本。
そんな池上氏という期待も有り、理科が苦手な文系男子(笑)の私が
読んでみようと思った本。
この本を読んで印象に残ったのは以下3点。
1.科学は疑うことから始まる。
2.仮説と検証を繰り返して真理に少しでも近づこうとするのが科学の営み。
3.仮説を立てるだけでなく、誰が実験しても同じ結果が出ないと実証
したことにならない。
本書は6章に分けてテーマを取り扱っている。興味の有る部分だけ読んでも
支障が無い構成。
理科が苦手だけど興味がある方にはお勧めしたい。
紙の本
池上無双
2018/11/23 20:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
積読本消化。
科学入門というよりも科学読本です。原子力(物理)・新エネルギー(化学)・遺伝子(生物)・IPS細胞(医学)・大陸移動説(地学)・地球温暖化について、全くの門外漢である池上氏が、NHKの「週刊こどもニュース」で培った技術で、知識がなくとも理解できるような内容となっています。各テーマの導入としては最適な本と言えますが、入門書ではありませんので、本書を読むことで各分野の基礎知識を習得することは期待できません。それにしても、これだけ広範なテーマを扱う割に、参考文献の少なさにはびっくりしました。
ところで、池上氏著作の積読本は、残り1冊。それを読んだら決別します。池上氏を巡り最近発覚した、やらせとパクリ疑惑。結局、テレビ制作サイドが勝手にやったことで、自分は知らないと言い逃れ。これは「秘書がやったことで、私は知らない」と言い逃れする政治家や、「イッテQやらせ疑惑」に対する日本テレビの対応と全く同じです。しかし、池上氏と共存共栄関係にある既存のマスコミは、一切追求せずに池上疑惑は収束しました。「池上無双だ」と池上氏は天狗になっていますが、所詮「人に厳しく、自分に甘い」人でした。
投稿元:
レビューを見る
科学とは疑うことから始まります。
というサブタイトルのついた池上さんの本、読んでみました。
正直、分子、原子、原子核、素粒子なんて言葉が出てきて
学生のころ何一つ理解できてないお馬鹿さんな自分には敷居が高かったですね
分かりやすく説明されているとは思いますが
土台が違いますからね
群を抜いてお勉強できなかった自分には、やっぱり難しいです。
ではなぜこの本を買ったのか?
それは、知りたかったから。
興味はあるんです。
今、学生に戻れるなら勉強したいですね。
当時は考える力はゼロだもんね…
しかし、この本を読んでひとつ謎が解けましたよ!
それは、環境ホルモンについて
なんで、あれほど騒がれてた環境ホルモン問題が
今は名前すら出ないのか、ずっと不思議だったんです。
この本によると
環境ホルモン
正式には内分泌撹乱物質
生物の体がホルモンと勘違いしてしまい、オスのメス化が起きるなどという問題だったけど、
1998年に環境庁が研究を開始し
多くの物質は哺乳類には影響を及ぼさないことが判明。
そうだったんですね、安心しました。
それと、関係ないけど
214ページの2行目
ところ調査結果は、じゃなくて
ところが調査結果は、の間違えではないかね?
投稿元:
レビューを見る
大学初年次に科学とは何かを考える資料として参考になると考える。特に原子力発電や核爆弾についての歴史は改めて整理でき勉強になった。
投稿元:
レビューを見る
大人の教養という意味で知っておくべき科学
をいつものように著者がわかりやすく書かれて
ある内容。
物理学として、素粒子から原子力まで
化学として、水素エネルギー
生命学として、生命誕生。DNA・遺伝子の話
医学として、ips細胞をはじめ再生医療の話とウイルスの話
地学として、地震の発生メカニズムと火山噴火。地球のプレートの話。
それらを総合的に環境問題として、地球温暖化の話
ぜんぶで6つの話でした。
投稿元:
レビューを見る
学校の勉強なんて、社会に出て役に立たない。
文系に進むから、理系の勉強なんていらない。
そんなことを言ってる人に、手に取って読んでもらいたい。科学の話を身近な話題や社会問題とつなげて説明されているから、ある種の「危機感」をもって、サイエンスの話も他人事ではなく、勉強することができる。
今後のサイエンス関連のニュースを、見る目が変わる気がする。おすすめの一冊です。
投稿元:
レビューを見る
”サイエンス”としては浅い。
教養や雑学程度なら適してる。
第一次世界大戦終結の理由をスペイン風邪と断言するのはいただけない。
投稿元:
レビューを見る
①物理
②化学
③生物
④医学
⑤地学
⑥環境問題
6項目に分けて、池上さんがわかりやすく解説してくれています。でも、やっぱり専門的なことは難しすぎてわからなかったです(笑)。
他にも、色々な科学の本を読んでみよう。
投稿元:
レビューを見る
いわゆる文系が理系知識を抵抗なく知る本.文系の方向けにわかりやすい説明の参考になればと購入した(当方は理系).他の著者本に比べ,得られる表現は限りなく少なく感じた.
投稿元:
レビューを見る
私もバリバリの文系です(笑)
サイエンスと本題にあったので、最後まで読めるかなと心配でしたが、あっという間に読んでしまった(笑)
内容はそんなに難しくなくて読みやすく、いつも通り分かりやすかったです。
物理が一番縁がないですが、原爆や原子力の話はタイムリーな話で興味深く読めました。
『おとなの教養』の続編だそうで、合わせて手元に置きたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
格差関連でベストセラーを出した池上先生による科学解説本。わかりやすいし、面白い。特に序章は感動した。科学とは何か、どう理解すべきかを語っていて、それは歴史的・哲学的な視点からも語られている。その後は物理、化学、生物学、医学、地学、環境問題について、かなり専門的な話をジャーナリスティックな各テーマ選択でかなりかいつまんで語られている。それでも原子力についてこんなに突っ込んだ話は自分でも初めて。原子力はあまり好きでは無いので自分には気分悪くなる位だった。他も期待通り、単に科学の視点でなく社会やニュースとの関連させて語られている。この人は文系とのことである。しかし専門外と思われる分野についてとにかく良く調べるものだと感心する。
投稿元:
レビューを見る
サイエンスというタイトルに身構える必要はない。
新聞に載っている理系的なことを丁寧に、いつもの池上さん口調で補足してくれる。
ただ、池上さん自身も、こと科学に関しては意見を言い切ることに躊躇するのだろうか、「遺伝子組み換え食品」に曖昧な意見しか書いていないのは残念だった。
「大躍進政策」については、はっきりと言い切っているのに。
投稿元:
レビューを見る
‹内容紹介より›
科学とは「疑うこと」からスタートします。
そこから仮説が立てられ検証されることで、さまざまな発見に結び付き、歴史を動かし、私たちの生活を大きく変え、そして未来をも左右していきます。
核兵器から原発、水素エネルギーから再生医療、首都直下地震から地球温暖化まで、世の中のことをしっかり把握できたとき、あなたはアルキメデスのように「やったぜ!」と思い、満足感を得るかもしれません。
ーーー
いままで、あまり深く考えてこなかった「科学的思考」とは何か、ということがわかりやすく書かれている。
文系の人間でも、「こういうことは理解しておいたほうがいいですよ」という基準が明確で読みやすい。
例えば「降水確率30%」というのは、同じ形の気圧配置になったら100回のうち30回は雨が降るという過去のデータがあります、ということだったり、「DNA」というのは「デオキシリボ核酸」という物質の名前で、「遺伝子」というのは「DNA上に記録されている情報」のことである、という知識だったり。
「劣化ウラン弾」のしくみや戦車の装備から「戦争の本気度」がわかる、という話や東日本大震災のときに情報が錯綜したことなど、ジャーナリストならではの分析も。
特に文系人間がやりがちな「相関関係」と「因果関係」の取り違えに注意したい、という話は身につまされる思いがしました。
「朝ごはんを食べる生徒は学力が高い」かもしれないけれど、「朝ごはんを”食べると学力が上がる”」という因果関係は証明されていない、という話。
なるほど、と思います。
他にも、中華料理に使われる「八角」というスパイスから「タミフル」が開発された、という話や、地球温暖化で海面上昇の原因となるのは南極大陸の氷が溶けだすことよりも海水自体の温度が上がることで水の体積が膨張することだ、ということなど、トリビア的な情報も満載です。
投稿元:
レビューを見る
根っから文系の私にもとても分かりやすく、面白かった。
同じシリーズの本が先に出版してあるようなので、ぜひ手に取ってみたい。