商品説明
「城をひとつ、お取りすればよろしいか」、小田原城に現れた男は不敵にそう言い放った。商人に扮して敵地に入り込み、陣中を疑心暗鬼に陥らせ、一気に城を奪い取る――家伝の調略術で関東の覇者・北条氏を支え続けた影の軍師・大藤一族の五代にわたる闘いと北条の命運を決する小田原合戦までを描く圧巻のインテリジェンス合戦記!
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電子書籍
痛快時代小説
2017/06/04 17:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
甲冑姿のカッコイイ表紙。ですが主人公の大藤氏は戦国武将らしい激しい戦闘はしません。
知略で敵を攻略する『入込』で味方を勝利に導きます。地味な仕事。
北条氏の国造りの方針に共感し、ともに理想の国造りに力を尽くしますが時代の流れは圧倒的物量に飲み込まれて行きます。
戦国の世を駆け巡る男達の痛快時代小説。
紙の本
「城をひとつ、お取りすればよろしいか」
2017/06/04 17:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代、敵方に深く入り込み調略をする『入込』を家業に北条家に仕えた大藤氏五代の大河小説。
華々しく武勲を上げる武将と違い、地味で目立たず一見卑怯にも感じるけど、
味方の被害を最小限にとどめ、闘わずに勝利を得る知略の限りを尽くす男達の姿があります。