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世界を飛び回っている著者だからこそ書ける内容。日本のメディアが報道しない内容もかかれているので新鮮だった。ライフスタイルの革命がどのように起きているのか、そして私たちがどのように対応していけばいいのか考えるきっかけになった。
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高城さんのブログをよくチェックする。
なんだか時代の最先端を行くような人だという思いがあって、
彼の日常や思想をのぞくことはとても楽しい。
日ごろから彼自身が批判している「紙」媒体。
なぜ、この人、本を出すんだろうと気になって手にとってみた。
この本を読んでの印象は、
「ああ、学生のとき、こういうこと言う奴いたなあ」というもの。
具体的にはわからないけど、世界って変わるんだよっ!!
そのきっかけは、自分の興味のあるものなんだと、
そしてこの分野には周囲のほとんどの人は気づいていないという自惚れ。
いや、これ、けっこう「みんな」が考えてるんじゃないの?
ということを、こう堂々と「オレだけの意見」として発表できるところが
この人のすごさなのかも知れないなあ。
論文でも、エッセイでもない、覚え書き。
だけど、面白かったなと思えるのは、
高城さんのことをまた少し理解できた気がするから。
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何歳も年下のエリカ様と結婚したハイパーメディアクリエイター、という正体不明の高城剛氏。
失礼ですが、予想していたよりとてもまともな方でした。この本を読む限りでは。
個人的には、高城氏の考えには同意します。
そもそも私は金融関係のお仕事があまり好きではない。刷られてもいない、実際はないお金をやりとりしているから。一日で何百億円も儲けるのは、もう仮想の世界のよう。
そんなことから、私は実体のあるものを扱う製造業などのほうが好きだし、それがいつの時代も安定して国家を支えていくと思う。
もちろん今の時代、株の取引、投資などを全く行わないというのは無理があるけれど、アメリカのように行き過ぎると、いつかは歯車が狂ってしまう。
高城氏の生活は少し憧れる。
田舎でゆっくり自給自足の生活が出来れば幸せだと思う。
そして、彼の提唱する新しい生き方、すなわちオーガニックな生き方にも共感する。
自分の食べている物がどこから来たのか、どうやって育てられたのかを知ること。産地に足を運んで、直接見ること。食だけでなく、衣服も、そして電力も。
東日本大震災の前に書かれた本なので、今の日本とは色々状況は違うけれど、それでもこの本から学ぶことはたくさんある。
放射能汚染による食の安全性が叫ばれる昨今、そして原発神話の崩壊により電力を今までのようにただ当たり前のものとして考えられなくなった今、一人一人が自分のこと、自分が食べるもの使うものをきちんと見直す必要がある。そんなことを教えてくれた。
この本は是非おすすめしたい。
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帯の文「高城剛は、なぜ東京を去り、モノを処分し、生き方を変えたのか?」やはじめにの文に魅かれて読んでみました。グチャグチャっていうのがなぜかおもしろかったです。
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僕は定点でモノえお考えるのを数年前にやめることにした。
グローバルかつマクロかつ流動的視点でモノをとらえないと明日がみえてこない。
学んだこと★
・自分が食べているものがどこでどうやって作られているか考えるようになった。
・自分の人生をうかうか人には預けてはいけない。
水・食糧・資源・エネルギー・外交・娯楽を最低限、個人で確保すべきだ
・個人的な外交を可能にするために20年間に貯め込んだものはほとんど処分して日々の移動速度をあげた。
・ヨーロッパ最高の頭脳と呼ばれるジャック・アタリ氏は、これからは世界は
どこでも仕事ができ、暮らしていけるハイパーノマドと、生活のために下層ノマドに分かれていくと断言している。
・スペイン語やフランス語ではオーガニックではなくビオという
・ロンドンで最先端のカルチャースポットは土曜日の午前中のピムリコロード。そこには世界じゅうでもっとも注目を集めているカフェがあり。それは
ディルズフォードオーガニック。90年代がスターバックスの時代だとしたら、これからはディルズフォードオーガニックの時代になるのではないかと評されている
・BSEの感染拡大の原因が感染した牛から製造した肉骨粉を牛にエサとして食べさせたことにあるという説が有力。
・90年代半ばにイギリスではじまったフードマイルという運動がある。
食品の生産地から消費地までの距離を意味している
・チャールズ皇太子がオーガニック農業の支援と国民の意識向上を目指して自らオーガニックブランドを立ち上げた。ブランド名はダッチーオリジナルズ。
・ジェイミーオリバーは養鶏場や養豚場で劣悪な環境下で飼育される動物
たちの現状を訴えるなど、さまざまな啓蒙活動をしている
・21世紀のロンドナーにとっていまやフリーレンジの表記がないということはこの鶏はたべてはいけないとほぼ同義なのだ。
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高城剛「オーガニック革命」
p10
・ヨーロッパ最高の頭脳「ジャック・アタリ」
p16
・様々な問題の多くは「一極集中」してしまった事であり「分配」に問題がある。
・今は都心に住むメリットは無い。生活の質を求める場合、同じコストであれば都心に住むメリットは少なくなる。
・バルセロナは物価が日本やロンドンの三分の一程度。
・国家が機能しなくなり地域単位の活動がメインになる。
↑
大前研一も言っていた。
・20〜30年の間で世界政府が出来るのではないか。
P22
・不況時には娯楽が流行る。
・ネットにのるのは過去の事。未来の潮流や真実がネットに出る事はほとんどない。
・これからの世界は何処でも仕事が出来る500〜1000万人くらいのハイパーノマドと生活の為に移動しなければならない何十億人の最下層ノマドの二極化になる。
↑
大前研一、佐々木俊尚も言っていた。
・自転車や車のシェアなど、物を持たないのが21世紀的発想。
↑
カー・シェアリングは東京を始めとして世界中の都師で始まっている。自転車のシェアはロンドン、パリ、バルセロナで始まっている。
・2009年11月、アメリカでは14.6%(1714万世帯)の人々が飢えている。
・デジタルブームを作った人達の多くは環境ビジネスに移っている。
P31
・「organic」には「有機」の他に「生まれつきの」「本来の」「本質的な」という意味があり、世界的には後者の意味で使われている。フランス語やスペイン語では「bio(ビオ)」という。
・自分の為にするのが「オーガニック」で、地球の為にするのが「エコ」や「グリーン」
↑
エコバックを持ったり、オール電化にしたり、エコカーに乗るのは地球の為にするので「エコ」
有機野菜を食べるのが自分の為にするので「オーガニック」
↓
エコ活動をしてもなかなか結果は出ないが、オーガニックを実践すれば健康面の結果がすぐに出る。
・人間はカーボン(炭素)で出来ている。
↑
七割りが水で三割りがタンパク質や脂質、炭水化物など。
↓
つまり、水や食べ物を変えれば、すぐに体は変わる。
↑
「何を食べるか?」はたんなるライフスタイルや趣向の問題ではなくアイデンティティの根幹に関わる問題。
P39
・ロンドンで今、一番熱いのは「ピムピコロード」
↑
路上で農家の人達がマーケットを開いている。
↑
それ以外にも、「ディルズフォード・オーガニック」という食材、コスメ、衣類までも取り扱った「トータル・オーガニック」のカフェがある。
↑
90年代がスターバックスの時代ならこれからは「ディルズフォード・オーガニック」の時代になるだろうと言われている。
・今世界で最も反社会的な行為はストリートで美味しい野菜を売る事。
・セックス・ピストルズのジョン・ライドンはバターブランドのTVCMに出ている。
↑
まさに「オーガニック」こそが現代のパンク!!
P51
���「ソイル・アソシエーション」:農業関係者、科学者、栄養士などで構成される土壌協会
↑
基本理念は健康な土壌が健康な農作物を育み、やがては健康な体を育む。
P55
・イギリスではチャールズ皇太子自らがオーガニック・ブームを牽引している。
↑
様々なオーガニックブランドを立ち上げ、収益を寄付している。また、全国の農園にオーガニック農園をつくり、子供達に有機野菜の育て方を教えている。
↓
イギリスではサーの称号を持つ人ような有名人や労働者階級の人達がストリートから始めた運動が合わさり、そこに右翼派のような愛国主義的な立場から地産地梢を訴える人や美味しい食物を食べる権利があると考える左翼派のような人までが参加している。
P39
・サッチャー政権時代に給食予算が大幅に削減されたため、イギリスの給食は本当に酷い。
↑
内容はジャンクフード中心。野菜はほとんど無く、デザートはチョコレート。
↓
この現状を変えようと、イギリスの有名シェフが活動をしている。
・ロンドンでは子供のなりたい職業ベスト3に「シェフ」がランクインしている。
P61
・「フリーレンジ」:鶏を屋外の自由に動き回れる環境で飼育する養鶏方法。
↓
イギリスではレストランやスーパーで「フリーレンジ」の表示があるかどうかを確認する人達が増えている。
↑
ブロイラーの物は買わないという人達が急増中。
↓
日本では鶏の産地は書いてあっても、飼育方法は書いていない。
↑
これからは鶏だけでなく全ての肉がこういう考えが主流になるかも。
P65
「ホメオパシー」:自然両方の一つ。抗生物質や科学的に調合された薬ではなく、レメディと呼ばれる無毒・無成分の砂糖玉のようなものを服用する事で、肉体や精神を治療すると言われている。
このレメディを患者の症状に合わせて選択する人を「ホメオパス」と呼ぶ。
↑
イギリス王室御用達。
P73
・スティングはデカイお城で無農薬栽培をやっており、ほとんど自給自足の生活を送っている。
P76
・イギリスの農家の中には自らを「クリエイター」や「プロデューサー」と名乗る人が増えている。
P85
・「紅茶の国」と言われた国のロンドンは07年時点でスターバックスの店舗数がニューヨークより多くなった。
P89
・「20世紀的な物」とは、大量生産と大量消費、そして効率のみを追求する巨大システムという非常にアメリカ的な資本主義システム。
P97
・イギリスのブレア元首相はクリエイティブ産業を「デザイン」「音楽」「建築」「ファッション」「映画」「演劇」「アート」「工芸」「コンピューターゲーム」「テレビ・ラジオ」「広告」「出版」の13分野と定義し、「クール・ブリタニア」を実現する為に多額の資金を投入した。
P98
・「ピンクポンド」とは、イギリスの全人口比の6%にのぼる同性愛者、約360万人が使うお金の事。彼らは「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシャル」「トランスジェンダー」の頭文字から「LGBT」と呼ばれている。
彼らの平均年収や学歴はイギリスの平均より���大幅に上回っており、グルメでお洒落な彼らは消費意欲も高く、「クール・ブルタリニア」にとって最高のお客様である。
P103
・「ウィンブルドン現象」とは、世界中から有名選手が集まってしまった為に自国の選手が勝てなくなってしまった大会のように、街の中心に外国人と外国の企業だけが集まってしまっている状態のことを指す。
↑
プレミアリーグでも同様の現象が起きている。
P115
・今は世界のあちこちで日々生まれる構造を、正しく理解出来る者がおいしいトコ取り出来る時代。「よく解らない」と人任せにした瞬間、あっと言う間にババを掴まされるような解りやすい時代。それは、時代や事象を自分の目で確かめ正しく考える人と、テレビやウェブでの情報収集を中心としている人との間に埋めようのない格差が生まれ始めているという事。
P120
・アメリカは1781年にヨークタウンの戦いでイギリス軍に勝利するまでアメリカの植民地だった。
・17~18世紀にはたくさんのイギリス人がアメリカに移り住んで行った為、アメリカの支配階級には現在もイギリスにルーツを持った人々がたくさんいる。
P124
・「ハイパーモビリティ」とは、オックスフォード大学のスティーブン・ヴォートヴェック教授が提唱した概念で、航空運賃が安くなると爆発的に流動人口が増え、遊びや仕事の場所や機会が大きく変容を遂げるというもの。それはポスト・インターネットとも言えるし、新しい民族第移動の時代の幕開けとも言える。
↑
これが「ノマド」の切っ掛けか!?
P132
・21世紀を生き抜く為には国家など関係無く、個人レベルでアメリカ的な価値観から離れられるかが大切。
↑
つまりそれは「大量生産と大量消費」そして「効率のみを追求する巨大システム」という資本主義システムから脱却すること。
P138
・2006年度現在、スイスの農産物のうちでオーガニックが占める割合は10.9% イタリア8.4% ドイツ4.7% イギリス3.9% 韓国2.01% 中国0.41%だが、日本の農産物のうち、オーガニックが占める割合は僅か0.16%
・オーガニックが日本で浸透しない理由は三つ。
一つは「労力がかかる割りには利益が薄い」から。二つ目は「農協が化学肥料を売って儲けているのでなかなか農協に逆らえない」から。三つ目は消費者のオーバニックに対する意識が低いから。
・変革はいつも政治主導ではなくストリートから始まる。
P143
・「レジ袋」は石油の使い物にならずに廃棄していた部分を使って作っているのでかなりの「エコ商品」
↑
それだけでなく、レジ袋を使う事によって焼却炉でレジ袋が良く燃え、石油が少なくて済む。
↓
見直すべきなのは「コンビニ」や「スーパー」で買い物をするというスタイル。
P147
・世界中でマクドナルドの「新バーガー発売」がニュースになるのは日本だけ。
↑
海外ではジャンクフードのCMをテレビで流すと視聴者から「身体に影響があるジャンクフードのCMを流すとはどういうことか!!」と苦情の電話が来る。
↓
海外では「いかにジャンクフードが体に悪いか」というような番組を作っているが、日本でジャンクフードを販売している企業にマスコミが支えられているため、そのような番組は作れない。
P152
・日本の国土を2.7倍にするか人口を三分の一減らすかしないと、食料自給率は100%にはならない。
↓
自給率を上げる為には輸入食材に頼らず、伝統的な日本食に戻るべきである。
P154
・「マクロビオテックス」は、玄米と古代米を主食とし、副菜として野菜や海藻、豆類をとる食事であり、食事だけでなく、「東洋思想」である「陰陽論(食品は全て陰と陽と中庸に分けられていてそれらをバランスよく食べる)」もベースになっている。
また、「身土不二(しんどふじ)」という考え方で「身体と大地は二つに分ける事の出来ない同一のもの」という、地産地消の考え方もある。
↑
1982、83年と西武ライオンズが二年連続で日本一になったのは、当時の監督だった広岡達郎が、選手達にマクロビオティックをやらせたからであり、松井秀喜もメジャーに移籍してから実践している。
P159
・流行というのは「感度の高い女性」の間で火が付き世界に広がっていく。
↑
「感度の高い女性」というのはある程度の知的レベルと収入を持ち、情報収集と分析に長け、美意識が強く、常に美しくなろうとしている人達の事。
P162
・「鴨川自然王国(http://www.k-sizenohkoku.com/)」という加藤登紀子さんが運営している農園に20代の女性達が東京から移って来ている。
P165
・都心のレストランの価格はほとんどが「不動産」と「物流コスト」。
P172
・「発芽玄米」を食べ続けた事で身体が快調になった。
P173
・日本一美味しい玄米は「但馬村岡米」
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本書抜粋
「イギリスのオーガニック・ムーブメントが面白いのは,王室をはじめサーの称号を持つようなアッパー・クラスの人々が発信する活動と、ワーキング・クラスの人々がストリートから発信する運動が出会って、あたらしい流れが生まれたところにある。そこへ、愛国心主義的な立場から地産地消やオーガニッックを支持する右派の人々や、安全でおいしい食物を誰でも安価に手に入れられる権利があると考える左派の人々が加わって、さらに大きなひとつの流れになる。そんな上下左右のカルチャーが交差するポイント、それがロンドンならではの新オーガニック主義なのである。」
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日本の普通の生活では見えてこない、真のエコとは?
10年代向け、パンクが生まれたイギリスのストリートからの新たな潮流!
大量生産・消費に嫌気が差した新世代ヒッピーによる、本質的・オーガニックのすすめ。
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世界で言うオーガニックとは何かが詳しく解説してあり勉強になった。日本ではまだ根付いていない感があるが、これからブームになるのかな。
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フラット化する社会を超えてリキッド化していく、という最初のコンセプトはよかったものの、リキッド化のコンセプトを深めることはしない。ただの思いつきか?健康志向に目覚めた20世紀的なparmanent travelerのお話で、特に目新しいことも刺激を受けることもなし。
「仕事をするのにオフィスはいらない」と一緒で、能力の高い個人がevent driven的に集合しプロジェクトを実行していく社会になる。
LLCのおかげでスペイン人が日用品を買うためにロンドンに出る話がでているけど、現在はそれすら超えてECで済まし、あいた時間をより意義のあることに使う時代にもうなっている。
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10年先を行く男、高城剛。
今回も、世界中を飛び回り外から日本を見て感じた持論をズバズバと展開。
日本でも、火のつきつつあるオーガニック。
エコ、ロハスとは違った、自分のためする環境活動。
人間にとって大切な、食事を考えなおすきっかけとなるはず。これからは安全でおいしいものが求められていくんだろうな。
こんなに魅力的で、面白い人間はいないと思うし、仕事はいつしてるんだ?ってぐらい処理能力が高い。
のに、なんで自分ブランディング下手なんだろ?
少しかわいそう。
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・「ハイパー・ノマド(遊牧民)」の時代
ハイパー・ノマドとは国籍、人種、言語、仕事とった壁を軽々と飛び越える自由な人々。21世紀は間違いなくハイパー・ノマドが活躍する時代。
「水・食料」「資源・エネルギー」「外交」「娯楽」の4つを最低限、個人で確保すべきだ。
補足すると、「外交」は異なる地域間での対話や都市ではなくコミュニティ間での交流を意味する。
この先どうなるかを知るためにハイパー・ノマドになる。
・ポスト・デジタルとしての「オーガニック」
現在の価値観は、所有ではなく、共有でもいいのではないか、ということ。モノを持たないのが21世紀の発想。
オーガニックとは、一般的には無農薬有機栽培のこと指す。しかし
高城的には、もっと人間の本質や考え方、生き方全般に深く関わる、
ライフスタイルそのものなのだ。これからの人生をより良くするための哲学であり、自分自身の精神と肉体をヴァージョンアップさせる処世術。
エコやグリーンは地球環境を中心とした考え方であり、
オーガニックは人間という一個人を中心とした考え方である。
・イギリスでの熱狂的なオーガニック・ムーブメント
背景としては行き過ぎた資本主義に対するアンチテーゼ。
大きく2つ
①
イギリスの物価はこの10年ほど上がり続けていて(毎年の平均物価上昇率は2%3%ほどで推移)、しかも食品、電気、ガスとった日常生活に直接関わる分野での上昇が目立つ。さらに賃金の上昇率が物価の上昇率に追い付いていない。そのため家計は確実に苦しくなっているのが実情。
②
病原菌の発生に対する食への考え。
90年代以降にBSEや口蹄疫などの大発生がイギリスで起きた。
それ以来オーガニックに関心を向けるきっかけのひとつとなる。
・有名シェフ ジェイミー・オリバーが目覚めたオーガニックフード
世界で最も人気のあるトレンド・シェフの一人、ジェイミー・オリバー。
現在はイギリスの料理番組シリーズ「The Naked Chef」iに出演中。
彼がテレビ番組で積極的にオーガニック製品やハーブを使ったことが
イギリスでのオーガニックムーブメントを盛り上げるきっかけになったとも
言われている。
ジェイミー・オリバーは食に関するさまざまな革命に挑んでいる。
中でも「学校給食の改善運動」が有名。
ちなみにイギリスの給食はほんとうにまずい。。。メニューの中心はフライドポテトやハンバーガー、ナゲットなどのジャンクフード。なんだかよく分らない肉で作られたミートローフや、脂まみれの冷凍ピザ。さらにデザートは糖質たっぷりのチョコレート。野菜の出番はほとんど無し。。
そもそもなぜそのような事態に陥ったかというと、、、
サッチャー時代の福祉削減政策で給食予算が大幅に削減されてしまったからである。1食当たり56円~75円では栄養バランスの良い給食は食べられない。
そこでジェイミーが立ち上がった!
①
バランスの良いおいしい食事を子供たちに食べさせるが「まずい!!」と
言われ吐き出させれることも多々あり。そんな奮闘記が大反響を呼び
ウェブサイト上で集めた給食改善を求める署名は27万1677件に到達。
②
養鶏場や養豚場で劣悪な環境下で肥育される動物たちの現状を訴えるなどさまざまな啓蒙活動を続けている。
・フリーレンジ 野菜だけじゃないオーガニック思考
ロンドンのレストランで鶏料理が食べたくなったら以下のことを試してみよう!
メニューに「Free Range(フリーレンジ)」と書いてあるかどうか!
フリーレンジとは鶏を屋外の自由に動き回れる環境で飼育する養鶏方法のことだ。要するに放し飼いである。21世紀のロンドナーにとってはフリーレンジの表記がないということは、その鶏は食べてはいけないとほぼ同義。
フリーレンジではない鶏はどうやって育てられているかと言うと、暗くて狭い鶏舎の中にぎゅうぎゅうに押し込められて急激に肥らされた挙げ句満足に2本の脚で立つこともできずに殺される またはひたすら卵を生むマシーン。このようなやり方インテンシブと呼ばれる手法である。
フリーレンジを推進する背景
①快適な環境でナチュラルに育った動物たちは安全でおいしいはず。
②命ある動物を工業製品のように扱うのではなく、「命あるもの 自然のものを尊び、敬う謙虚な姿勢」を持つことが重要。
ちなみに日本では鶏の産地は書いてあっても、育ち方を表記する習慣はない。でも本当に重要なのはその鶏が皿にのってでてくるまでどんな風に扱われたかではないだろうか?
・イギリスに伝わる優れた技術 ホメオパシー
ホメオパシーは同種療法と呼ばれる代替医療や自然療法の一つ。本来は人間用。
ホメオパシーでは抗生物質や科学的に調合された薬ではなく、レメディと呼ばれる無毒・無成分の砂糖玉のようなものを服用することで、肉体や精神を治癒すると言われている。このレメディを患者の病状などに合わせて選択する人をホメオパスと呼ぶ。
イギリスでは健康保険が適用される立派な医療。ホメオパスになるには国家資格の取得が必要だ。エリザベス女王お抱えのドクターはホメオパス。
・金融帝国イギリスの近代歴史
概要としては
80年代半ば 景気低迷と高い失業率に苦しめられ、金融をはじめとするジャンルのオープン化を進める。
そして90年代後半、たった10年で20世紀を駆け抜けてしまった
伝統的なイギリスの金融機関のほとんどはアメリカなどの金融機関に買収された。有名なサッカーチームのオーナーはほとんどがイギリス人ではなくなった。ロンドン市内にはヨーロッパ中の有名レストランの支店が軒を連ね、数ブロックごとにスターバックスがある。「世界一食事がまずい国」
「紅茶の国」という面影はもはや無し。
さらに詳細を記載。
1997年 2つの大きな出来事
①トニーブレア率いる労働党政権(ニューレイバー)の誕生
②ダイアナ元皇太���妃の死
この年を境にイギリスは大きくグローバル化へと舵切りをする。
イギリスの20世紀は1997年にはじまり2008年に終わりを告げた。
言い換えるとイギリスにおいては1997年まで19世紀が続いていた。
第二次大戦後、日本の高度経済成長、アメリカ、ヨーロッパなどの成長に恩恵を受けることがなかったから。
19世紀初頭
産業革命を起こし、他国に軍艦で乗り付けて植民地化しあらゆる富を吸い上げるというやり口で世界に君臨。世界中から入ってくる豊富な原料を元に大量の製品を世界市場に送り込み、やがてポンドは世界の基軸通貨になる。イギリスは「世界の工場」「世界の銀行」として覇権国家の絶頂を極める。
以外にそのイギリスの貿易収支はずっと赤字だった。実際、製造業は後発のアメリカやドイツに追い上げられた。
しかし
イギリスは蓄積した豊富な資金でアメリカなどの外国政府や鉄道、鉱山はどへ投資することで得た膨大な利子収入で超儲けた。
20世紀に入ると、世界恐慌や世界大戦に巨額を投じ、疲弊していく。
また景気がイイころに作られた社会保障のツケが回った。人々は手厚い福祉に甘えてすっかり勤労努力を怠り、イギリスはますます非効率な国家へと没落。やがてイギリスとポンドは信頼を失い、ドルに地位を奪われる。
さらにEUの前進ECへの加盟が遅れたことも痛手。フランスやドイツが主導で進めたので覇権国家のプライドが許さず結局加盟は見送り。
さらにオイルショックがイギリスをおそう!年平均10%を超えるインフレに失業者の増加、そしてストライキ。病院や学校すら麻痺。英国病と皮肉を
こめられて言われた。
・サッチャー政権の構造改革
そんなイギリス経済に強烈なカンフル剤を打ちこんだのがかの
「鉄の女」こと マーガレット・サッチャー。
1979年 新自由主義を標榜する保守党のサッチャー政権が発足。
彼女は英国病を治療するため改革を進める。
努力することを忘れたイギリスのケツをたたいた。
施策としては
「国有企業の民営化」
「労働組合の弱体化」
「大規模な規制緩和」
「都市再開発」
①
1986年 金融ビッグバンと呼ばれる大規模規制緩和 実施
株式売買手数料の完全自由化、取引参加資格の開放によって
アメリカをはじめとする外資がロンドンの金融街シティへ大挙して押し寄せた。失業者は金融サービス業へ次々と転職。
これはイギリスが経済の主軸を製造業から金融業へとシフトしていくことを表す。
② 都市再開発
金融街へ変貌を遂げさせた。ドッグランズには本当に何もなかった。。。
やがてドッグランズはイギリスの三大高層ビル(ワン・カナダ・スクウェア、HSBCタワー、シティグループ・センター)が立ち並び世界から名だたる
金融会社や法律事務所などが入居。
・サッチャー政権のツケ そして 崩壊
強固な改革により活気を取り戻したイギリス。だが代償も大きかった。
所得格差が拡大して貧困層は増加。失業率は改善しなかったし、犯罪率もアップ。
1990年にサッチャーが退任するとメージャーが引き継ぎ、保守党政権は18年間も続いた。
・1997年 労働党 ブレア政権発足
ブレアが行ったのは、弱肉強食でもなく、従来型の福祉国家とも違う、
効率的で公平なあたらしい路線。それを「第三の道」と呼んだ。
要約すると
「きちんと義務を果してくれれば国はちゃんと権利を機会を与える」。
・ブレアの国家ブランド戦略 「クール・ブリタニア!」
企業のブランディングは当たり前だが、ブレアは国家レベルでブランディングを行い成功に導いた!
ブレアが着目したのは
DEMOSというシンクタンクの若き研究員 マーク・レナードが記した
「登録商標ブリテン」というレポートだった。
デザインやアート、情報メディアといったクリエイティブ産業によって変えていく。
イギリスはちょうどその時、イギリスの若者達が発信するさまざまなカルチャーが世界の注目を集めていた時期でもあった。
音楽界ではオアシス、ブラー、映画界ではトレインスポッティング、ファッション界ではジョン・ガリアーノ、ポール・スミス、アレキサンダー・マックイーン、アート界ではダミアン・ハーストなどなどなど
ブレアはそれらの素材を見事にパッケージングして
「クール・ブリタニア」というスローガンを付けて各国大使館にブランディング担当を配置し国家のプロモーションを超大々的に実施。
ブレアはクリエイティブ産業を13つの産業に定義づけした。
「デザイン」「音楽」「建築」「ファッション」「映画」「演劇」「アート」「工芸」
「ソフトウェア」「コンピューターゲーム」「テレビラジオ」「広告」「出版」
・ゲイ人口 360万人 そしてピンクポンド
イギリスには多くの同性愛者達が生活している。
2005年12月に発表された公式データによればイギリスの同性愛者人口は約360万人。全人口の6%。そんな彼らの旺盛な消費活動によって生み出され市場に流通する貨幣 「ピンクポンド」である。
06年時点でピンクポンドの実質的な市場規模はおよそ700億ポンド。
1ポンド140円のため約10兆円というモンスター市場!
同性愛者達は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの
頭文字を取り 「LGBT」 とも呼ばれている。ブレアのクール・ブリタニアにはお得意様であった。
彼らの年収は3万4000ポンドに対して、イギリス人での年収は2万5000ポンド。学歴も高学歴が多い。さらにグルメでおしゃれな彼らは外食や服装にもお金をかけ、不動産の取得にも積極的。旅行やパーティー、オペラやコンサートや美術館めぐりなどクール・ブリタニア政策が供給する優れたソフトをピンクポンドが活発に消費。
・移民政策 グローバリゼーションによる市場化への対応
「人と金は外から集めろ」
金融街シティにある3000社を��える上場企業のうち600社がイギリス以外の企業。理由は圧倒的に規制関連のコストが低かったから。誰にでも
開かれた柔軟な市場。
自分の国に足りないものは他所から調達すればいい。
そんなイギリスの柔軟な発想は人を金をスピーディーに大量に集めることに成功した。プロサッカークラブでもプレミアリーグでは全20クラブ中8クラブを外資および外国人が所有。
・ロシアとアラブの大金持ち&ビジネスマンの流入
①ロシア
資源大国のロシア。原油や天然ガスなどの高騰を背景にロシアでは株価が急騰し、不動産価格も2倍以上。06年にはモスクワが世界一消費が高い都市と言われるまでとなり、いわゆるバブルを迎えていた。
そこで生まれた多くの富豪たちは 新たなビジネスチャンスを狙って次々にイギリスへと進出していった。モスクワからイギリスまで飛行機で4時間というアクセスの良さと、新規上場に対する規制の緩さは大きな魅力。
②アラブ オイルマネーの取り込み
イギリス政府は莫大なオイルマネーを囲い込むためイスラム金融の取り込みに動いた。イスラム金融とは、経済活動においてもアッラーの教義を遵守したいと考えるイスラム教徒たちが独自に立ち上げた金融システムのこと。イスラム圏では利子の概念が教義に反するためイスラム金融ではこれを配当に置き換えるがイギリスの税制では配当は課税の対象になってしまう。そこでイギリス政府は利子と同様に配当も控除の対象となるように税制を変え、イスラム債の発行を促したのだ。こうした優遇政策は
オイルマネーのみならず多くの外国人に対してやり続けた。
すごいことに、、
イギリスの税制では居住者・非居住者という区別以外に
イギリス国内に「本拠がある」「本拠がない」という区別がある。
簡単にいえば非居住者とはイギリス在住ながら永住する意思はない外国人のことだ。
イギリスではこの非居住者に非常に有利な税制が取られていた。
所得税で言うと非居住者はイギリス国内の所得に対してのみ税金を
支払えばよかった。
つまり海外に不動産をたくさん持っていて、それらを売り飛ばして多額の売却益を得ても課税されなかった。これは世界でも類を見ないユニークな
制度である。まさにタックスヘイブン。そうした理由で世界中から
スーパーリッチが集まってきた。(2008年の税法改正によってこの優遇はなくなった)
・ブレア政権の没落
圧倒的な人気を誇るブレアだったが9・11 テロ以降 急激に失速。
理由はアメリカとの外交政策のためのイラク派兵であった。
・新たな政権 ゴードン・ブラウン
2007年6月 発足。
・アメリカとイギリスの関係
アメリカ1781年にヨークタウンの戦いでイギリス軍に勝利するまで
イギリスの数ある植民地の一つだった。
イギリスが北アメリカに最初の植民地を作ったのは、17世紀初頭のことだ。同時期に入植していたオランダやフランスを蹴散らし東海岸を中心に13の植民地を建設した。ワシントンDCも含まれる。イギリスが覇権を握ったおかげで17~18世紀にはたくさんのイギリス人がアメリカに移り住んでいった。
・イギリスの選択肢
①アイスランドみたいに自滅する
②ポンドに代わるニューポンド
③ユーロに加盟
この3つ以外に考えられない。
・ハイパーモビリティ
航空運賃が安くなると爆発的に流動人口が増え、遊びや仕事の場所や機会が大きく変貌を遂げる というもの。
オックスフォード大学のスティーブン・ヴォートヴェック教授が提唱。
ポンド暴落でロンドンは2008年は世界一お買い得な街になっていた。
ロンドンで買い物をする多くの人が外国人である。
ヨーロッパ各地から格安の航空券が充実。そこで
飛行機に乗って買い物に行くといライフスタイルが確立されている。
・思想にこだわるイギリス人 行為にこだわる日本人
レジ袋が現在悪者にされているが、、、実はこれ石油のムダな部分
廃棄しないとどうにもならなかった部分を有効利用して製造される
エコロジー技術の賜物。レジ袋の生産を止めると石油のムダな部分が
残ってしまう。さらにエコバッグを作るのに膨大な石油が使われる。
なんのこっちゃ???という感じである。
割りばしも「端材(はざい)」を利用して作られた賜物。
・自給率40%のトリック
日本が戦争に負けて食生活が完全にアメリカ化。パン食や肉食が定着しもともと自給率が低かった小麦や大豆、とうもろこしを大量に輸入。結果的に自給率低下。
また日本のような高温多湿で雨が多いと、小麦や大豆、とうもろこしの生産には不向きだ。
・セレブも注目する 日本発の食事法 「マクロビオティック」
玄米食を中心としたマクロビオティック。
桜沢如一(さくらざわゆきかず)。
マクロビオティックの基本は精白されていない米(玄米)や古代米(黒米、赤米など)麦や雑穀を主食とし、副菜として野菜や海藻、豆類を頂く。
また「食材の旬」という概念が重要視されている。それは「身土不二(しんどふじ)」という考え方でその土地でとれた旬なものをその土地の方法で食べましょうということ。
・高城的 名言
①
変革はいつだって政府主導ではなく、ストリートからはじまる。
②
僕には未来を予見する力があるわけではない。ただ強いて言うなら
数年間世界を飛び回って現実を見る努力を続けてきた。世界のあちこで
生まれるさまざまな構造を正しく理解できる者がおいしいトコ取りできる時代だ。よくわからないと人任せにした瞬間にババをつかませられる。
ウェブだけに頼らず自分の目で見てみること。これが超大事な事。
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[ 内容 ]
クリエイター・高城剛は、金融危機の渦中にあったロンドンで、一つのムーブメントに出会う。
かつてこの街の路上からパンクやニューウェーブが生まれたように、21世紀のロンドンの路上からは「オーガニック」というムーブメントが広がっていた。
それは単なる健康食ブームではなく、20世紀的資本主義からの解放を希求する「運動」だ。
オーガニックという価値観をキーワードに、21世紀を生き抜くためのライフスタイルを探る。
[ 目次 ]
第1章 21世紀のオーガニック・ロンドン(真のグローバリゼーションとは“リキッド化”した世界である;「ハイパー・ノマド」の時代;ポスト・デジタルとしての「オーガニック」 ほか)
第2章 オーガニックへ至る道―イギリス“金融帝国”の狂騒と凋落(流動性都市ロンドン;たった10年で20世紀を駆け抜けたイギリス;1997年までのイギリスは19世紀だった!? ほか)
第3章 オーガニック・ライフ実践編(日本の“オーガニック”は本当のオーガニックではない;思想にこだわるイギリス人、行為にこだわる日本人;「○○ バーガー」がニュースになるのは日本だけ? ほか)
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[ 関連図書 ]
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購入
(未だ)奥さんのおかげでなにかと祭り上げられる高城氏の本ですが、おもしろいです。
p149の食料自給率の点も、納得いく事を述べているし。
イギリスのポンド暴落など、リーマンショックの陰で注目できなかったことについても細かく述べられており、ちょいちょい勉強になりました。
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オーガニック is 「温故知新」!!
先日、とあるマクロビオティックな晩餐の時に、若ダンナさまがご友人にオススメしていた本、『オーガニック革命 』。こっそり手に取りますと、表紙には髪を風になびかせ、カヤックを漕いでいるイラストと、「a pilot of wisdom」の文字。とても興味が湧いてまいりました。そう、あれは、初めて「トム・ソーヤの冒険」を読んだ時のワクワク感によく似ています。「知の水先案内人」がこの集英社新書のテーマなのですね。外国旅行好きなら共感できるはず、との若ダンナさまの言葉も私の興味を加速させました。
若ダンナさまのバックにはいつもROCKあり、なのですが、何故かこの本を読んでいても、ROCKが聴こえてきます。読み進めていくうちに、昔、若ダンナさまがおっしゃっていた「オーガニックセレブ」をふと思い出しました。すべてのものにリズムがある、巻末の言葉にも、常日頃からリズムを大切にされている若ダンナさまと相通じるものを感じます。
続きは「若ダンナさまの本棚」で。。
http://blog.starbrand-the-library.com/?eid=914465