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面白いです
2020/08/20 15:34
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投稿者:ハマさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人の『法医昆虫学捜査官シリーズ』が好きなんで、読みました。面白いです。事件解決の中心人物の3人がワザとらしくてというか、不自然な設定なんで、途中でやめようかなと感じましたが、読み進むうちに気にならなくなります。
法医昆虫学者もまあレアなというか現実味に乏しい設定ですが。
これが、シリーズの2作目と走りませんでした。第1作も買ってしまいました。
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「賞金稼ぎスリーサム!」続編。刑事事件専門調査会社「チーム・トラッカー」を立ち上げた三人が挑むのは、三年半前に夫婦がお互いに殺し合ったという事件の真相。不可思議でありながらも第三者の立ち入る隙のない事件に、彼らはいったいどうやって立ち向かうのか。そしてどんな真相が暴かれるのか。愉快でスリリングなミステリです。
やっぱり今回も一花がダントツで面白くて可愛くて、そして恐ろしい(笑)。事件の真相も、それを引き起こしたあの人の正体もとんでもなく恐ろしいけれど、最強にして最凶なのはおそらく、一花が仕掛ける罠なんじゃないかなあ。敵に回してはいけません、絶対に。
愉快な読み心地なのだけれど、終盤はどんどん怖く気持ち悪くなってきました。これならまだ、普通の(というのも妙だけれど)殺人鬼の方がましだよなあ。底知れない悪意、というか悪意ですらないのが何とも言えず。あの人の愉悦のためだけにこれだけのことが起こっただなんて……!
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10月-9。3.5点。
賞金稼ぎ3人組、第二弾。調査事務所を設立した3人。
最初の依頼者は、娘夫婦が3年前に互いを殺害し合った事案。両親は真相を知りたいと依頼。
再捜査、簡単に終わるのかなという印象とは裏腹に意外な方向へ。SROシリーズの近藤房子とは違った怖さがある。
面白かった。
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2020/10/16
めちゃくちゃおもしろいやん。
相変わらず悪人の人物像に容赦がなくて痺れる。
こういう身近にいるかもしれないサイコパスは怖いよね、って書こうとしたけどさすがにこのレベルはいないか。
理解できない怖さを感じることはたまにあるけどサイズが桁違い。
そして一花。
藪下さんがうまいことやらないと一花がホントに始末しちゃうという怖さがある。
そんなことさせられないものね。
ドーベルマンを支配した場面も子供に大人気だった場面も魅力全開。
藪下さんに「私のことが心配ですか?」って聞いてニヤニヤしてるのもめちゃくちゃかわいいやん。
人付き合いに悩んでる様がせつなくて嘘でも「今のままでいいんやで」って何度も言いたくなるよ。
でも藪下さんの気持ちもわかる。危ないからね。
でも少なくとも私は大好きやで。
藪下さんもかっこよかったな。
二回も体張って一花を助けたよ。
川瀬さんの本全部おもしろいけどストックなくなって悲しい。
浴びるほど読みたい。
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賞金稼ぎの三人は刑事事件専門調査会社「チーム・トラッカー」を立ちあげた。最初の依頼者は殺し合った夫婦の妻の両親。夫婦の間に何があったのか…。今回は最初からチームとして動くため、一花の強さや魅力が発揮できないのでは、と思ったが心配は無用だった。何がどう繋がるのか、細かい伏線をたくさん気にかけたまま手探りで読み進めた終盤、ピースが一気にガチガチと手を繋ぐ…流石川瀬さんだ。こんな人間に目をつけられたら最後。だが普通に近くにいても気づかないだろう。ただただ悍ましく恐怖に震える。次の三人の活躍が今から待ち遠しい。
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シリーズものだと知らずに、ついこちらから読んでしまったので、評価は参考程度に。でもキャラはよくたっているので前作を読まなくても理解に困難はなかった。複雑そうにみえる物語が、一点にシュルシュルと回収されていく様は見事。ただ犯罪者の脇が甘いというか、すご腕の調査官たちの前で、そんなに大事な情報を出しちゃったらそりゃあつかまっちゃうでしょうというのはあった。あと、精神医学的にダブルバインド仮説って、今ではかつてほどの信用はないのではとも思った。フィクションとしてなら、よくできた装置として受け入れられるが。
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前作が面白かったのでシリーズ化したことに喜んだ。多少現実離れしているけれど、そこは娯楽小説と言うことで素直に楽しむ。とにかく三人の個性が光る。一花がダントツだけど、乙女的なはずなのに猟銃を持っているそのギャップがいい。子供との戯れ方に笑う。淳太郎の洞察力や女性を虜にする技?も見事だけど。そんな濃すぎる二人を藪下がうまくフォローしているからこそ面白いトリオなんだろう。今回もまた恐ろしげな人物が出てくるけれど、この純粋に楽しむ悪意を持つ人間って現実にいそうな気はする。現実離れの面白さと現実的な怖さがあるところがこの小説の魅力なのかもしれない。次も期待して待とう。
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賞金稼ぎシリーズの2作目。冒頭の数ページで引き込まれました。その後もダレることなく予想外の真相へ。ヘヴィな題材でしたが本筋には必要ないと思われる丁寧な情景描写が潤滑剤となり読み進めさせてくれました。藪下が用意する朝食がうまそうでした。食べ物がうまそうな小説はいい小説ですね。伏線というか主人公たちそれぞれが抱える課題が用意されており今後の展開が楽しみです。
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後半一気にスピードアップ。極めて異様な犯人に不気味さと恐怖を感じた。ここまで用意周到にやられると感嘆せざるを得ない。一花の取り込まされそうになるところからの周りの助けもあって反撃するところに撃たれたぜ。
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チームとしての一体感があり、前作よりも読みやすかったです。タイトルにある二重拘束の怖さがしっかりと書かれていました。
賞金稼ぎ感は薄かったですが、協力者も少しずつみられてきて、次回作が楽しみです。
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末は警視総監かと言われた元刑事の薮下、大企業の御曹司で警察マニアの淳太郎、一見乙女だが凄腕ハンターでコミュ障の一花、この3人で立ち上げた刑事事件専門調査会社「チーム・トラッカー」への初依頼は、「夫婦相打ち死亡事件」の妻の方の両親からのものだった。真相を調べてほしいというものだが、初手から非常な困難が伴う調査で、途方に暮れるしかない。
奇妙な3人組のやり取りが面白いが、中盤を過ぎるころから展開は加速する。裏で糸を引く思いもかけない人物が浮かんでくるのだ。題名の「二重拘束」は英語でダブルバインドだが、この実態が恐ろしい。ブラック企業、カルト、テロ集団などで使われる手法なのだ。
最後は、もっと徹底的にやって欲しかったなあ。
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前作でキャラに馴染めたので、気楽に楽しめた。
それぞれの人の良さが、なんだか微笑ましい場面もありながら、謎解きとしても成立してる。
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「賞金稼ぎスリーサム」続編。
藪下、淳太郎、一花の3人は、日本初の刑事事件専門調査会社「チーム・トラッカー」を立ち上げた。最初の依頼は、3年半前に起きた「夫婦相討ち事件」の遺族から。事件は「殺し合い」ということで決着しているという・・・。
面白かった。
内容もさることながら、淳太郎、一花のキャラがとても良い。
(図書館)
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チーム・トラッカー第2弾
元刑事 大企業の御曹司にして警察マニアなチャライケメン 凄腕ハンターで可憐な少女
個性的すぎる3人が刑事事件専門調査会社を立ち上げ最初の調査に挑む
面白かった
3人とも好きだけど特に一花が好き
命と真剣に向き合う危機迫る感じがいい
もっと狩りにも出てほしいと思えるほど勇ましい
人とのコミュニケーション能力に欠け 危ういところはなかなか改善されないけれど 2人が真剣に心配しているのがちゃんと伝わってよかったな
もう騙されて傷付かないでほしい
続編にも期待
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チーム・トラッカー第二弾。前回はこれが面白いのか半信半疑でイマイチ、キャラクター設定に理解ができなかった。序盤もこれがシリーズ化されてもなんだかなぁ、なーんて思っていたのに。
一花ちゃんの本気度があがってくるにつれどんどんヒートアップ。公安の刑事さんも常連になりそうな予感までしてきてすっかり虜になってしまった。それにしても今回の犯人。とにかく後味悪すぎ。ほんと怖かった。