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唐物の文化史-舶来品からみた日本
著者 河添房江著
正倉院の宝物,艶やかな織物や毛皮,香料,楽器,書,薬,さらには茶や茶器,珍獣まで…….この国の文化は古来,異国からの舶来品,すなわち「唐物」を受け入れ吸収することで発展し...
唐物の文化史-舶来品からみた日本
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唐物の文化史 舶来品からみた日本 (岩波新書 新赤版)
商品説明
正倉院の宝物,艶やかな織物や毛皮,香料,楽器,書,薬,さらには茶や茶器,珍獣まで…….この国の文化は古来,異国からの舶来品,すなわち「唐物」を受け入れ吸収することで発展してきた.各時代のキーパーソンとの関係を軸に,唐物というモノを通じて日本文化の変遷を追う,野心的な試み.【カラー口絵8頁】
目次
- 目 次
- はじめに
- 第一章 「唐物」のはじまり──正倉院と聖武天皇
- 唐物のルーツをたどる/ 『万葉集』の中の「舶来品」/日本産の「からもの」/正倉院の錦の逸品/聖武天皇の遺品あれこれ/遣唐使・吉備真備がもたらしたもの/聖武天皇の舶来趣味/聖武朝の国際関係/新羅使がもたらした舶来品/鑑真の来朝/王羲之父子の書跡/異国文化受容の糧として
- 第二章 百花繚乱、貴族があこがれた「異国」──「国風文化」の実像
- 嵯峨天皇という人/ 「茶」の伝来/王者を彩る文物/正倉院の新羅琴/嵯峨朝と渤海/渤海国使と正倉院宝物/承和の遣唐使/仁明天皇の唐物趣味/富裕層への広がり/ 「国風文化」の実像/黄金と「火鼠の皮衣」/ 『うつほ物語』と二つの交易ルート/秘色青磁と瑠璃/俊蔭が招来した唐物/蔵開以降の世界
- 第三章 王朝文学が描く唐物趣味──『枕草子』『源氏物語』の世界から
- 『枕草子』を読み解く/唐の紙と青磁/定子の華やかな正装/ 「この世をば わが世とぞ思ふ」/道長の書物への愛着/入宋僧との交流/実資が残した記録/ 『源氏物語』の時代/源氏の女君たちと和漢の構図/薫物は和か漢か/ 『うつほ物語』と『源氏物語』の香り/舶来の紙の手本/ 「光源氏」にあこがれた人々
- 第四章 武士の時代の唐物──福原・平泉・鎌倉
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