読割 50
電子書籍
左京区桃栗坂上ル
著者 瀧羽麻子
左京区シリーズ最高傑作、待望の文庫化!〈女子読み恋愛小説第1位〉の『左京区七夕通東入ル』、第2作『左京区恋月橋渡ル』につづく、「左京区」シリーズ最新作にして、幸福度200...
左京区桃栗坂上ル
左京区桃栗坂上ル (小学館文庫)
商品説明
左京区シリーズ最高傑作、待望の文庫化!
〈女子読み恋愛小説第1位〉の『左京区七夕通東入ル』、第2作『左京区恋月橋渡ル』につづく、「左京区」シリーズ最新作にして、幸福度200%の最高傑作が、ついに文庫化!
会いたいひとは、幼いころに遊んだ“お兄ちゃん”――。
父親の仕事の都合で引っ越してばかりだった上原璃子は、4歳の時、奈良で安藤果菜と出会う。
二人はすぐに仲良しになって、青果店を営む果菜の家で毎日のように遊んだ。それに時々つき合ってくれたのが、果菜の3歳年上の兄・実だった。
やがて上原家は奈良から埼玉へ引っ越し、璃子と果菜は離ればなれになるが、高校進学のタイミングで家族は大阪に移り、二人は久しぶりに再会する。
その頃“お兄ちゃん”は大学に進学し、京都の学生寮で暮らしていた。
璃子はそれから“お兄ちゃん”のいる大学に進学。
キャンパスで“お兄ちゃん”が紹介してくれた仲間は、どれも不器用でどこかクセのある理系男子ばかりだった。
4回生になった“お兄ちゃん”は大学院進学をひかえて研究に追われていたが、ある秋晴れの日、璃子と“お兄ちゃん”にとって人生を左右する事件が大学で起きる・・・・・・。
璃子が長年こころに秘めてきた恋の行方は?
シリーズ最大規模の恋の嵐が「左京区」に吹き荒れる!
読後、きっとあたたかい風に包まれます。
(底本 2021年8月発行作品)
※この作品は単行本版として配信されていた『左京区桃栗坂上ル』の文庫本版です。
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紙の本
ほのぼのしている
2023/10/21 13:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
左京区シリーズ最新作。(完結?)
安藤くんと幼馴染の女の子(妹の友達)の話。
優しいほわっとした雰囲気なのは前2作と同じだけれど、恋愛だけでなく、いろいろないのち、とそのつながりについても描かれている。
それらも出逢いがあればこそ。
大学ならではの研究のことや、いのちのこと、出逢いなど人間愛的なことも含めて穏やかに描かれる。
瀧羽さんもテーマは命と言われているとおり、人間も含めたいろいろな生き物への愛も感じられる。
日常の暮らしの中にある大事なことに気づける感性を磨きたくなる、かわいくて優しい、嫌味のないお話。
中高生くらいからでもこの三部作は読んでほしい。
奈良の子の喋り方はもうちょっとおっとりしている気がするが、字からそれぞれのキャラクターの人柄というか雰囲気が伝わってくる。
紙の本
脳内小説
2022/03/14 15:35
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうして、理系男子はこういうもの、文系女子はこういうものっていう書き方をするんだろう。
あと、やたらとテンプレ的な出会いが多い。
超ブラコン男子はLGBTかと思った。