国王陛下の麗しき花嫁

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投稿者：NATSU　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ゆりの菜櫻『国王陛下の麗しき花嫁』
タイトルに花嫁とあるが、結婚連呼する割に全然花嫁にならないし、実質王子のままなので花嫁感半減。
初っ端から外堀も埋め尽くされ罠に嵌めての強制花嫁で、更に元鞘という物語のピークは終了したかのような状態からのスタートだが、だからこそ悲愴感がなく最初からバカップル丸出しで良い(かも知れない)。
受けが往生際悪く拒絶しつづけているのも、単なるイチャつき、若しくは掛け合い漫才にしか見えず、同じ強制花嫁物でも他とは一線を画している感じ。
攻めが24時間発情状態の上、受けも流され過ぎだから、無きに等しいストーリーさえ全然進まないどころか最早途中放棄の感さえあるので、終いにはいい加減にしろという気分になるが・・・。

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

夫婦漫才は楽しいですが、せっかく王族という設定なので、もう少しそれらさしさがあるとうれしかったかな。攻め国王の性欲がすごくて少し引きました。この王様の下で暮らすのはちよっとなぁ。

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投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

みずかねさんの挿絵に惹かれて購入しました。

政治的には駆け引き上手というものの、幼馴染みにしてクラスター王国のデュランに、恋愛面では振り回されまくりな小国はオルレア王国の第二王子のアーネスト。
１年前にサッパリ別れたつもりが、舞踏会だと騙され呼び出され、伴侶だと公表されてしまい……。

ラブシーンは有りが好きなんです。
好きですが、そこまでに行き着く過程が楽しみであり、実は最中のシーンは余り身を入れて読みません。
なので、痴話喧嘩の延長のようなラブシーンの数々には、ジークと共に早々退場したくなりました。