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カブトムシがいきる森(小学館の図鑑NEOの科学絵本)
著者 筒井学(写真と文)
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。今年もカブトムシの一年がはじまりま...
カブトムシがいきる森(小学館の図鑑NEOの科学絵本)
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カブトムシがいきる森 (小学館の図鑑NEOの科学絵本)
商品説明
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
今年もカブトムシの一年がはじまりました!
カチャカチャ バキバキ ブロロローン!
今年もカブトムシの1年がはじまりました!
夏の雑木林をにぎわす人気もの、カブトムシ。
しかし、カブトムシにとっての夏は、一瞬にして過ぎ去ってしまうのです…。
交尾を終えたメスには、たいせつな仕事が待っています。
メスは、ひとつぶずつ、ていねいに卵を産みつづけていきます。
そして、いよいよふ化の瞬間。
とても大きなカブトムシの、小さな、小さな、幼虫時代のはじまりです。
めぐってゆく季節の中で、命は世代を越えて続いていきます。
ぐんま昆虫の森で、1年を通じて撮影した写真で、
人間がつくりだした雑木林とカブトムシとの関わり、
身近な自然や生物との触れ合いを考える写真絵本です。
【写真・文】 筒井 学 (つつい まなぶ)
1965年北海道生まれ。
1990年より東京豊島園昆虫館に勤務。
1995年から1997年まで昆虫館施設長を務める。
その後、群馬県立ぐんま昆虫の森の建設に携わり、
現在、同園に勤務している。
昆虫の生態・飼育・展示に造詣が深く、
昆虫写真家としても活躍している。
著作は、
『虫の飼い方・観察のしかた(全6巻)』(共著、偕成社)、
『クワガタムシ観察辞典』(偕成社)、
『小学館の図鑑NEO 昆虫』
『小学館の図鑑NEO 飼育と観察』(共著)など多数。
筒井学の昆虫VISUALIUM(ヴィジュアリウム)
http://i-visualium.net/
(底本 2009年6月発行作品)
※この作品はカラー版です。
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紙の本
卵も幼虫も全部写真でわかる、しっかりした観察写真集。
2016/09/06 14:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カブトムシの卵から成虫まで、一生を写真で丁寧に紹介している写真絵本。
夏の雑木林で樹液を吸っていたり、オス同士やスズメバチと争う写真は眼にすることも多いけれど、真ん丸な卵や孵化したての幼虫の姿はなかなかお目にかかることがないだろう。
正確にその生き物の「一生」や「生態」を説明するというものではあるが、カラスに捕まったところなど「生きることの難しさ」というメッセージが読み取れる写真もある。
本書に続くような感じて同じ著者がこのシリーズでカマキリやセミも書いているのだが、そちらのほうが「生きること」のメッセージは強くなっている。原点になった、という感じかもしれない。
最近はとても写真の質が良くなったと感心する、絵本であるがしっかりした写真集である。