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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2017/04/11
  • 販売終了日:2017/04/27
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • ISBN:978-4-06-275724-9

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電子書籍

【期間限定価格】チルドレン

著者 伊坂幸太郎

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起...

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【期間限定価格】チルドレン

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商品説明

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

目次

  • バンク
  • チルドレン
  • レトリーバー
  • チルドレンII
  • イン

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みんなのレビュー1,532件

みんなの評価4.1

評価内訳

電子書籍

魅力的なキャラクター、さわやかな読後感

2015/09/28 19:10

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:joe - この投稿者のレビュー一覧を見る

今作はSFやファンタジックな要素(超能力や人外など)はなく、
また起こる事件もそれほど突飛な、世界を巻き込む大事件、ということでもない(それでも現実世界であれば大事件だが)。
それなのに、ぐいぐい世界観に引き込まれ、魅力的なキャラクターによる狂言回しも相まってあっという間に読み切ってしまった。

なんといっても魅力の1つは「陣内」というキャラクター。
伊坂氏の作品には、完全な善人というわけではないけど、むちゃくちゃかっこいいキャラクターがよく出てくる。
『アヒルと鴨とコインロッカー』の河崎や、『重力ピエロ』の春、あとは『陽気なギャング~』シリーズの主人公たちも。
そんな歴代のキャラクターの中でも、陣内の魅力は随一。
変な奴なのにほっとけないし憎めない。むしろトラブルメイカーなのに、こいつがいると何とかなる気がする。
そんな人物像を、周辺を取り巻くこれまた魅力的な登場人物たちが浮き彫りにしていきます。
本作は、この「陣内」のキャラクターが全てと言っても過言ではないほど。

構成は、短編が折り重なり1つの長編となって大きなストーリーを構成している。
変則的な構成だが、伊坂節とも言える、ちりばめた伏線が1つの事実に帰結していく展開。
『陽気なギャングが地球を回す』にも似た、非常にすっきり気持ちいい読後感を持つことができた。

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紙の本

読後感最高

2017/02/08 17:08

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

陣内のあのキャラクターが効いてる作品。読後 思わず口笛でも吹きたくなる粋さにニヤリ。さすがは伊坂幸太郎だなあ。

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紙の本

陣内

2015/11/29 20:26

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:jin - この投稿者のレビュー一覧を見る

陣内に会いたい!の一言だなー。現実にいたら迷惑だとは思う気がするけど・・・。
続編、スピンオフが読みたい。

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紙の本

陣内さん

2017/03/19 14:02

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Mr.天才バブッコ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日常を描いた作品

でも、深い 深い いいお話です

このお話に出てくる 陣内さん 大好きです

この本は、世界中の人に読んでほしい。

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紙の本

『サブマリン』を読む前に

2019/06/11 08:55

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、文庫版が出た当時(2007年)に読んでいた。
伊坂幸太郎氏の作品の中でも好きなものの一冊(連続短編集)である。

何と言っても、主人公・陣内のキャラクターが抜群。
常識はずれで、どこまで本気か分からない破天荒?な言動に、周囲の人たちが巻き込まれていく。
語り手は、その巻き込まれた人たち。

ある意味、純粋とも言っていい陣内の活躍に、スカッとする。

このシリーズの新作『サブマリン』を読むため、久しぶりに読み返してみた。
以前読んでいたからか、オチは比較的簡単に見えてしまったが・・・やはり爽快感は色あせていない。

さて、これから『サブマリン』を読もう。
とても楽しみだ。

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紙の本

いいこと書いてある

2024/03/20 12:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:恵恵恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

声がでかい陣内の妄想からオチまですごい面白かった。
少年法は真っ向から否定してほしいけど陣内はよかった。

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電子書籍

おもしろかったです

2020/11/29 13:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱんのみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっぱり伊坂さんはおもしろいです。
アイネクライネナハトムジークを読んで好きになりましたが、登場人物に愛着がわきます。
最終地点がわからなくて、良い感じに裏切られるところがまた良いです。

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電子書籍

暖かく爽やか

2019/01/24 09:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タロウとハナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終えた後に心地よい余韻が残っています。

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紙の本

好きなキャラが出来ました

2018/12/15 11:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

また伊坂さん作品で、好きなキャラ発見。
陣内ははた迷惑で、理論っぽくて、うるさくって、側にいたらウザいの一言でまとめられそうだけど、いつも周りに人がいて、知らないうちにその人達を幸せにしてる…。
そんなキャラクター。
周りの人間は振り回されっぱなしで、いつも苦笑いしるんだろうけど(笑)
しょーもない話を真剣にしている彼に愛着湧きまくり。
一筋縄ではいかないキャラでは、伊坂作品の中ではダントツでは?
でもやっぱり心優しい部分があって、最後の章はほっこりできた。

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電子書籍

将来の夢が決まっていない10代に特に読んでほしい。

2018/12/01 19:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こば - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編なので比較的すぐ読めます。
将来なりたいものが決まっていない、そんな高校生・大学生に特に読んでほしい。
ちなみに本作の続編『サブマリン』もとってもおススメです。

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紙の本

はじめての伊坂幸太郎

2017/05/04 10:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまぜみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

でした。非常に面白かったです。本作品は、小説なれではの楽しみです。

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紙の本

特別な時間よ終らないで

2015/10/05 00:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

突拍子もない設定にぐっと惹きつけられれば、もう伊坂ワールドにどっぷり。相変わらずの強盗話から始まって、なになになに?と短編を読んでいくうちに、全部繋がって長編に姿が変わるところも相変わらず。そしてそれが心地よい。とてつもなく自信たっぷりの陣内最高。普通嫌みな感じになるのに、陣内なら許せてしまう。なぜだろう。それが即ち自信の成せる技?永瀬のスマートさと控えめな所が素敵。最後『特別な時間が長く続けばいいな、甘いかな。』の〆。そうなの、私もそう思う。このいい時間がずっと続けばいいなって。甘いかなって思いながら。

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紙の本

憎めない男

2015/03/22 04:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

巷で噂の陣内が想像を超えた破天荒さでしかも憎めない奴ときている。そのうえ気の効いたセリフが最高。おなじみの軽妙な会話と、さりげなくちりばめられている伏線は短編でも存分に楽しめた。各話が見事にリンクして長篇のような味わいになっているまさに伊坂さんらしい作品。伊坂ワールドに初めて触れる人に自信を持って薦めたい1冊。

読了後すぐに再読。ははっ、陣内やっぱ好きだわ。こいつ抗えない魅力がある。でも友達には絶対にしたくないわ。

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紙の本

この本の何よりの魅力は、破天荒な男、「陣内」でしょう

2008/07/01 13:16

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:homamiya - この投稿者のレビュー一覧を見る

グラスホッパーに続く、私にとっては2作目の伊坂幸太郎作品。
コレは面白かった!グラスホッパーはイマイチだったけど、あそこであきらめなくてよかった!!

5つの短編。それぞれの中での起承転結がきっちりと書かれているだけでなく、5つの物語が連動し、ある物語で「なんだろう?」と疑問に思った事が、別の物語の起承転結の中でうま~い具合に明らかにされる、という、つなげ方も見事。

この本の何よりの魅力は、破天荒な男、「陣内」。
わがままとも無神経とも言えるほど、自分だけの正義で動く男。友人いわく「あいつは常に何かを主張している」。
著者は、家裁調査官に取材したおかげで、当初考えていたのとちがう話になった、とあとがきで書いていたが、陣内の強引な、でも愛すべきキャラクターと、陣内が就く職業、「家庭裁判所の調査官」の仕事がうまくマッチして、陣内が発するこの仕事に対する考え方など、ストーリー運びにあわせて上手に披露され、面白い。

5つの短編は、年代が前後する。陣内が18or19歳の大学時代から、32歳の家裁調査官となっている時代まで、様々な年齢の陣内について、陣内の友人・知人が語るすすめかたになっている。
語り手となるのは、陣内の大学の友人・鴨居、家裁の後輩・武藤、1話目で知り合う盲目の青年・永瀬、瀬の彼女・優子。


皮肉でコミカルな文が小気味よく面白くて、爆笑ではなく、いちいち「にやり」と笑ってしまう。

●銀行強盗の人質となり、緊迫した空気。陣内が見事な歌声でそれを和らげる。
「前に観た映画で、同じような場面があったんだ」と言うから、友人・鴨居も、当然、繊細で美しい映画なんだろうと思い、「何の映画だ」と訊ねると・・
「確か『死霊のはらわた』の二作目だ。『死霊のはらわた2』だったかな」

ここは、にやり、でしょう。


家裁調査官についての記述。

●飲み屋で「少年法は甘い」「調査官は少年を甘やかしている」とからむオジさんたちに、陣内は、少年は一種類じゃないから、いちがいに決めつけるな、と反論。それでも
「駄目な奴はどうやったって駄目なんだよ。更生させるなんて、奇跡みたいなもんだな」と言われるが、
「それだ」「そう、それだ」
「俺たちは奇跡を起こすんだ」
「少年の健全な育成とか、平和な家庭生活とか、少年法とか(略)全部嘘でさ、どうでもいいんだ。俺たちの目的は、奇跡を起こす事、それだ」
・・・・かっこいい。
「そもそも、大人が恰好良ければ、子供はぐれねえんだよ」

そう言った陣内が
「奇跡?そんなもの起こるわけないだろうが。適当に少年の調査をして、報告書を書いて、どんどんやっていかないとキリがねえよ」とアッサリ転換。自分の発言に責任を持たないのは、日常茶飯事だ、というミニオチ付き。

だけど、陣内は奇跡を起こす。4編目の「チルドレンII」で、このセリフを実現する。
「チルドレンII」のこの奇跡と、5編目「イン」で、それより前の話で持たせられたある疑問の回答が示されるところが、いちばん好きだ。

2006年に源孝志監督により映画化されているが、DVDが出ている。映画も面白そうだ。

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紙の本

奇跡を起こす力!

2007/06/23 16:09

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴぃたぁ・パンダ - この投稿者のレビュー一覧を見る

出版社/著者からの内容紹介
こういう奇跡もあるんじゃないか?
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。
ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。
吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作!
短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。
伊坂幸太郎
=====
鴨居、陣内、永瀬(&べス)、武藤、優子、が、それぞれ語り手になった、連作短編集。
バンク
語り手は鴨居(学生時代)。閉店間際の銀行に飛び込んだら、銀行強盗騒ぎに巻きこまれる。
訳の解らん陣内の行動に、戸惑う周囲。
もともと鴨居と、陣内は友人同士だったが、人質仲間と言うきっかけで、全盲の永瀬&べスと友人になる。
チルドレン
語り手は武藤。陣内の同僚というか、後輩?
家裁の調査官として二人とも働いている。
面接をしたのは、万引きをした少年と、親父の組み合わせ。
なんだか違和感が、、、、、大丈夫なんだろうか?この親子。
武藤も、陣内に振り回されつつ、いろいろ学んでいる。
リトリーバー
語り手は、優子。陣内が、レンタルビデオ店の受付の女の子に、告白するから見に来いとの連絡を受けて、出かける優子、永瀬&べス、だが、鴨居は断った。
結局、陣内は振られるのだが、時間が止まったような気がする、、、、と言って周囲の人々を観察する。
2時間ずっと、ベンチに座っているカップル、イアフォンで音楽を聞いている青年、ぜんぜん読み進んでない文庫本を持つ女、はとの集団、きゃあきゃあ騒いでいる高校生の集団、、、、など。
さて、どうして?
チルドレンⅡ
語り手は、武藤。夫婦が一人の少女を巡って離婚調停にやってくる。夫は前回の離婚では、子供の親権を母親がわに譲ったのだが、今回は絶対譲らないと言っている。妻はヒステリック、、、、
それに絡んで、高校を中退して、居酒屋で働く少年。
家族の絆に言及して、大団円へ向けて、どう展開していくのか、、、、、
イン
語り手は永瀬。陣内がデパートの屋上でバイトをはじめたと言う。べス、優子と連れ立って、出かけた。
陣内は、ギターを弾くはずだったが、なぜか、着ぐるみになっている。
見知らぬ少女と永瀬との絡み/ブラバンのメンバーとの会話。
終わりに、着ぐるみを着る陣内は、誰かをぶん殴ると息巻いている、、、、。
べスや、優子が居てくれる空間を特別なものと認識し、感謝している永瀬なのだった。
訳の解らない陣内なのだが、徹底的に全盲の永瀬を特別扱いしないのは、良いことだと思う。
仕事では、後輩の武藤が振り回されるようだが、物事を知らなかった、新人時代には、陣内のことを尊敬しそうになったと、述懐している。(苦笑
それでも、いろいろな意味で、パワーを持っている陣内は、特別な人だ。
友達には、なりたくない(苦笑。とっても、疲れてしまうかも。
彼を中心にと言うわけではないが、陣内をスパイスとして、武藤、永瀬の話が面白いかも。
べスも直接の発言は無いが、いい味出している(謎爆
また、続きが読みたくなってしまった。
現実逃避の旅は続く、、、、、(汗
DVDは、こちら!
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B000KP7L8Y/503-7183067-9160738?SubscriptionId=175BC0N2BCT0X4DAZG82
http://ameblo.jp/ye0329/entry-10037581357.html

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