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電子書籍
憑きものさがし~九十九字ふしぎ屋 商い中~
著者 霜島けい
古道具屋で買った枕が、夜な夜な赤子のように大声で泣き喚く。八幡様の祭りの絵に描かれた人物がいつの間にか増えていた――。「不思議」を売買する九十九字屋には、今日も怪しい品々...
憑きものさがし~九十九字ふしぎ屋 商い中~
憑きものさがし (光文社文庫 光文社時代小説文庫 九十九字ふしぎ屋商い中)
商品説明
古道具屋で買った枕が、夜な夜な赤子のように大声で泣き喚く。八幡様の祭りの絵に描かれた人物がいつの間にか増えていた――。「不思議」を売買する九十九字屋には、今日も怪しい品々が持ち込まれて……。るいは、憑きものの正体を求め、気はいいがちょっと迷惑な『ぬりかべ』の父親らとともに奔走する。切なくてほっこりとあたたかい、新感覚時代小説シリーズ第二弾!
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ぬりかべの娘って…
2017/08/01 23:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:usa - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだろ?と思って手に取りました。
元気にけなげにはたらくお嬢さんとあやかし達のほろりとくる人情モノで…
まっすぐなぬりかべの娘が小気味好く、読んだあとほっこり元気になりますよ!
紙の本
八雲の「果心居士」を思わせる
2017/06/20 20:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロイン“るい”も九十九字屋に馴染んできて、いよいよ面白くなってきた。ぬりかべ親父と化け猫?との関係にも興味がいや増す感じ。
2編のうち、「祭礼之図」の方が、霜島ケイらしくて私の好み。何処か小泉八雲の「果心居士の話」を思わせながら、より深い怖さと人情味に溢れている気がする。
そう言えば、2巻目にしてようやく思ったのだが、「のっぺら」とも異なる作風、展開で、増してや「封殺鬼」とは随分隔たりがあるようで、“ケイ”名義でなく“けい”で書いているのは、そのせいなのか?
どうも本シリーズの江戸世界には、馴染みの酒呑童子も雷電も存在していないようで、少し淋しい。
紙の本
祭礼之図が面白かった
2017/11/13 23:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:金柑露 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぬりかべの娘の第2弾、これまた面白かった。特に祭礼之図の話は少し切ないけれど。亡者同士気が合えば仲良くなっちゃうぬりかべのお父さん…相変わらずですが、本当に面白い。夢中で読みきりました。おすすめです。