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THE DOLL【イラスト入り】
とにかく、彼を連れ戻して欲しい――。ギャラに応じてあらゆる仕事を請け負うリンチは、奇妙な人探しを依頼される。 正確には「人」ではなく、クライアントが億単位をかけて開発した...
THE DOLL【イラスト入り】
THE DOLL (ビーボーイコミックスデラックス)
商品説明
とにかく、彼を連れ戻して欲しい――。ギャラに応じてあらゆる仕事を請け負うリンチは、奇妙な人探しを依頼される。 正確には「人」ではなく、クライアントが億単位をかけて開発した【DOLL】究極の人工生命体(アンドロイド)を、取り戻してくることだった。どんな目にあわされても、持ち主の要求を満たすためにひたすら尽くしてくる【DOLL】を目の前にして、ゆらぐリンチ。この出会いは究極のラブロマンスなのか、最悪のクライムサスペンスか!? BL界の異端児Guilt|Pleasureがおくるノワール小説。日本語初翻訳。
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1巻
2020/10/28 14:05
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
思った以上にお話が短くってびっくりしました。
もっと長いと思ってたんですが結構サクサクっと読んじゃいました。笑
過去のヴィンセント編も面白かったです
紙の本
アンドロイドと人間の永遠のテーマ
2022/06/13 05:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
まずは、甘いBLファンタジーを期待していると痛いので
要注意です。
ドールはアンドロイドのことです。
アンドロイドと人間の話なのです。
ドールに否定的だったドールの奪還を請け負ったリンチが
カイの出生(というのか?)の秘密を知ったり
カイ自体と交流したりして心持ちが変化していく話です。
読者もカイの「パパ」に対する態度とクライアントに対する態度に
ちょっと翻弄され気味(私だけか?)
まさにドールに「心」はあるのか的なパラドックスに陥ってくる。
アンドロイドと人間の永遠のテーマ的なものが
血なまぐささの中に流れています。
当初17章で終わる予定だったのですが後に続く物語になってしまい
多分17章で終わっていた方がバッドではありますが
すとんと落ちる物語になっていたのではとすら思える。
(衝撃的ではありますが、すとんと落ちるところに落ちる感じはあるので)
まだまだ色々謎がちりばめられて、続編にって流れる感じです。
巻末収録の短編は続編に出てくるリンチとビアンキの出会いの話
(最初誰って思ってたらそうらしいです)
続刊への伏線みたいな掌編
(最初それがわからなくてなんだこれ的になってしまいました)
BLとしてジャンルわけされていますが、甚だ疑問ではあります。
そうと思って読むとかなり足元掬われるし、打撃も強いので要注意です。
☆4.5