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面白い
2023/04/10 07:53
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投稿者:本好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
この文章に出会えただけで、1万5000円の価値を感じた。
これまでにマネー本をたくさん読んできた人であれば、本書には既知の内容も多いはずだ。 それはそれで構わないが、結局はそれらの知識をどのように取捨選択し、どのようにして文脈に溶け込ますことができるのかで著書の力量が決まるのだ。
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投稿者:本好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネス読書は、目的を持たなければ単なる消費で終わってしまう。 本書はビジネス書を自分の血肉にするための「ビジネス書の選び方」「ビジネス書の読みこなし方」「線の引き方」を解説した書籍だ。
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結果ではなく原因に線を引け
2018/09/08 16:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
参考になったのは、原因より結果に注目して
線を引けということ。
好きな著者の本ばかり読むな。
ベストセラーが何故売れているか原因を
考えよ。
読書をする上での大切な視点を教えられた。
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【この本から、連鎖する。】
表紙の赤線が美しく、一貫して情緒が感じられます。
特に、序文と終章に土井さんのルーツを感じられる本書。
巻末カラーの本の写真横の赤線が、土井さんがリアルに引いた線です。(本そのものも、本人私物。)
ビジネス書によくあるがつがつとした力押し感はなく、自然にそこにある、ふんわり道を示してくれる印象を受けました。
優しく、ここからステージが広がっていく本です。
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もっと早く読みたかった。読書への考え方、向き合い方が変わる。
目的を持ってビジネス書を読むとことの大切さを認識した。
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読書、特にビジネス書との関わり方を、各人の「目的」を軸に導く一冊。
非常に分かりやすく、より目的を明確化しながらビジネス書を読み進めることができるようになる。
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今年読んだビジネス書の中ではNo.1である。何故本を読まないといけないのか?どのようにして何を考えてどうアウトプットしていくのか土井様の考えが淡々と述べられている。知識は人を作り、人を動かしていくという典型だと思う。小説は消費、ビジネス書は投資、偉大な著者たちのものの考え方、フィルターを覗ける、1冊すべてを読破する必要性はない、目的が明確化どうかで読書の質も時間も変わる、ものごとのセンターピンをつかめ、勝者は違いを作り出す、違う世界のものを受け取って自分の世界に適用し成果を生み出せ、分厚い本・古典こそ読めば競争優位性を作れる、等この本に多くの線が引かれた。それほどエッセンスが詰まっているともいえる。
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人気書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」の執筆者でもある著者の作品。
土井氏に紹介されたビジネス書は読書の参考にさせてもらっており、もうそれが何年にも及んでいます。
また、これまでの著書も何冊か読んでいます。
待望の読書本ということで、興味深く読みました。
ビジネス書をどのように選び、読み、活かすか。これまで多くの著者によって書かれた内容ではありますが、何年もメルマガを書いている著者の視点は、また新たなものがありました。
巻末には著者が引いた線を紹介していますが、きっと自分では引かないだろうというところばかり。
人によっては、著者と同じ箇所に線を引けたことがうれしいと思うかもしれませんが、これは少し違うと思います。
読書をするためには、立場や目的がそれぞれ違うはずであり、全く立場も異なる著者と同じ線を引いていないことにこそ、意義を求めるべきだと考えます。
私は4か所の線を引きましたが、これは正しかったのか、それは今後自身の思考と行動により証明するしかないと思います。
<この本から得られた気づきとアクション>
・読む前の目的意識によって、線は異なる。そのため、読む前の準備も大切
・引いた線は読み返すことで、より理解が深まり、自身の成長を感じることができるはず。
▼11の読書戦略
1 経営者本は「創業者」か「中興の祖」を選ぶ
2 「プロフィール」で本物か偽物かを見極める
3 著者は「一流の変態」を選ぶ
4 「コンサルタント」から学ぶのは王道の戦略
5 著者が「専門外」を書いていたら避ける
6 本の「タイトル」にだまされない
7 「固有名詞」の多い本を選ぶ
8 冒頭の数ページで「いい線」が引けそうな本は買い
9 膨大な「データ」に立脚した本を選ぶ
10 「翻訳書」は良書の率が高い
11 「箇条書き」に注目する
▼「センターピン」を探す
・「原因」とはセンターピンのこと。絶対外してはいけないセンターピンが何かを知らないと成功はない
<目次>
序文 人生は「1本の線」から動きだす
◎たった1本。それで十分
◎小説は「消費」、ビジネス書は「投資」
◎「評価とは理解である」 ほか
第1章 こんな読書をしてはいけない
◎「おもしろいかどうか」はどうでもいい
◎「書評」なんていらない
◎「全部読まないといけない」という病
◎信念を確認するための「自己陶酔線」は無意味
◎著者の「ウソ」と「いい話」に線引くお人好し
◎読むべき本を立ち読みで見抜く11の戦略 ほか
第2章 「速く」読むな。「遅く」読め
◎速読なんていらない。知らないことは遅くて当たり前
◎できない人は「今年○冊読む」と目標を掲げる
◎その読書は「息抜き」か「努力」か
◎賢者は努力する人を決してバカにしない ほか
第3章 「全体」を見るな。「部分」を見よ
◎ジョコビッチがボリス・ベッカーをコーチにした理由
◎得手を磨き、不得手をなくす読書戦略
◎一���になるための8つの「部分練習」とは?
1.会計・ファイナンス
2.戦略
3.マーケティング
4.オペレーション
5.マネジメントとリーダーシップ
6.商品開発
7.統計
8.経済 ほか
第4章 「結果」を見るな。「原因」を見よ
◎原因とは「ボウリングのセンターピン」である
◎ユニ・チャームは国境を越えていく
◎成城石井はCランクがお好き! ?
◎KADOKAWAがはまる「ABCの罠」
◎USJのセンターピンとは何か? ほか
第5章 「同じ」をつくるな。「ちがい」をつくれ
◎代官山蔦屋書店が「駐車場」の幅を広くした理由
◎「ちがい」は「組み合わせ」でつくられる
◎最強の営業マンは「節税」を語る
◎そのビジネスの「上流」は何か?
◎「とんかつよりソースが大事」は本当か ほか
第6章 「中身」を読むな。「背景」を読め
◎流行りのベストセラーから何を学ぶか
◎『学問のすゝめ』は慶應義塾のパンフレット! ?
◎「俺のイタリアン」から学ぶこと
◎背景を知りたければ「現場」に出よ ほか
第7章 さあ、「教養」に挑め!
◎「恐怖」に「知的好奇心」が勝つかどうか
◎「金」は奪えるが、「知恵」は奪えない
◎『非才! 』になりたければ、かける時間を増やせ
◎「分厚い本」に挑むコツ
◎引けば引くほど、もっといい線が引ける ほか
終章 ブルー
巻末付録 私の引いた44本の線
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小説は娯楽としての消費、ビジネス書は社会活動としての投資という観点が新鮮だった。どこに線を引くか読書としての目的を持って読むことの重要性を語っている。
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「読んだときには多少の嫌悪感があっても、どういうわけだか、"気になる"1行に出会うことがある。こんな1行には、思い切って線を引いてみたい。」
これだ!そうだ!と思う箇所に線を引くことは多い。
一方、
ちょっとした嫌悪感を感じるような箇所でも、自分が得たい成果をもたらした原因であれば、線を引くべきだ。
これを読んでる最中から、
ここは今までだと引いてないなというところも引くようになった。
今後の読書人生の質を高める良書だ。
人生において食わず嫌いをなくし、
もっと人生を謳歌しよう。
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小説は「消費」であり、ビジネス書は「投資」であると筆者は述べる。
あらゆる媒体に、「消費」と「投資」の概念は当てはまるのではないかと思う。
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本に良く線引きするので購入。ただ線の引き方よりは著者が読んで役に立った本の話がメインなのが残念。
引き方としては「結果でなく原因に」「不快でも気になるところ」を意識したいなと。
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どこに線を引こうとそれはそれで間違いではないのではないか。線の引き方ではなく線の利用法が大切だという事。
ならば人はどこに線を引くのか一つ調べてみたいものだ。一冊の本を大勢の人に読んでもらいその本のどこに線を引いたのかそれを集計しすべての線を引いた本を刊行してもらいたい。
一番興味があるのは人が引く線である。人が引く以上その裏には必ず真があるはずだ。
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名著とは、言い換えれば、世の中の多くの人たちが参考にしている「基準」のようなものだ。基準を知らずして、ビジネスは成功しない。(p.83)
「知っていることばかりで残念」という趣旨のレビューもよく見かけるが、これもとても残念だ。仮にその本がベストセラーなのだとしたら、その本の著者や編集者は、どのレベルの知識の読者に向けて本をつくったのかを検証すべきだろう。自分は全部知っている、と胸をはったところで、何も身につかない。(p.160)
買って損した、だまされた、と感じる人には、あえてこんな考え方を提案しよう。
だまされることもまたビジネスの本質なのだから、「なぜ、だまされてしまったのか」「相手のどんな点が一枚上手だったのか」を楽しみながら考察してみるといい。誤解をおそれずに言えば、ビジネスとはだまし合いなのだ。(p.161)
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読書術の本かと思ったら「ビジネス本を読んで成功しよう」という内容の自己啓発本だった。題名に騙された(と言ったら著者に怒られるのだろうが)。著者としてはビジネス本が盛り上がらないと商売的にマズイのでこういう本を出すのは仕方ないのだろうけど、40過ぎて小説は「消費」ビジネス書は「投資」と言ってしまうところに人間的未熟さを感じる。