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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2019/10/24
  • 出版社: 岩波書店
  • ISBN:978-4-00-430101-1
一般書

電子書籍

日本語と外国語

著者 鈴木孝夫

辞書を頼りに小説や文献を読んでいるだけでは、他国や他民族の理解は難しいのではないか。六色の虹、黄色い太陽、恥部としての足など、興味深い例をあげながら、国による文化の違いを...

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日本語と外国語

税込 946 8pt

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税込 990 9pt

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商品説明

辞書を頼りに小説や文献を読んでいるだけでは、他国や他民族の理解は難しいのではないか。六色の虹、黄色い太陽、恥部としての足など、興味深い例をあげながら、国による文化の違いを語るとともに、漢字の知られざる働きに光を当てて日本語の長所をも浮き彫りにする。真の国際理解を進める上で必読の、ことばについてのユニークな考察。

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みんなのレビュー36件

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評価内訳

紙の本

日本語が持つ知られざる偉大な長所と、世界的言語たる英語が抱える致命的欠陥

2011/12/21 17:44

14人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は1990年1月発行。2011年11月に40刷とあるから新書としてはベストセラーである。構成は大別して第1章から第3章で「外国語を理解するには、その背後にある文化の総体への理解が不可欠で、ただ辞書を引いて外国語を日本語に置き換えているだけでは永遠に外国語を理解したことにはならない」と述べた前半部分と、「無暗に日本語は劣っているとか、英語などの外国語の方が機能として日本語より優っているなどというタワケたことをいうのでない。日本語は世界に冠たる優れた言語であり、もちろん欠点はあるものの、外国語、特に英語に比べ格段に優れた長所もある言語であり、だからこそ日本は世界に冠たる経済大国にして技術大国、科学大国に成れたんだ」という著者の長年の持論を述べた後半(第4章、第5章)からなる。

前半では、例えば「色」に関する彼我の認識の差について説明がなされている。日本では幼稚園で絵を描くとなると子供たちは「ほぼ100%」太陽を赤い色で描く。私もそうだったし私の子供たちもそうだ。しかし海外では異なる。太陽を黄色、もしくは白で描くのが一般的だ(このことは、割と広く知られている)。同様の例として著者は「リンゴは何色か」という問いを発する。日本ではリンゴといえば赤である。ところが欧州では緑が一般的だ。(そういえばビートルズのレコードを出したアップルもリンゴの皮は緑色だった)。他にも米国や英国で一般的な「オレンジ色」が日本ではどんな色に見えるかとか、日本では常識として「虹は7色」とされているが、海外では虹は何色で描かれるのが一般的なのかという興味深い指摘が満載だ。こういう日本と外国、あるいは国と国で異なる「世界をどう認識するか」という文化的差異は、いわゆる辞書だけでは理解不能である。この手の説明を加えるのは今の辞書は余りに余白が少ない。ただし、今や紙媒体としての辞書は急速に市場から消えつつあり、かわって電子辞書が普及しているのだから、かつては紙幅の関係で割愛されていたこの手の文化的差異も、もっと説明を追加していいし、出来るはずである。辞書を出版する出版社の一層の努力を期待したい。

しかし何といっても圧巻は後半の「漢字の知られざる働き」を論じた2章である。日本語の何が凄いか。一言で言うと医学、物理学、化学、哲学、動植物学のような学術用語、著者言うところの高級語彙を、教育のない一般庶民でも理解できる「漢字」の組み合わせで表記できるので、難度の高い学術や技術に関する理解が容易で、それが故に裾野の広い産業基盤、学術基盤(平たく言うと高い民度)の形成に日本語が大きく貢献しているというのだ。例を挙げよう。諸君はclaustrophobia、acrophobia、pithecanthropeが何を意味するかご存じだろうか。順に閉所恐怖症、高所恐怖症、猿人のことである。猿人と書けば、日本なら小学生でもその意味を理解できるが、米国の著名な大学で著者が黒板にこの語を大書きしたところエリート学生の誰一人、その意味を知っている人がいなかったという。英語の高級語彙は、教養ある英米人にとっても難解だと著者は言い切る。どうしてこういうことになるのか。英語では高度な学術用語になると、一般に通用している単語ではなくラテン語、ギリシャ語に語源を持つ語彙ばかりとなる。だからラテン語、ギリシャ語についての基礎素養があり、これらの語源に勘の働く超優秀な人物なら理解も可能だろうが、そうでないと下手するとちんぷんかんぷんとなってしまう。よく英米人は「漢字というへんてこな象形文字を使う中国語や日本語に比べ、英語が如何に優れた言語であるか」について、したり顔で「英語はアルファベット26文字のみで、森羅万象すべてを表現することが出来る」などという。「ウソつけ!」というのが著者の反論で、これら高級語彙を日常の小学生でも理解可能な約2000字の漢字さえ覚えれば自由に表記し伝達できる日本語の方が高級語彙の表記については遥かに優れているのだと本書で繰り返し述べている。例えば、日本語では血液に関する語彙は、すべて「血」という漢字を伴うので、それらが血に関する語彙であることを即座に理解することが可能であり容易だ。出血、止血、赤血球、白血球、血色がよい、血清、血漿などなど。しかし、これらを英語で表記すると、順にhemorrage、hemostasis、 erythrocyte、leucocyte、sanguine、serum、plasma。最初の二つは血をあらわすギリシャ語hemoから来ている単語だし、赤血球・白血球はhemoとは別のギリシャ語に語源を持ち、Sanguineはラテン語から、serumとplasmaは別のラテン語に語源を持つという。日本語ではこれらの単語には全て「血」という共通の漢字がついているが、英語ではここまで綴りが異なるのである。これらを並べただけで、これらの語彙(意味や綴り方を含む)をマスターすることにかなりの脳細胞を酷使しないと出来なさそうな気がすると思う人が大半だと思う。事実、そうなのだ。つまり、英語ではエリートとノンエリートの間に、日本では考えられないような言語の壁があって、これを乗り越えて抽象的な高騰概念を操作できるようになる、ごくごく一部のエリートとそうでない一般人が明確に、残酷なまでに明確に区別される社会で、そのかなりの部分が、実は高級語彙をラテン語やギリシャ語に頼らざるを得ないという英語が持つ言語としての重大な欠陥が造り出したものだと言うのが著者の意見なのである。ちなみに 欧米で唯一の例外がドイツ語で、ドイツ語も平易な単語を連結することで高級語彙を形成するので、日本語同様高級語彙の理解が容易であるのだと言う(1860年以降、近代国家の列に加わった国々の中で日本とドイツのみが大成功を収めた理由が、このあたりに潜んでいるのかもしれない)。

著者は言う。「それなりの合理性と利点をもつ日本語の仕組に付いて、日本人自身が正しい理解を持ち、日本語に対して肯定的な見方を身につけていないと、外国の人々の日本語学習に対する態度は、当然のことながら消極的なものになってしまう」「英語の高級語彙の習得が英語を母語とする人々にとってさえいかに大変か、それに比べて日本語では、もし基本的な漢字を成人する前に約二千字覚えてしまえば、あとはほとんどの高級語彙が比較的容易に理解可能となり、しかも新しい高級語彙を、それも言語学に全く無縁の素人が、勝手に作ることさえ出来るのだといった利点を、外国人に説得的に教えられるような素養が、今後の日本語教師に求められるのである」と。

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紙の本

信号機の「進め」は、青?緑?

2002/10/30 10:29

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る

突然ですが、問題です。
Q1.信号機の「進め」を示す色は緑色にみえます。でも、一般には青色といわれます。どうして?
Q2.鯨(くじら)はほ乳類。なのに、どうして魚へんがついてるの?
Q3.「漢字は表意文字だから見れば意味が分かる」とよくいわれます。この説明って、ほんとに適切?

ヒント1.昔のひとが「緑色を青色と見間違えた」わけではありません。
ヒント2.昔のひとが「本当はほ乳類の鯨を、間違って魚だと思った」わけではありません。
ヒント3.適切ではありません。その証拠に、齧歯類って、どういう動物かわかりませんよね。

正解は、本書を読めばわかります。さあ、みんなで読みましょう(笑)。

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紙の本

日本語の長所に気付かされる良書

2021/03/21 16:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書を読めば言語に関する視野が広がり、日本語(漢字)の長所に気付かされる。英語では学術用語や専門用語はギリシャ語やラテン語が元になっている為、その言葉の意味を理解するのに大変な努力がいる。また記憶するのにも骨が折れる。例えば日本語では血液に関する語彙には「血」と言う漢字が多様されている為、初めてその言葉を聞いても血液に関する言葉であると容易に想像できる。(赤血球、充血、血流、、血漿板、等)日本語の「赤血球」は英語では「erythrocyte」でギリシャ語に起源があり、「充血」は英語では「congestion」でラテン語に起因する。英語表記だと上記のように相互に関連性がなく一般人にはなかなか馴染めない。
本書では上記のように日本語の漢字の独特な働きについて考察しており、目が開かれた思いにさせられる。
また本書では上記以外に言葉と文化との関係(リンゴの色は赤色・緑色と民族によっては様々であり、虹は必ずしも七色に限らない等)やイギリス人の国民性について考察を加えている。

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2005/05/03 00:40

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2006/04/19 06:57

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2006/09/24 10:59

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2008/02/12 00:49

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2008/03/07 20:17

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2008/07/25 23:36

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2008/08/22 12:01

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2010/01/12 19:01

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2011/05/21 10:00

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2012/02/16 18:58

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2011/07/06 12:18

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