紙の本
関東と関西の違い
2016/07/18 15:08
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
エスカレーターの立ち位置等、東西の違いは面白い話のネタとなります。
本書は34のテーマ(いなり寿司・おでん・カクテル・カルタ・環状線・金封・建築家・コマ・桜餅・七味唐辛子・実業家・消防紋章・縄文土器・関・線香花火・ぜんざい・扇子・銭湯・タクシー・タマゴサンド・卵焼き器・だるま・ちらし寿司・ねぎ・ネコ・のれん・ひなあられ・ひな人形・火鉢・骨抜き・名山・屋根・落語家)について、4ページを使って東西の違いを写真と解説で簡潔に紹介。初めの2ページでは、東西対立する構図を大きな写真で比較。大変わかりやすかったです。
都市への人口集中やメディアの発達で文化の均一化が進み、地域差は年々なくなっているようです。方言さえも絶滅危惧種と聞きます。文化・習俗は多数派に集約されていくものかもしれませんが、地域独自の文化は何とか存続してほしいものだと、本書を読んで強く思いました。
それにしても、普段何気なく使っているモノが、東西でこんなに違うものなのかと面白く読みました。私は九州の人間ですが、30年ほど前、初めて上京した際、ラーメンやぜんざい等食べ物の違いや、北九州弁が通じないことに若干ショックを受けました。そういえば、大学時代に通った銭湯の湯船の位置は、浴場の中央だった(関東は浴場の奥)と懐かしく思い出しました。
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙写真の銭湯の違いなど、東日本と西日本の違いを様々比較する一冊。線香花火にも違いがあるとは知りませんでした。
紙の本
くらべる東西では、こんなに違うだ!!
2017/03/08 17:17
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投稿者:中ちゃんで~す! - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本は、東西に長いため、同じ食べ物でも、中に入る具材が大きく異なり、文化も違い、納得の1冊になった。
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目で見て違いが分かる
2016/10/27 23:40
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投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
食べもの、座布団、落語家など東西で見た目だけで差異が分かるものが多い。写真で一目であるが、文で説明。分かりやすい。
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坂東びいきと上方への憧憬に心が揺れます
2017/09/17 10:11
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の先頭の写真から、意外な東西の差に目を惹かれました。
食べ物は矢張り、上方の方が美味しそうだし、道具や調度品など
は、流石に古の日本中心らしく洗練されているなぁ、と感服します。
それでも東の粟ぜんざいや吹き寄せちらしの方が好みだな、などと
地元びいきの心もくすぐられます。
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関東と関西で違うもの、どれだけ思いつきますか?いくつか挙げてから本書を読むと「こんなにあるか!そういえばそうだなぁ」と新鮮な驚きを得ることが出来るでしょう。
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おかべさんは西から東へ移った人。私は東から西へ移った人。西と東の文化の違いは、両方に住んでみると本当に顕著に分かります。
この写真集も「そうそう!」と頷けるものばかり。
同じ国で新幹線で1時間半。こんなに近いのにどうして違うのか!?それは其々に伝統を守る気持ちがあるからです。
現代ではこの違いが薄れ、日本どこでも同じ物の囲まれて暮らすようになってきているとか。それはとても残念なことです。
旅行に行ったらまずスーパーの品揃えを見るのが楽しみな私。いつかどこのスーパーも同じ物を置くようになるんだろうか…。
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いなり寿司から、桜餅、そして、銭湯から線香花火まで。
地域によって異なる風習、食べ物、文化など、形として表れているものを、まず最初の2ページ見開きで写真を並べ、次の2ページで違いと出典について解説するという4ページをセットにして比べて並べた34点。
京都生まれ、東京の大学進んだおかべしの見てきた世界と、神奈川生まれ、京都の大学に進んだ私が見てきたものは、裏返しだけどきっと同じようなもの。
それだけに、この比較はとても面白かった。
でも、おでんの項だけは納得がいかない。
関東おでんにちくあぶを出してきたのは納得できるが、もうひとつ、関東と関西のおでんの最大の違いは「すじ」だと思うんだけど。
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興味深い。
そうそう!というものから、へぇ~!というものまで。
昔の西と東の距離は相当なものだったに違いないと感じられた。
現代は、だんだんとその差がなくなってしまっているように感じられ
いいような、残念なような。
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表紙のように写真で一目瞭然となっていて分かりやすく、桜餅やおでんみたいな有名な物から、骨抜きみたいなあまり知らなかったものもあって面白い。
個人的には「金封」(香典袋やのし袋)の違いは知らなかった。
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関東と関西の文化の違いを撮り下ろし写真で紹介。知らなかったこと、気付かなかったことも多くて面白い。高校の寮の風呂は「西の銭湯」タイプだったなとか、東京で食べた讃岐うどんに「東のねぎ」が入っててビックリしたなとか、あれこれ思い出す。カギ尻尾のネコは東に多いのか。「カギ尻尾猫=長崎」だから西に多いイメージ持ってたけど、そういえばこちらではあまり見かけない。あと、「東のぜんざい」にビックリ。
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こういうの大好き!!
東西の違いはなくなりつつあるようだけれど、
東西に限らず、その地域の特徴は
残すべき!だよなぁと思う。
旅先で見慣れた看板を見かけると
ちょっと安心したりもすることもあったりするんだけど。
関西で生まれて育って、
家族もみんな西の人な私は、
さすがに西の文化に馴染んでいたのだと今さら思った。
当たり前なんだけど、面白い。
ただ、母の作るたまごサンドイッチは東の文化だった。
なんでだろう、
母はどこで覚えたんだろう。今度聞いてみようっと。
私は当然、母から習ったように東のサンドイッチなんだよなぁ。
娘もサンドイッチ見て、「おお!うちのは東やんかぁ」と言ってた。
あと、線香花火。これは西のほうが圧倒的に長持ちなんだよねぇ
楽しかった!!
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[墨田区図書館]
2019年10月追記:
ブクログレビューで見かけて面白そう、「読みたい」登録しよう、とみてみたら、既に「読み終わった」になっていてびっくり!でもこのレビューのおかげでどんな本なのか、細かい内容はともかく、自分の中での位置づけ感覚を思い出した!!こういう時、半分は心の声を残した自分のレビューのおかげとわかっていても、ブクログ様様だなーと思ってしまう(笑)
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同じ著者コンビの、「目でみることばのずかん」がとても良かったので、そこから検索して借りてきた前作7冊の一冊。
ただ、この7冊は小さいけれど180ページくらいある分厚い辞書チックな本で、、いわば大人の雑学書的なつくり??
いきなりこの本を子どもにどうぞ、とするのは少し厳しいかもしてないので、やはり上著を最初に知って良かった!あの本を読んで面白いと思った後なら、この本に出てくる絵がそれぞれの表紙などにも出ている(というかあの本の方が、これら7冊からの抜粋本だから)し、子どもでも興味深く眺められるはず。
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東西の文化の違い
分厚いけれど、写真メインなので、パラパラっとみられます。
知っているのはちょっとしかなかったです。
印象的なのは
表紙の銭湯
食パンの厚さ、卵のサンドイッチ
香典袋、のし袋
ひなあられ、節分の豆、ひな人形と並べ方
地図では西が左なので、
写真も西が左側、東を右側にしてほしい
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同じスタッフで七冊目って?~いなり寿司・おでん・カクテル・カルタ・環状線・金封・建築家・コマ・桜餅・座布団・七味唐辛子・実業家・消防紋章・縄文土器・関・線香花火・ぜんざい・扇子・銭湯・タクシー・タマゴサンド・玉子焼き器・だるま・ちらし寿司・ねぎ・ネコ・のれん・ひなあられ・ひな人形・火鉢・骨抜き・名山・屋根・落語家~名山の東はつくばで西は富士…というのは、江戸から見ての話。カレーうどんは違わなかった。写真を見て違いが分かる銭湯