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電子書籍
「少年A」被害者遺族の慟哭(小学館新書)
著者 藤井誠二
それでも「少年」は守られるべきか。少年による凶悪犯罪が跡を絶ちません。統計によると少年犯罪は減り続けていますが、猟奇的な事件や、いわゆる体験殺人――人を殺してみたかったか...
「少年A」被害者遺族の慟哭(小学館新書)
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「少年A」被害者遺族の慟哭 (小学館新書)
商品説明
それでも「少年」は守られるべきか。
少年による凶悪犯罪が跡を絶ちません。統計によると少年犯罪は減り続けていますが、猟奇的な事件や、いわゆる体験殺人――人を殺してみたかったから殺した――など、動機が不可解なケースは、むしろ増えている印象があります。一方で、少年(未成年)、とくに18歳未満は少年法で手厚く守られており、重罪を犯して刑事裁判にかけられても短期間で出所するケースがほとんどです。遺族たちは口をそろえて「これでは無駄死にだ」「なぜ死刑や無期懲役にできないのか」と憤慨しますが、少年法の壁は厚く、犯した犯罪と量刑が釣り合っているとは言えません。
また、遺族に対する加害者側の対応も、ひどいケースが目立ちます。一言の謝罪もない、追い打ちをかけるような言動をする、民事裁判で決まった損害賠償を支払わない……挙げ句の果てには再犯を繰り返し、また罪に問われている元犯罪少年も少なくありません。本書では、少年凶悪犯罪の遺族たちに綿密な取材を重ね、そうした実態を明らかにするとともに、少年と少年法の罪について深く考察します。
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謝罪なき加害者
2016/04/03 10:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年Aの出版により被害者遺族は「2回殺された気持ち」と述べた。他にも殺人の加害者の親が「万引き程度」と言ったこと、加害者が事件を面白くかいた小説など、この日本には謝罪も贖罪もない!。地獄と理不尽が日本の被害者対策だろう。
紙の本
被害者遺族は泣き寝入り
2019/05/04 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
大事な人を殺されたのに、謝罪しない加害者側のためいに、泣き寝入りされる被害者遺族。加害者側に優しく、被害者側に追い打ちをかける少年法。
オビに書いてある通り、読んでいると非情な日本社会にムカムカしてきます。