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「母と子」という病
著者 高橋和巳
人間に大きな心理的影響を与える存在は、「母」である。人は、人生で一番大切な「安心」「甘え方」を母親に教えてもらうのだ。ここでは、母親を三つのタイプに分け、それぞれで子がど...
「母と子」という病
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「母と子」という病 (ちくま新書)
商品説明
人間に大きな心理的影響を与える存在は、「母」である。人は、人生で一番大切な「安心」「甘え方」を母親に教えてもらうのだ。ここでは、母親を三つのタイプに分け、それぞれで子がどんな心の病になるのかを分析し、そして回復に至る道のりの違いを分析する。長年、診療現場で様々な「母子関係」を見てきた精神科医だからこそわかる、「母と子」という関係に潜む病と、その回復のヒントを示す。
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紙の本
家族理解が深まる本
2017/05/29 11:10
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ありき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「母と子」という切り口から家族のことを考えられます。自分自身が母親になり、自分の母との関係や、子どもたちとのあり方を振り返りました。これまでの母や家族との日常の意味づけができます。
第三章にある、娘の治療は不要、母親の治療だけで完結する、という思春期の問題について述べているところの、母親自身が「自己理解」を深め、「自己受容」することが大切というのはなるほど!と思いました。
家族のことに課題を抱えている友人にもプレゼントしました。
紙の本
Sタイプ 親になりきっていない未熟な母親
2018/07/09 16:11
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
たしかに、「Aタイプ 親としての責任をもつ標準的な母親」が理想であろう。しかし、「Sタイプ 親になりきっていない未熟な母親」も少なくないのではなかろうか。誰もが、標準的な母親になりたいと思うものの、実際には、未熟な部分があるはずだ。はじめから達観している親などいないだろう。その意味では、定型的・類型的過ぎるのではと思った。むろん、「Dタイプ 対人理解に障害がある母親」なのは問題である事に異論はない。
未熟な親を持つ子供という問題点について、もう少し現実的に突っ込んで欲しい部分があったのが残念である。