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白い本の物語 〔新装版〕
著者 重松成美
愛書家であった父を亡くした少年・リュカは、パリの街でショーウィンドウに飾られた美しい本を見つけた。そこで出会った本の装飾家、ステファン・ボッシュに連れられ、製本家、ステフ...
白い本の物語 〔新装版〕
白い本の物語 新装版 (IKKI COMIX)
商品説明
愛書家であった父を亡くした少年・リュカは、
パリの街でショーウィンドウに飾られた美しい本を見つけた。
そこで出会った本の装飾家、ステファン・ボッシュに連れられ、
製本家、ステファン・ルイの待つアトリエへと足を踏み入れる。
父が愛し、ふたりのステファンが生きる、製本と職人の世界に
すっかり魅せられたリュカは、彼らの工房に通い始める。
自分の居場所を求めて――
2011年にIKKICOMIXrareシリーズとしてスマッシュヒットを飛ばした表題作に、描き下ろしの新エピソード34ページ分を追加し、新装版として復刊。
少年・リュカとふたりのステファンにまた会える。
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紙の本
いちばんになりたくて。
2015/10/17 21:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひでり - この投稿者のレビュー一覧を見る
リュカがステファンとルイの二人に抱いた感情は、幼少期に私が母と兄に対して抱いた感情そのもので。どんなに母を想おうとも、私の知らない母を兄は知っていて、兄が母と過ごした月日を私が共有することは永遠にないのだと悟った時、どうしようもない虚無感に襲われた。そして読後、未だにほんの少し、兄に嫉妬している自分を思い出す。どうして人は、私は、誰かの「いちばん」になりたがるのだろう。
電子書籍
うーん
2023/09/09 23:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
本職人と一緒に自分の本を作っていく少年の話なんだけど、絵がかなり白っぽくてせっかくの本づくりの工程がイマイチ映えない。