- 販売開始日: 2017/03/01
- 販売終了日:2025/05/28
- 出版社: 幻冬舎コミックス
- レーベル: バーズコミックススペシャル
- ISBN:978-4-344-82854-4
読割 50
電子書籍
私という猫 ~呼び声~
著者 イシデ電(著)
「私」は野良猫。数年生きて消える猫。孤高を守るものも、寄り添う者も気ままに暮らすその先に、過酷な日々が待っている。それでも本能のままに走り、叫び、喰い、懸命に産み育ててい...
私という猫 ~呼び声~
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私という猫〜呼び声〜 (バーズコミックススペシャル)
商品説明
「私」は野良猫。数年生きて消える猫。孤高を守るものも、寄り添う者も気ままに暮らすその先に、過酷な日々が待っている。それでも本能のままに走り、叫び、喰い、懸命に産み育てていく。やがて「私」は……。短い命に痛いほど鮮烈な「生」を映し出す、衝撃の猫物語!
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電子書籍
生きること
2019/05/31 08:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あられ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あんたが
筋金入りの
ヒト嫌いって
あたしは
よーく知ってんだ
あんたに
ミーさんの何が
わかるってのさ」
「好きにしろ
嫌いにしろ
私たちは考えた
ヒトとどう
向き合って生きるか
私もミーさんも
考えて…決めた
反対だから
わかることもあるんだ
で? おまえは?」
シリーズ2巻目。
1巻目は群像劇のテイストで、猫たちの世界を借りた人間のドラマとしても読めたかと思いますが、2巻目はより深く、個人(個猫)の内面に切り込んでいきます。文字通りに。
これは、それによって失ったものの物語であり、生きることと死ぬことの物語です。
「猫ちゃんのマンガ」として軽い気持ちで読むと後悔するかもしれません。特に「愛らしい動物のほほえましいしぐさに癒される」ようなことを期待している人にはお勧めできません。また、猫好きにとっては非常につらい描写が続きます。
それでもこの作品は名作だと思います。この作品を読んでよかった。
絵には1巻以上に迫力があります。
紙の本
人間観察力
2016/02/23 21:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
イシデ電の人関係のアヤを描く能力は当世随一だと思う。センチメンタリズムや商業主義に安易に流されない物語の運びは、読むたびに良い意味で予想のはるか斜め上を飛び越えていく。
餅巣菓さんに呼ばれるも、逆流主婦ワイフもそんな作品だった。
この作品も、お題は猫ですがもうどこまでも人間臭く、でもどこかやっぱり人間離れした神話の世界のようなお話。
猫好きでない方も読んでみて、イシデ電ワールドに触れてみるべき。絶対後悔しないから。