紙の本
秦建日子氏のドラマにもなった小説です。ハラハラドキドキで目が離せません!
2020/05/16 11:51
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、小説家であり、脚本家であり、そして演劇家でもある秦建日子氏の作品で、ドラマにもなった小説版です。内容は、外務省職員が犠牲となった轢き逃げ事件をテーマとした刑事事件もので、その事件の後、すぐに犯人として危険ドラッグ常習者が逮捕されます。しかし、新宿署に異動した雪平の下には「警察が逮捕したのは全然違う人だ」という目撃者からの電話が入り、大混乱となります。やがて事件を追う雪平と仲間に悲劇が襲いかかってきます。雪平は、真相を暴くために海を渡るのですが、一体、その後、真相は解き明かされるのでしょうか?この続きは、ぜひ同書をお読みください。
電子書籍
これでおしまい?
2020/01/26 15:23
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
秦建日子氏のアンフェアシリーズの最終巻。
雪平班の重鎮?林堂が雪平をかばおうとしてひき逃げに遭い、重体に。それでも事件を追う雪平。
最後はハッピーエンド?
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面白かった!
シリーズの中では一番かも。
3つの轢き逃げ(1件は逃げてないけど)事件が、そう繋がるのか!と目から鱗。
しかし、玖島係長どこに行ったんだ。
雪平と安藤は、やっぱり篠原涼子と瑛太がぴったりなんだけど、今二人の年齢も原作に追いついてるし、映画版までやった『アンフェア』シリーズとは別の、“パラレルワールド”という設定で、『アンフェアな月』以降の話を同じキャストでドラマ化してくれないだろうか。
ラストの安藤のプロポーズにはびっくりした!
答えはどっちなんだろうか。
どっちもありうる。
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‹内容紹介より›
外務省職員が犠牲となった轢き逃げ事件。ただちに犯人として危険ドラッグ常習者が逮捕される。しかし、新宿署に異動した雪平のもとに「警察が逮捕したのは全然違う人だ」という目撃者からの電話が……。やがて事件を追う雪平と仲間に悲劇が襲いかかり、真相を暴くため、彼女は海を渡る。ベストセラーシリーズ、最新作!
――――
チーム雪平もそれぞれに異動し、林堂と雪平は警視庁から離れることに。
新宿署に異動した雪平でしたが、美央とのLINEを行うためスマホを購入しに行ったドコモショップの店員から、思いがけない目撃情報を得、独自に捜査をすることに。
事件の捜査に「チーム雪平」の面々を巻き込みたくない、と考えて行動する雪平に対して林堂は批判的。
そして久しぶりのチーム雪平で集合した飲み会の直後、林堂が轢き逃げに遭い、危篤の状態に。
真相を探るべく、「仮想敵国」である韓国に単身渡る雪平。
そこでは、韓国の人気政治家の出自をめぐる、日本外務省の「切り札」をめぐる駆け引きがありました。
ラストに向けての展開は少し早くて強引な印象がありましたが、「刑事・雪平夏見」の世界観の力で違和感なく読み切ることができました。「家族」のあり方を考えさせられる場面もありつつ、深刻な暗さはない、とてもいい作品でした。
娘・美央との関係性もゆるやかに改善しているようにも見受けられますし、ラストでは安藤から衝撃の告白が。
続きが気になり、文庫化を待たずに単行本を読みたくなります。
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刑事雪平シリーズ第5弾。
怪我していても雪平は雪平だった!(笑)
チーム雪平好きです。
知らせを受けた雪平と安藤の反応がとてもらしくて良かった。平岡の怒りが普通だけども。
ラスト!なぜそこで終わるのかー!!!!
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刑事・雪平夏見シリーズ第5作。
外務省職員が車に轢かれそうになった人を庇って死ぬ。庇われた人物は消えている。1時間後、危険ドラッグでラリっている暴走犯が捕まり、一件落着。それを目撃していたのは外務省職員の部下とその婚約者。その婚約者はケータイ店員で、雪平夏見が親権を取れず別居している娘とLINEするためにスマホを買いにいったときに対応し、雪平を刑事と知って事件の相談をする。捕まった犯人は運転していた人と違うというのだ。
前々作で撃たれて左腕の動かない雪平はなぜか新宿署の組織犯罪対策課に異動となる。同時に署長に異例のキャリア組が異動してくる。暴力団対策と危険ドラッグ。韓国へのヘイト運動が描写される中、韓国から男がやって来る。殺し屋か? 他方、雪平のもと相棒の安藤はいまだ捜査1課にいるが、小学生の女の子がアレルゲンを給食に入れるということで、食物アレルギーの同級生を大量殺人する事件に関わっている。そして友人からレトリバーの子犬を預かる雪平。
外務省、暴力団、ドラッグ、韓国、ヘイト、アレルギー、小学生、レトリバー。思わせぶりなアイテムが並べられて、タイトルは、アンフェア、国。
左腕の動かない身体で派手なアクションはできないのだが、相変わらず無鉄砲な雪平は事件を追って韓国に渡る。このシリーズ、第1作は『推理小説』という題だが、推理小説や探偵小説というより、警察小説。しかもますます警察あぶれもの小説になっていく。
前3作よりも厚い本で、描写も丁寧になってきたか。ただやはり映像的な場面だなと思うところは多々ある。主人公たちがどうなったか最後まで書き切らないまま終わらせて次に続くのは、前にもやっていたことだが、およそ単独の小説の技ではなく、次回に気を持たせる連続ドラマのヒキである。
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外務省職員が犠牲となった轢き逃げ事件。ただちに犯人として危険ドラッグ常習者が逮捕される。しかし、新宿署に異動した雪平のもとに「警察が逮捕したのは全然違う人だ」という目撃者からの電話が…。やがて事件を追う雪平と仲間に悲劇が襲いかかり、真相を暴くため、彼女は海を渡る。
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刑事 雪平夏見シリーズ第五弾。
ひき逃げ事件の犯人として逮捕されたのは危険ドラッグの常習者。
何も覚えていないという犯人。
不自然な発見者。
異なる目撃者の証言。
事件の真相とは。
安定のおもしろさ。
やはり登場人物が魅力的です。
ドラマも好きでしたが、小説はまた別の世界として楽しめます。
ラストが気になり過ぎました。
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「アンフェア」テレビドラマ、映画では観ていたんですが本を読むのは初めてでした。
面白い!
好きだわ雪平夏見。
シリーズの他の作品も読みます。
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韓国の大物のスキャンダルをネタに有利な外交を企んだ外務官僚が被害者。その大物と夏見が偶然に知り合った女性が異母兄妹といった展開もやや強引な気はした。
その事件以外にも色々解決されていない事柄(玖島係長の結末・林堂室長の容態・夏見と安藤の結末etc)があるので次作に繋がっていくのだろうと期待。
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いつもは猟奇的な話だったりするこのシリーズですが、このシリーズにしては、ちょっと難解??時代背景を上手く取り入れた感じではあるんですが、このシリーズには合わないかな。
この作品から5年以上経過しているんですが、もう、続きは出ないんですかね。面白いんで、続いてほしい気がするんですが。ただ、最初のころのあとがきで、5作くらいのシリーズとして考えているという考えがあるとのことも書いてあったので、ちょうど5作目のこの作品で終わりなのかもしれません。
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続きが、出ていない……ということは、これはもう、書かなくてもわかるでしょう。という、完なの?完なの??などと考えてみたり
でも思ったよりは、本作(ハードカバー版)の出版から年数は経っていなかった……とも言えそう。全10作予定発言も過去にあるという。
ペース的にそろそろ来るなら、あー、って納得しそうである。
作家さんもシリーズも感覚がそれぞれだからちょっとわからなくなる。笑
書きたくなったら書いてくれたら良いなあ。。
今回の渡韓お見通しからの流れのように
このラストからしれっと飄々とした、あさってと言っても斜め上と言っても微妙に表し切れないような独自展開(?)を挟んで来ても、全くおかしくないと思ったりもするのであった。
雪平の思考回路が、谷中弁護士がお嫁さんだったら、とか、なんか平然と百合で
(ちがう見方もできますごめんなさい)
携帯ショップのお姉さんがメインゲスト化する程に誑してて
なんなら広い意味で言えば美央と同じ機種が良いとかもなんだよもう!もう……!
平等でいたいのだろうという解釈に賛同しちゃうから、美央、ほんと良い子だよねってなる。
良い子でしょ?っていう良い子じゃないとこグッと来る。
無論、空港で人目を気にしなすぎる雪平、に対応する安藤、なやり取りも抜群のかわいさ。
心配しすぎて苦情がうっさいのも。
すき。
「ぼく」と「おれ」が入り乱れるの、秦さんの手から独立する感じがする。
そんな夢みたいなあれじゃなくて、シビアな設計で書いていらっしゃるかもねえって勿論わかるけど
キャラクターの意思って、やっぱりあると思うし(作家さんのタイプにもよるけど)、安藤の主張を何だか感じてしまうのだった。
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やっぱりこのシリーズは面白い。
雪平さんの暴走振りは、最近よく見るやり手女性刑事ものの先駆けじゃないかな。
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轢き逃げ事件の裏には、国境を超えるほどのストーリーがあるなんて思ってませんでした。非常に面白かったです。
最後の告白はどっちだったのか気になります。ひとつ言えるのは、イエスとノーのどっちかで答えたということ。
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テレビドラマのようです。シリーズもののようで、最初から読みたくなりました。それぞれにキャラクターが想像できそうで親近感がわきました。