読割 50
電子書籍
青年のための読書クラブ(新潮文庫nex)
著者 桜庭一樹
東京、山の手に広々とした敷地を誇る名門女学校「聖マリアナ学園」。清楚でたおやかな少女たちが通う学園はしかし、謎と浪漫に満ちていた。転入生・烏丸紅子がその中性的な美貌で皆を...
青年のための読書クラブ(新潮文庫nex)
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青年のための読書クラブ (新潮文庫nex)
商品説明
東京、山の手に広々とした敷地を誇る名門女学校「聖マリアナ学園」。清楚でたおやかな少女たちが通う学園はしかし、謎と浪漫に満ちていた。転入生・烏丸紅子がその中性的な美貌で皆を虜にした恋愛事件。西の官邸・生徒会と東の宮殿・演劇部の存在。そして、教師に没収された私物を取り戻すブーゲンビリアの君……。事件の背後で活躍した「読書倶楽部」部員たちの、華々しくも可憐な物語。
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紙の本
読め!!そして笑え!!
2020/10/21 22:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぞか - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつの間にか文庫化されたのね。せっかくお安くなったので、皆さんぜひ読んでください。
そして、爆笑していただきたく。
個人的には「パンダパンツのキャパ」と「そんな気じゃなかった…ブーゲンビリア」」さんがとても好き
紙の本
残酷で美しい、閉ざされた聖地の記録
2017/06/27 09:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「会報誌」にまとめられた、読書クラブという閉鎖的な空間の中で起きた事件をつづったもの…というスタンスなので、小説とはちょっと違った雰囲気です。
文体も「ストーリー重視」ではなく、「報告(まとめ)重視」な書き方なので、最初は少し戸惑うかもしれません。
物語としては面白いけれど、そこで「とっつきにくい」と感じる人もいそうな気がします。
そして、登場人物の言い回しが独特。一人称を「ぼく」という人が多く、相手のことを「きみ」と呼ぶ人も多い。
「ねえ、君。〇〇なんていいと思うかい?」と、どことなく宝塚の男性口調。これは、きっと男性の読者からすると違和感を感じ、そこで退いちゃう人も多いかなと…。
ただ、最終章で生徒会長らが「男性は来なくてもいい」と拒絶しているので、これは本当に女子向けの物語なんだなと割り切ってしまいました。
それにしても、女子高…怖いなぁ…。
偽王子が去っていくときの生徒全員の大合唱…。露骨な階級社会…。力が衰えたものに対する蔑み…。汚らわしいものを無視しようとする姿…。
美しいながらも、心が“ファントム”な人が多いこと、多いこと…。
一方のシスターたちは、そんな少女たちにほとんど何もできず、ほとんど空気同然…。
あれだけ露骨な蔑みや誹謗中傷があっても表面化しない、閉鎖された女子高って恐ろしすぎます…。
個人的には2章がお気に入りかな。
最終章は懐かしのメンバーが出てきて、感動も入り混じると同時に、あの1章の少女たちがこんなに歳を取ってしまったのかという寂しさも感じて、なんともいいようのない不思議な気持ちになりました。
電子書籍
まぁまぁかな?
2017/06/04 13:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nano - この投稿者のレビュー一覧を見る
学校の読書クラブの歴史の物語というような感じだった。どこかしらで繋がっていて、全て読み終えるとなるほどと思える部分が何箇所かあった。