「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
わかりやすい
2022/09/12 09:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
水俣病問題について、証言を交えて分析されていて、よくわかりよかったです。忘れてはならない事柄だと思いました。
紙の本
2000/4/4地方経済面
2000/10/21 00:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、一九九六年に東京で開かれた「水俣・東京展」での水俣病患者の講演を採録、さらにその後に聞いた内容も加えて構成した関係者による証言集。水俣病公式確認から四十年を経て初めて語ったという人の話など「肉声」での体験談の数々は、だれもが記憶に刻み、次代に伝えるべきメッセージといえよう。
水俣病は健康被害だけでなく、いわれなき差別を生み、地域社会の人間関係も破壊する「社会病」だった。本書はこのように主張し、「証言」を通じて患者たちの思い、今も続く苦しみを提示する。「一人ひとりの固有の人間苦」を語り、「魂の救済」を求める声は、改めて「水俣病は終わっていない」との重い読後感を読む者に残す。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000