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パウロ 十字架の使徒
著者 青野太潮著
キリスト教の礎を築き,世界宗教への端緒をひらいたパウロ(紀元前後─六〇年頃).この人物なくして,今日のキリスト教はないと言っても過言ではない.アウグスティヌス,ルターに多...
パウロ 十字架の使徒
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パウロ 十字架の使徒 (岩波新書 新赤版)
商品説明
キリスト教の礎を築き,世界宗教への端緒をひらいたパウロ(紀元前後─六〇年頃).この人物なくして,今日のキリスト教はないと言っても過言ではない.アウグスティヌス,ルターに多大な影響を与えたといわれる,パウロの「十字架の逆説」とは何か.波乱と苦難の生涯をたどり,「最初の神学者」の思想の核心をさぐる.
目次
- 目 次
- まえがき
- 第1章 パウロの生涯
- 生い立ち/謎の青年時代/迫害者/復活のイエス/ガリラヤか、エルサレムか/回心/アラビアでの宣教/エルサレムへの上京/使徒会議/伝道の旅へ/コリント教会/最後の旅
- 第2章 パウロの手紙
- 1 正典としてのパウロの手紙
- 2 パウロの手紙はどう読まれたか
- 伝道のための手紙/朗読される手紙/複製される手紙/マルキオンの正典
- 3 七つの真筆の手紙
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紙の本
あくまでも著者による「パウロ論」
2016/12/31 17:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「十字架の神学」という著書を何冊も出している人が書いたパウロ論だが、あくまで著者の視点によるパウロだ。最終章はなかった方がいいと思う。
この本で紹介されている「66巻」本の聖書の配列は岩波版聖書のそれだ。こういう本を読む人が全て岩波版聖書を読んでいるわけもないだろうから、「普通」の聖書での配列も併記した方がよかったのでは?岩波版聖書の配列は旧約聖書こそユダヤ教のもので関根正雄訳という先行した本があってユダヤ教の聖書の配列を覚えていれば使えるが、岩波版の新約聖書は福音書やパウロ書簡が書かれたとされる順番に配列されているので、使いずらいのに。
もっともパウロ書簡の紹介は書かれたと推測される順番でもいいと思う。
マルキオンの肖像画は初めて見た。